【テクノロジー】5Gで重要なミリ波とサブ6

 住宅街を歩いていると、ミリ波の5G基地局アンテナが約50m間隔の電柱に細かく設置されている珍しい地域を確認できた。それも一区画ではなく、かなり広い地域に設置されている。電柱への基地局アンテナ設置は珍しくはないが、ここまで細かく設置している例はあまりない。総務省の無線局の情報を確認しても、楽天モバイルは世田谷区のSub-6が約20局に対し、ミリ波は300局以上と極端に多いことが分かる

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2101/29/news018_2.html



次世代通信規格「5G」では、周波数帯として「サブ6」と「ミリ波」の2つが使われています。サブ6とミリ波は、サブ6が3.6GHz~6GHz未満、ミリ波が28GHz~300GHzの帯域を利用しており、それぞれ異なる周波数帯域を利用。

高い周波数帯を使うほど、1度に大量のデータを安定的に運ぶことができるので、通信速度がアップ。「ミリ波>サブ6>4G」の順番で、高速通信が行えると言えるでしょう。


サブ6のメリット
サブ6の周波数帯は4Gの周波数帯と近いことが特徴。周波数帯が近いことで4Gの技術を転用して、5Gとして運用することが出来ます。すでに4G基地局は全国に普及していますから、技術的な費用や時間をかけずに5Gエリアを広げることが出来るのがメリットです。

サブ6のデメリット
しかしながら、ミリ波と比較し広い帯域幅を確保できない点は、サブ6のデメリットでしょう。帯域幅が確保できないということは、データを大量に送受信できず、低速度化を招きます。



ミリ波とは?
ミリ波とは帯域幅が28GHz~300GHzと広いのが特徴です。これまで6GHz帯以上の帯域幅は、人工衛星などに利用されていましたから、まだほとんど利用されてきておらず、広い周波数帯を確保できます。サブ6と比較し帯域幅が4倍広いので、大量のデータを一瞬で送受信できます。

https://5-g.jp/sub6-extremely-high-frequency/

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