【企業】楽天ネットスーパーに本腰

https://sm.rakuten.co.jp/

https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2021/0301_01.html


2018年1月、当社とWalmartは両社の強みを活かしたユーザーへのリーチ拡大及びサービス向上を目的に、日本と米国における戦略的提携を発表しています。

2018年10月以降、当社とWalmartグループのみが保有する西友の合弁会社を通じてネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」を協働運営し、豊富な品揃え、お客様のニーズに応える十分な配送キャパシティ、楽天IDとの連携の強みを活かして順調に成長させているほか、米国においても電子書籍サービス「楽天Kobo」の展開において協業しています。

加えて、当社グループが保有する国内1億以上の楽天会員数やテクノロジーを活用して、西友を含む日本の小売業のさらなるデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進を支援するため、2021年3月、KKRグループ(は西友の持分65%を取得し、当社グループは小売業のDX推進を目的に新たに設立した楽天DXソリューション合同会社を通じて西友の持分20%の株式取得をWalmartから行いました。

引き続きWalmartグループは西友の持分15%を保有致します(※)。当社グループ、Walmartグループ及びKKRグループがそれぞれの強みを投入することで、Online Merges with Offline(OMO)施策やデータマーケティングなどにおけるさまざまなノウハウを活かし、全国の食品や日用品等の小売り事業者におけるDXの推進を支援することで、実店舗の新たな形態の実現を目指しています。

President and CEO of Walmart International, Judith McKenna氏からのコメントです。「急速に変化するグローバルリテール業界の中で、急速に変化するグローバルリテール業界の中で、ウォルマートは将来の成長から利益を得ることができるように、世界中で戦略的な株式投資を行っています。 私たちは長い間楽天と共に歩んできました。グローバル規模でのEコマースエコシステムを展開していくという楽天の挑戦は、多くの点で私たち自身の挑戦と重なるものだと考えます。」



ウォルマートについて、少し復習しましょう。

インドでは、フリップカートという会社に投資しています。アマゾンと対抗していたと思います。

2018年5月24日 米小売業大手のウォルマートはインドの電子商取引(EC)大手のフリップカートを160億ドルで買収し、株式の77%を取得することを発表(5月9日)した。この背景には、インドのEC市場規模が2017年の385億ドルから、2026年には約2,000億ドル規模まで成長すると見込まれること、インド中間所得者層やスマートフォン利用者の増加、第4世代通信サービスの開始などが挙げられる。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/05/c626d2ec114a80a1.html


日本市場は西友を通して参入しようとしていましたが、撤退です。日本の環境はなかなか難しかったのかもしれません(スーパーマーケット業界は独占になりにくいイメージ)。撤退しましたが、今回出資するというのはまだ未練があるのでしょうか。

楽天、KKR共同で西友買収 ウォルマート、実質日本撤退の背景と早くも焦点になる出口戦略 _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 _ 楽天、KKR共同で西友買収 ウォルマート、実質日本撤退の背景と早くも焦点になる出口戦略 _ 小売・流通業界で働く人の情 diamond-rm.net




今後のネットスーパー市場の動向から目が離せません。


以上です。


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