大型大会7勝4敗 アークリゲルデッキ解説
こんにちは、ホクロといいます。
今回は、名古屋で開かれた2回の非公認大型大会で使用したアークリゲルを使用したデッキについて、解説します。
結果としては、
4/23 ニュー杯 2勝3敗予選落ち
4/24 七尾杯 5勝0敗予選1位通過 本線1回戦敗退
となり、通算7勝4敗でした。
デッキレシピ
・プレイヤーカード
各務原あづみ
各務原あづみEX
・イグニッションアイコン
戦いに臨むリゲル 4枚
蒼天の守護者リゲル 4枚
スプリングピクニック リゲル 4枚
アルタースナイパー リゲル 4枚
リターン・エース リゲル 1枚
ネコ耳ホリデー アンセル&シエル 3枚
・非イグニッションアイコン
青の監視者リゲル 1枚 ※スタートカード
リゲル&あづみ 最高のパートナー 3枚 ※スタートリソース
超越者【双星】リゲル 4枚
蒼き解放 リゲル 4枚
ソードリベレイター リゲル 4枚
蒼炎の機装者 リゲル 4枚
ファーストシャドウ アスル 4枚
オリジナルⅩⅢ TypeⅩ Mode〈A〉 2枚
Last Dance 4枚
エクストラデッキ
【紅刃天臨】リゲル 2枚
【剣誓『恋人』】あづみ 2枚
打ち砕け、その喪失 3枚
エンゲージ・ソードスナイパー 2枚
カードデバイスの変革者 1枚
約束のイデア リゲル 1枚
唯我の神意 ナナヤ 1枚
鬼謀の神機 アルダナブ 1枚
億刧なる『沈泥』ラハム 1枚
ロングアイランド改 1枚
ハーモナイズソード アルダナブ 1枚
トークンカード
蒼き無限誓装 各務原あづみ 2枚
注目カード解説
蒼炎の機装者 リゲル
このデッキの主役。能力は1面除去と1面展開。
レンジ能力があるので、自軍プレイヤースクエアの隣に出して相手のプレイヤーを攻撃するのが主な役割。
下の能力は、主にソードリベレイターを出す他、ドロー能力を持つ3コストを出しドローした後ディンギルに繋いだり、アルタースナイパーリゲルを出してアルターブレイクを狙ったりもします。
このカードでアタックした後に、このカードの能力で出したゼクスを素材にラハムやアルターブレイクを使用し、アタックの終わったこのカードを手札に戻すと、2枚目のスタートリソースの効果で再度展開して攻撃回数を増やすことも出来ます。
このカードを1枚しか引いていなくても、この方法で繰り返し使用する事が出来るので、スタートリソースを3枚入れています。
Last Dance
リゲルが赤を採用しやすくなった最大のメリットだと考えています。
このカードで相手のノーマルスクエアのほぼ全てのゼクスを破壊して、自分はアークリゲルとアルタースナイパーリゲルの能力で悠々自適にゼクスを並べて相手のライフを狙います。
リゲルはレンジを使ってライフを攻撃したいので、相手のゼクスは攻撃以外の方法で除去したいと考えています。しかし、アークリゲルの能力など、基本的には1枚しかゼクスを除去できません。
そこで、このカードでまとめて吹き飛ばしてしまえば、相手のゼクスを気にする事なくライフだけを狙って攻撃できます。
この点を評価して、相手のゼクスが多数並んでくる中盤以降毎ターン使うために、4枚採用としています。
超越者【双星】リゲル
蒼き解放 リゲル
アルターブレイクとリリースイベントの枠。
実はこのデッキの隠れた主役です。
リゲルデッキは、順当にプレイしていくとアークゼクスが使えるようになる4ターン目に、1ターンに4〜6回ほど相手プレイヤースクエアを攻撃する事ができます。しかし、プレイヤーEXの能力やライフ1で使えるゼクステンドライブの登場で、この攻撃回数では2ターンかけても相手ライフを全てとる事が難しいゲームが多く存在します。
そこで、このデッキでは上記の2種類のカードを使い、アークゼクスが動くより前の先行3ターン目や後攻2ターン目からライフへの攻撃を狙う事にしました。
やり方は簡単。先行なら3ターン目、5コストの時に上記の2枚をプレイするだけ。イグニッションと合わせて1〜2点ダメージを与える事が出来ます。
そして、後攻なら2ターン目、ネコ耳ホリデーアンセル&シエルからアルターブレイクリゲルを登場させ、リリースイベントの使用を狙っていきます。
ネコ耳ホリデー アンセル&シエル
蒼き無限誓装 各務原あづみ
蒼き無限誓装の効果は3コストのゼクスを手札に戻せるので、相手のプレイしてきたゼクスも除去しながらライフを攻撃できます。
さらに、アンセル&シエルの能力で登場したゼクスはターン終了時に手札に戻るので、次のターンに再びアルターブレイクとして使用する事もできます。
アンセル&シエルの強みはもう1つあり、盤面にリゲルかあづみが2枚いる状況なら、ソードリベレイターリゲルを登場させる事が出来る点です。
これにより、アークリゲルの効果以外でも高打点のゼクスを用意する事ができ、ファーストシャドウアスルの電影5のコストを作り出すこともできます。
今回のレシピでは引きすぎて事故る事を嫌って3枚の採用としていますが、後攻で確実にプレイしたければ4枚採用もアリだと思います。
Last Danceで簡単に盤面を開けられるので、効果でゼクスを出す場所を作りやすいのもポイントです。
各務原あづみEX
B40お気に入りの1枚。とてもかわいい。
採用を見送ったカード
リゲル★クリスマス
リゲルの強みともいえるカードですが、今回は不採用としました。
理由は2つ。
1つ目は、スタートリソースを複数搭載する事で、擬似的にリゲルクリスマスを使う事と同じ出力が出ると考えたからです。
リゲルクリスマスをテキストを確認しましょう。このカード、要は
手札+1 除去1回 盤面+1(リソース-1)
という効果となっています。
次に、スタートリソースからアークリゲルを出した時にどうなるか考えましょう。
手札+1 除去1回 盤面+1(手札-1)
という効果になります。とても似ていますね。
もちろんドロー枚数や除去方法など細かくは違うんですが、行動としてはほとんど同じなんです。つまり、スタートリソースを複数使用する事で、攻撃面では、リゲルクリスマス無しでもリゲルクリスマスと同じ出力が出せるという事です。
そして2つ目。リソースが減る事が致命的に弱く感じたからです。
Last Dance やリリースイベントなど1コストの動きが多いため、リソースは1枚でも多い方が行動回数が増えやすいです。さらに、アーク環境で多色デッキが多くなった結果、大会ではケットシーの市場を使用される事が多いと予想したため、やはりリソースは減らしたく無いと考え、リゲルクリスマスは不採用としました。
とはいえ、強力なカードである事に変わりはないので、今後の調整次第では採用し得るカードだと思います。
実際、同日に開催された大阪の非公認大会では、リゲルクリスマスを採用したリゲルが上位入賞していましたからね。
いつまでも二人で'20 リゲル
アスル・アークリゲル・アンセル&シエルから登場させるゼクスとして、強力な選択肢になります。
今回の構築ではLast Dance で除去してから動く事を想定したため、コストが減る条件を満たしにくいと考え採用を見送りました。
終わりに
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
リゲルデッキは構築に幅広い選択肢があり、個人によって様々なデッキレシピが存在すると思います。
このデッキレシピが、読んで頂いた皆様の構築の一助になれば幸いです。
この記事に書いてないけど、このカードなんで入れたの?など、ご質問ご意見等ございましたら、Twitter:@ecoohokuroまで気軽に声をかけてください。あづみちゃんの可愛い所を語り合いたい方も大歓迎です。
以上となります。またどこかでお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?