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オーディションのこと。

数え切れないくらいオーディションというものを受けてきましたが

最近、ポジティブな空気で丁寧に見てくれるオーディションに行くことが増えて
すごくすごくうれしいです。

もちろん
基本的にオーディションていうのは
ようこそ、ありがとう、よろしくお願いします。
のお互いリスペクトな空気感で運ばれるものがほとんどですが

たまーに、
たまあにね。
中には
やっぱり
オーディションの最中も
わたしたちより携帯見てる時間の方が長いなあお忙しいんだろうなあ大変だなあわたしは今誰に向けてこの演技をしているのだろうていうかわたしの芝居誰も見てないのにわたし芝居してる図って相当面白くなーいやばーいうけるーむしろこのシュールな時間めちゃくちゃたのしいじゃーんひゅうーみたいなひともいるんです。

たまあにね。

そんななか、
落とすために見るんじゃなくて、
どうしたらこのひとの素敵さを引き出せるんだろう、って言う視点で見てくれるみなさんがいらっしゃいまして
さらにそういう場所にオーディション行くことが増えて
万歳という気持ち。

オーディションルームがポジティブな空気だと、リラックスして臨めるのはもちろんなんだけど
終わったあとの清々しさがねえ
まるで違うんですよねえ。
健康的。

オーディションて
不合格だったとしても、今回はわたしとクライアントさんとの間にご縁がなかったってだけなんですが
ともすると
自分の人間性とか自分の価値まで否定された気になっちゃうから
あーこのオーディション受けて良かったなあ。
って思って一日を終えられるの最高。

さらにそんな環境でお仕事決まったらさらに最高。

モデルはオーディションのときブックと呼ばれるこれを持参します。
中身はポートフォリオというか、お仕事の写真を厳選して作った俺的ベスト写真集のようなものです。
最近は必要ないことも増えたけど。

モデルが言うところの「ブック」は
「book」ではなくて
「きっぷ」の発音の
「ブック」です。

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