第三種冷凍機械受験にiPadは必需品だと思った話

 ここでは、2022年度の第三種冷凍機械合格までのプロセスを書いていこうと思う。
まず、受験手数料は9800円である。
次に、購入した参考書だが、以下の2冊を購入した。
1.2020年度第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 電気書院編(メルカリ)
2.工学教科書 炎の第3種冷凍機械責任者テキスト&問題集 石原鉄郎(ヤフオク)
合計1900円
さらに、合格後には、合格証明書みたいなものの発行のため、3400円の領収証紙代がかかった。
以上、受験手数料含め15100円に資格勉強のためのカフェ代、試験当日の交通費等もかかってくる。
これだけのお金を払ってもやる気になるのがいつも試験直前なのが困るところである。(笑)

 本格的な勉強スタートは、11月中旬受験から4ヶ月程前からだったと思う。

7〜8月
 次に次に勉強の進め方であるが、初めに上記1の参考書を見ても全くわかる気がしなかった為、
有名なecholand-plusのサイトで勉強を進めた。サイトでの勉強はまだ、乗ってきていなかったため、7〜8月は週3時間程度だったと思う。(笑)
参考書を開くとすぐに分かると思うが、第3種冷凍機械は関係規定の理解を避けて通ることは出来ない。関係規定は以下の6つである。
・高圧ガス保安法
・一般高圧ガス保安規則
・容器保安規則
・高圧ガス保安法施行令
・冷凍保安規則関係例示基準
・冷凍保安規則
これらを理解しながら、勉強を進める必要がある。もちろん、試験に出やすい項目、内容は一部ではある。しかし、その一部の内容に関しては深く理解していないと、2022年度試験では引っ掛け問題に引っかかって間違えそうな問題が多いような印象であった。
そのため、上記規定をある程度は確認しながら法令問題を解く必要があると思う。
私は勉強するにあたって、iPadが非常に役立った。全ての規定をpdfでiPadにダウンロード(ネットにあがっているので全て無料)し、問題の解答を確認する際に、いちいち規定を確認し、マーカーをひきながら理解を深めていった。iPadであれば、検索もしやすいので、上記の多くの規定の中から必要な情報を素早く見つけることができる。
一通りの問題を解きながらマーカーをひくことで、出題されやすい範囲がわかり、間違えやすい内容についてはノートにまとめたりして勉強を進めることができた。
もちろん勉強する際はiPadを持ち歩くだけでいいので参考書等がかさばらずに済んだ。

9〜10月
 サイトでの勉強で概ね全体像が理解できたと思い、上記1の参考書を解き進めていった。解き進めると、法令に関しては、比較的早い段階で合格点を取れるようになった。
しかし、保安に関しては、なかなか合格点どころか選択問題の選択肢の内容全部を理解できるレベルにも達することができなかった。これではいけないと思い、10月に上記2の参考書を追加で購入した。
2の参考書は、主に間違えやすい単語を確認する際に利用した。例題等を解きながら、知らない単語を地道に減らしていった形である。

11月
 11月に入ってからは、合格点に達していなかった保安を中心に過去問・模擬問題を解いていった。上記2つの問題集の試験形式の問題は全て1〜2回ずつ解いて、合格点に達するまでひたすら解いて理解を深めていった。このくらいには、平日は一日1時間、休日は一日4時間くらい勉強していたと思う。
試験当日
当日の試験を解いた印象としては、思ったより難しかった。引っ掛け問題が多く、苦労した方も多いのではないだろうか。私も手応えとしては合格は微妙かなといったところであった。

1月、合格発表
 どうかなーくらいの気持ちでネットを確認したが、合格していてひと安心であった。過去に受験した資格と比べても手応えはない方だったし、自信もって知識が身についたとは言えないが、一応一通り勉強したし、これから仕事などで「これ昔勉強したことやん!」と言えることが大事くらいに考えている。(笑)


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