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夜活も良いものよ
一時期、朝活が注目を集めたことがあった。
今も早朝に起きて朝活をされている人も多いと思う。
しかし。
わたしは朝早く起きることが苦手だ。
早朝アルバイトをやっていたこともあるが、毎日となると早起きが続かない。
「夜ふかし」はあまり良いもの、として捉えられることが無いのだけれど、わたしはここであえて夜活を勧めたい。
夜活のすすめ①「外が暗くて、明るさ調整しやすい」
日本の夜は一年を通して暗い。
さらにありがたいことに、室内電灯で調整が可能だ。朝、昼だと完全遮光の必要があるけど、周囲が暗いから明るさを調整しやすい。
特に集中したい時、暗さかあることで没頭しやすい環境を作りやすい。
夜活のすすめ②「みんなが寝静まって静か」
居場所にもよるが。
「草木も眠る……」という表現があるように、人々が寝静まった時間帯は何かに邪魔されることが少なくて静か。
夜の暗さも相まって集中しやすい。
集中しやすいから、作業が捗る。
また前述の暗さと静かさか相まって没頭モードが独特の発想の広がりや深みとともに自分の世界に浸れる感覚がある。
夜活のすすめ③「睡眠で一旦区切りができる」
朝だと、気分が乗ってきたところで次のやることのために、中断しなくてはならないこともあるだろう。また、何かをやった延長線上に次のことを始めることも多い。
徹夜は少し事情が変わるが、夜ふかしした後は大方眠ることになるだろう。もしくは、眠くなって終了かもしれない。
主体的かどうかはさておき、夜更かしの後はほぼ「眠る」、せいぜい「入浴」という行為で、一区切りが明確で気分転換やリセットがしやすい。
朝型?夜型?の話の前に
わたし自身は基本的に夜型ではあるけど、毎日夜更かしというわけでもなく。
朝型の方を否定したいわけでもないし「個人の感想」の域を超えないのかもしれないけど、日頃話題が出てきた時に夜型はあまり歓迎されない気配を感じることもあって書いてみた。
おそらく、朝が強い人も夜が強い人もいるのだろうと思う。
夜は強いけど朝が弱い人が「朝が良い」と一般的に言われるから、と朝型を目指してうまくいかずに「できない」ことに焦点を当てることはお勧めできない。朝が強い、夜は弱い人も然り。
その人の得手・不得手はあるもの。
また、固定的な特性というよりもその時自分にとって必要な方、良い方。
どこかのタイミングで変わる可能性もあるくらいのものなのかもしれないと思う。
一度両方を少しやってみて、その時自分はどちらかな?と試してみるのも良いかもしれない。
自分の一番集中力が発揮できる時間帯を見つけて、必要な時にうまく活用できると良いなと思うので、そのきっかけになれば幸いです。
これも自分のことを知ることのひとつ。
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