ecさむらい チャレンジ Day4: 画像生成AIの比較 Ideogram か Canvaか Midjourneyか?
こんにちは、ECさむらい・チャレンジのアンジンです。
今回は、ロゴ作成に最適な画像生成AIを探るべく、Ideogram、Canva Pro、Midjourneyの3つのツールを比較してみました。
画像生成AIの概要
まず、それぞれのツールについて簡単に説明しましょう。
Ideogram: ディープラーニングを使った画像生成AI。アニメ風の画像生成に特化しており、英語の文字を正確に描写することができます。ブラウザー上でプロンプトを入れることができます。日本語プロンプトOKです。無料で使えます。
https://ideogram.ai/t/exploreCanva Pro: オンラインデザインプラットフォーム。年間10,800円かかりますが広範囲のテンプレートや素材を提供しており、ロゴ作成に適しています。
Midjourney: ディープラーニングを使った画像生成AI。芸術的で独特な画風が特徴です。最近では英語の文字も描写できるようになりました。
Discordというコミュニティアプリで画像生成します。
Slackよりは取っつきやすいと思います。プロンプトは英語です。
日本語を理解できる虹ジャーニーというのも一緒に使えます。問題は無料枠が無いこと。マンスリーで12ドルかかります。
他にも色々ありますがわかりやすく3つにしぼりました。
ロゴ作成に最適なAIは?
結論からいうと、ロゴ作成にはIdeogramかCanva Proがおすすめです。
あくまでロゴなので文字が必要なケースも多いです。
画像生成AIで文字を表示できるのはIdeogramとMidjourneyだけ。(だとおもいます) 文字は英語のみ。 失敗することも普通にあり。
そんな中でロゴを作成するには?
Ideogramの強み
Ideogramは、現時点で英語の文字を非常に正確に描写することができます。ロゴに英語のテキストを使用する場合、Ideogramは優れた選択肢です。
Tシャツデザインなども得意です。
ただアニメ風の人物はちょっと苦手なときもあります。
無料でも画像生成できますので試してみると良いでしょう。
プロンプトですが最初はコツがいるし英語なのでGPTsでIdeogramで検索します。するとプロンプト作成GPTsがでてきます。 Ideogramは日本語も理解できます。
英語、日本語プロンプトで出てくる画像に違いはあまりありませんでした。
プロンプトはこれだけ
「"ec Samurai' という文字が入ったロゴ。女侍がたっている。背景白。」
どうでしょう。このままでもいけるのでは?無料枠で作成しました。
Canva Proの利点
一方、Canva Proは、ロゴ作成に特化したテンプレートや素材を豊富に提供しています。デザインの知識がなくても簡単に professional なロゴを作成できます。
最大の利点は日本語が使えること。
日本語を使用したロゴであれば今は画像生成AIだけの利用は不可能になります。
ただし年間10,800円の課金は必要です。
Midjourneyの可能性
Midjourneyも最近では英語の文字を描写できるようになりました。場合によっては、Ideogramよりも優れた結果を生み出すことがあります。ただし、Midjourneyの芸術的な画風がロゴに適しているかは、ケースバイケースです。
ロゴよりも幻想的な絵や微細なリアル写真、イラストに向いています。
ロゴをつくろうとすると余計な文字が入ることも。
文字を無くし呪文もありますが制御しきれない難点も。
イマイチに感じるかも知れませんが、シンプルなロゴ作成に限った話です。
ec samuraiを入れたロゴを造ってもらいました。
1番目などは悪くないですね。
組み合わせの妙
ロゴ作成には、これらのツールを組み合わせるのも一つの手です。例えば、MidjourneyやOpenAIのDALL-E3で背景を白にした画像を生成し、それをCanva Proに取り込んで文字を追加するという方法があります。これにより、AIの生成力とCanva Proの使いやすさを同時に活用できます。
なお各画像生成AIに画像だけ作らせた結果がこちら
Ideogramの作品
Midjourneyの作品
Midjourneyはバージョンを下げることでこうした子供の描いたような絵も出せます。これでロゴをためしてみてもよかったかもしれませんね。
Leonardo AIの作品
他にLeonardo AI、DALL-E3、MicrosoftのBingの画像生成などもありますが特徴が明確なのはこのIdeogramとMidjourneyに感じています。
プロンプトは生成AIに書いてもらおう
画像生成AIのプロンプトは英語だけというのも多いです。
日本語を使えたとしても最初はChatGPTに◯◯向けのプロンプトを作ってください。とお願いすると安心です。
ChatGPT課金ユーザーでしたらGPTsで探すと良いと思います。
なぜかStable Diffusionのプロンプト作成を探したときの様子。
まとめ
ロゴ作成には、Ideogram、Canva Pro、Midjourneyのいずれも一長一短があります。プロジェクトの要件に応じて、適切なツールを選択することが重要です。また、これらのツールを組み合わせることで、より創造性豊かなロゴを作成できる可能性もあります。
ぜひ、様々なツールを試してみて、自分に最適な画像生成AIを見つけてください。素晴らしいロゴ作成を!
最後までお読みいただきありがとうございました。
アンジン