UCGのすゝめ番外編~アーク編~
皆様は、1/26に行われたUCGの大型大会である
Battle Spirits タイアップ記念カップを見ていただろうか。
この大会においての中心としたテーマとして「メビウス」が挙げられる。実際に「ティガメビウス」、「メビウスヒカリ」が大会のベスト12の大半だった。その理由を一言で言うなら
このBP02-069の存在が極めて大きいと考察する。
今回はメビウスの解説ではないため詳しい話は省略するが、メビウスというテーマのパワーを跳ね上げるのには十分すぎるものだった。
そんな大会の中で2デッキ、ベスト12に入ったデッキが存在する。
それは4位の「純アーク」そして6位の「ブルロッソ」である。
そして今回はなぜ「純アーク」が勝ち残ったのか、「純アーク」デッキの一体何が強いのかを私の視点や考えで語っていこうと思う。
基本情報
枚数について
まず、デッキの枚数と各レベルの割合から考えていきたい
レベル1 9枚 3種類
レベル2 16枚 4種類
レベル3 17枚 5種類
シーン 8枚 2種類
という割合だ。
この割合は1、2、3のレベルアップを作ることはもちろん
2、3のレベルアップからグレードを1上げる効果によって戦うことも念頭に置いたとても合理的なデッキであると言える。
そしてこのデッキには2つの「アーク」が存在している。
何故、ゼロを入れないのか
また、公式の動画で取り上げられていた通り、アークゼロというデッキタイプも確かに存在し、そのデッキは確かにメビウスにメタを張れる性能はしている。しかし、2弾の新規である
このメビウスのタイプが剛力である点が大きい。
デッキタイプとして対面予測される「ティガメビウス」に強い
この一枚が刺さらず、先行を奪取されたり相手の手札の消費を強制できなかったりと中々につらい事になってしまうのだ。
詳しいところは現在書いている「プレイング編」で書くつもりなのでここでは記述しない。今は、対策が刺さりづらくなったから採用の判断が怪しくなったと考えてもらえば良い。
それならということでこの選手はデッキそのものを変更し「純アーク」を大会に持ち込んだのだろう。流石と言わざるを得ない。
ちなみに自分といつもUCGを一緒にやっている友人とはこのデッキのことを「アークアーク」と呼んでいる。なぜなら、このデッキは2つ「アーク」に別れているからである。ではその役割を確認していこうと思う。
2つの「アーク」
1弾アーク
まず、一弾で登場したシーンを張り替えるアーク(通称台パンアーク)に注目したい。このカードが採用された理由として素打点18000打点とシーンメタが有効な環境であったという点が挙げられる。特に「メビウス」は
がとても強力。2弾の新規により、さらに安定して効果を使えるようになり放置してると負けが見えてくる。
そのカードを排除できるだけで戦況がかなり有利になるのは明らかである。
その張替え先も
これがあり、+2000出来るのは本当に優秀なのである。
2弾アーク
次に、2弾のアークについて解説していく。
2弾のアークを象徴するカードが
この一枚なのである。登場時を使い回せるので、
を何度も使い高打点を並べていく。状況によっては手札をある程度温存できたりする場合もある。その点も、今書いている「プレイング編」に書いていくので乞うご期待(宣伝)
重なる「アーク」
しかし、この2つの「アーク」はがっちりと一つに重なるのである。
その理由となる1枚が
この一枚である。これは一見、手札を入れ替えるように見えると思う。
しかし実際に起っていることは
墓地から1枚「アーク」を手札に加えているのに等しいのだ。
この強さ、ちゃんと説明しよう。
手札の状況に合わせ墓地にある好きな「アーク」を回収できる。
つまり、どういうことかわかりやすい1枚で例えると
やっていることはこのカードと大差ないのである。
しかし、しかしだよくよく思い出してほしい。
シーンカード発動フェイズはキャラクターをセットするより前にある。
つまり、
手札の状況に合わせて「アーク」を回収し、その上セットまで可能
ということをしており、めちゃくちゃ強いことがわかるだろう。
そのうえ捨て札を肥やすカードも
この通り、優秀なのである。つまるところ
めちゃくちゃ安定性が上がった
ということだ。そして「アーク」であることに変わりはないので互換性も高い。そりゃ強い。
だって素打点で18000打点2面展開にどこでも配れる+1000とかやられたら流石に勝てないよ、うん
まとめ
「純アーク」の強さは環境に強く安定しているところ
である。
良ければこれを見た人も使って「さまよえる未来」の強さを体験してみてほしい。ほんと、ぶっ飛ぶから。
あとがき
何故、これを書いたかについて最初に書かなかった理由は結構個人的な理由になってしまうからで、このデッキの互換みたいなデッキを持ってこられた時ほとんど勝てなくて、なんでだって必死に研究したら安定性良すぎるの気づいて、このデッキ複数上位上がってるかなって思ったら一人しか上がってなかったのめっちゃ悔しかったからこのnoteを読んでくれた人だけでも何故強いのかということを知ってほしかったからです。はい
という訳で次回は「プレイング編」
わかりやすく書くぞぉ