DAO(自立分散型組織)とDA(分散型アプリケーション)の違いをわかりやすく解説!
こんにちは、だいしょうです。
今回は「DAO(自立分散型組織)とDA(分散型アプリケーション)の違い」をわかりやすく解説します。
このnoteで解決できる課題
DAO(自立分散型組織)とDA(分散型アプリケーション)の違いがわかる
DAO(分散型自律組織)
DAOは、ブロックチェーン上で自律的に運営される組織であり、内部に価値を持つ資産を保有し、プロトコル(ルール)に従ってその資産を使用して報酬を提供します。
組織としての機能を果たすために、人間がプロトコルに従って参加することが求められます。
意思決定はスマートコントラクト(プログラムされたルール)によって行われるため、人間の介入が最小限です。
DAOについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
DA(分散型アプリケーション)
DAは、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションであり、特定のタスクを実行するためのアプリケーションです。
必ずしも資産を保有しているわけではなく、特定のサービスや機能を提供することを目的としています。
意思決定はアプリケーションのユーザーや開発者によって行われることがあり、DAOと同様にスマートコントラクト(プログラムされたルール)によって行われることもありますが、必ずしも自律的に運営されるわけではありません。
DAOとDAの違い
DAOとDAの違いは、内部資本があるかどうか?です。
DAOは、内部に資産を持ち、その資産を報酬として使用します。
例えば、DAOはトークンを発行し、それを通じて参加者に報酬を与えることができます。
対して、DAは内部資産を持ちません。
そのため、単にサービスを提供するだけであり、DA自身がトークンを発行し、それを通じて参加者に報酬を与えることはできません。
例えば、BitTorrentには内部財産がなく、BitcloudやMaidsafeのようなシステムには評判がありますが、その評判は売買可能な資産ではありません。
まとめ
DAO(分散型自律組織)とDA(分散型アプリケーション)の違いは、内部資本を持っているかどうか?
DAO(分散型自律組織)は、内部資本を持っている。
DA(分散型アプリケーション)は、内部資本を持っていない。