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新品のノートをめくって最初のページは何も書かずに2ページ目から書くことが多い。理由はよく覚えてないが、確か小学生の時同級生がそうしているのを見て何となく真似してみただけだったと思う。
そういやなんで1ページ目使わなかったんだろう。めくっていきなり書かれているとなんとなく恥ずかしいからか。
昔から何かを伝えるという行為が苦手だ。こうして文章を考え書くことも大の苦手だし、もっと言えば人と話すことも苦手である。
それは年々増していき、更に近年の新型ウイルス流行に伴い人と会う機会が減った(もともと人に会うこと自体が少なかった)ことで余計に拍車がかかり、コミユニケーション能力が自分史上最大に低下してしまった。
人に会いたいけど会っても話すことがない。自分の話をするのもあまり好きじゃないし。
話しを聞くだけならいくらでも聞くけど、自分の話なんて話すことあったっけ。ないな。
あれ、「話」だっけ「話し」だっけ。
そもそもプライベートで全然人と会ってないため会話が成立する自信が全くない。変な間が生まれて気まずくなったり、おかしな日本語になったり、早口になって吃りが頻発する可能性もある。
そうもなれば決まって家に帰った後「ああああああああぁぁぁあ!!!!」と発狂し酒を呑みながら反省会をするのだ。
おい待て、日本人として30年以上生きてるはずだぞ自分。
という、くだらないの中に心底くだらないことを並べるとそこそこな量になるなぁと思ったため2ページ目にペンを走らせる感覚になったのです。
きっとこのノートは普段人と関わることを苦手とする人間が「伝える」という技術を向上させるべく好きなことや思ったことを書き連ね、文章と会話力を今より少し上手くなることを目標とする1冊になるでしょう。たぶん表向きは。
ここまで読んでくれたそこのあなた。どうもありがとうございます。
自分は口が開けば暗い話しか出てこず周りに気を使わせてしまうことがしょっちゅうな者ですが、ここでの暗い話は少しでも色をつけ、くだらなく且つポップに書けたらいいなと思います。
申し遅れました。
わたくしは「あなたの中で1番どうでもいい人間」エダカオルと申します。よろしくお願いいたします。