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実際、居宅ケアマネの仕事ってどんな感じ?

居宅ケアマネを経験されてる方は、仕事内容や流れがイメージできると思いますが、

ここでは未経験の方に向けて、居宅ケアマネの仕事がどんな感じなのかを短略化してみました。


仕事の内容面では

まず、居宅ケアマネの仕事内容を簡単に説明しますね。

・業務内容は大きく4つ

えだまめでは未経験の方には、居宅ケアマネの仕事は4つの業務があるということをイメージしてもらっています。

<居宅ケアマネの仕事は大きく4つ> ①ケアプランをつくる ②連絡調整をする ③給付管理~請求業務 ④研修・会議に出席する

実際には、これらが絡み合って1つの業務になっていますが、混乱しないように分けているんですね。

念頭に置いておくと、いろいろな過程で整理しやすく吸収の幅も広がっていきます。

・4つをもう少し詳しく説明したPDF↓↓

・プラン作りと書類作成の流れ(状況別)↓

上記PDFは、新人研修でも使っている資料の一部ですので、良かったら見てみて下さいね。

給与体系はこちらが参考になります。

・1ヶ月の流れはこんな感じです

居宅ケアマネのスケジュールは、先に1ヶ月のスケジュールを決めます。

1ヶ月のスケジュールを決めると、各1日のスケジュールが自然と決まってくるんですね。

<月の上旬・1~10日の流れ>

毎月 7日くらいまでに、前月の給付管理業務を終わらせる。↓その後、10日までに国保連へ請求。↓給付管理と国保連請求があることを意識し、訪問+モニタリング・アセスメントなどをどんどん進めていきます。

<月の中旬・11~20日ごろ>

訪問+モニタリング↓アセスメント↓プラン変更なら、計画書の更新+担当者会議

<月の下旬・20日ごろ~31日>

20〜25日を目安に次月の提供票の送信。↓その頃までに、全利用者さんのモニタリング訪問はほぼ終了している状態に。↓ここまで来たら、計画書の整理、書類のチェック、次月の予定確認と調整。↓再びやってくる給付管理や、次月のスケジュールに備える。

上記に加えて、年間計画で決めた研修や事例検討会に出席するのが、居宅ケアマネの1ヶ月の流れになります。

大まかな流れですが、先に1ヶ月のスケジュールを決めると、1日のスケジュールが自然と決まってくるんですね。

・1日の流れはこんな感じです

居宅ケアマネの1日の流れは何通りもありますが、通常の流れの一例はこんな感じです。

ここでは、月の上旬・中旬・下旬の3パターンで例をあげてみました。

<1日の流れ(月の上旬)例>

9:00〜1日の予定、メール、FAXを確認10:00〜1件目訪問・モニタリング、アセス、記録 〜移動(訪問先での記録にはタブレットを使用)11:00〜2件目訪問・モニタリング、アセス、記録 〜移動12:00〜 休憩13:00〜3件目訪問・モニタリング、アセス、記録 〜移動14:00〜帰社後、実績入力・確認、給付管理業務15:00    〃16:00    〃17:00〜日報、ホウレンソウ、翌日業務の確認18:00〜 帰宅

<1日の流れ(月の中旬)例>

9:00〜1日の予定、メール、FAXを確認10:00〜1件目訪問・モニタリング、アセス、記録 〜移動11:00〜帰社、書類作成。各サービスに調整・問合わせ・申込み・電話対応、事業者訪問のための資料準備など12:00〜 休憩13:00〜2件目訪問・担当者会議、記録 〜移動14:30~3件目訪問・モニタリング、アセス 〜移動15:30〜帰社。書類作成、報告書確認、FAX、郵送物仕分け16:00    〃17:00〜日報、ホウレンソウ、翌日業務の確認18:00〜 帰宅

<1日の流れ(月の下旬)例>

9:00〜1日の予定、メール、FAXを確認9:30〜次月の提供票の送信10:30〜翌月のスケジュール確認。追加モニタリングや、訪問アポイント11:00    〃12:00〜 休憩13:00〜訪問・担当者会議、記録 〜移動14:30~帰社。書類作成、整理、収納、電話対応15:00    〃16:00    〃17:00〜日報、ホウレンソウ、翌日業務の確認18:00〜 帰宅

このように、あくまでも一例ですが、1ヶ月、1日の流れはこんな感じになります。

ここに、研修や事例検討会への出席や、
私用で仕事から離れるならどの時間帯が良いか・・
反対に、どの業務なら時間をずらせるか・・

みたいに考えていくと、うまくスケジューリングが出来ていくイメージですね。

気持ちや感情の面では

では、居宅ケアマネとして働いた場合に感じる気持ちの面では、どんなことがあるのか?

実際に、えだまめの代表ケアマネに聞いてみました。

・難しいところ、ツラいところ

利用者や家族の要望が多様化している。

→介護サービス以外に、生活全般のサポートも視野に入れるため、どうしても要望が繊細になってきてしまうんですね。

利用者と家族の意見にズレがあるとき。

→利用者の状況と意向、家族の状況と意向がかみ合ってない時があったりもします。

難しいケースや、前例がないケース。

→グレーゾーンな部分が、正直言って存在しています。こんな時は、あらかじめ相談できる人脈みたいなものを持っておくと安心できます。

利用者・家族の無知識からくるクレームとらえ方や、勘違いからくるクレーム

→不可能な事を「聞いてもらえない」などと捉えられてしまうとこが、たまにあったりします。

・よくされる質問や相談内容の例

居宅ケアマネがうける質問や相談を、利用者・家族・事業所・各機関別に例をあげてみました。

・この仕事のおもしろいところ

他社のケアマネに仲良くなった人ができると超楽しい。

→自分達で、何か始められる気持ちになってワクワクすることがあります。

人間性の面で、自分が向上していく感覚。

→特に知識や経験が積みあがっていく時(自己満足っぽいですが ^ ^ ;)

なければ作る。という開拓意欲みたいなものがわき上がってくる。

→本業以外のところで、みんな始めてます。笑

→不特定多数の利用者さんや、家族との関わりの中で勉強になり、人脈が作れる→助けてもらえることがあったりもします。

まとめ

居宅ケアマネの仕事が、どんな感じなのかを紹介してきました。

仕事の内容面 ・業務内容は大きく4つ ・1ヶ月の流れ ・1日の流れ 気持ちや感情の面 ・難しいところ、ツラいところ ・質問や相談内容の例 ・この仕事のおもしろいところ

えだまめケアプランでは、まずは「ケアマネ自身が満たされる環境」を作ろうと考えたんですね。

私たちが在宅ワークと、みなし労働時間制に着目したのは、そんな理由からでもあります。

給与体系については下記が参考になりますので、ぜひ見てみてくださいね。

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