コア後期を終えて~マクロ
またもや更新が半年ぶりになってしまいました 笑
コロナウイルスなどが流行してしまっていますが,みなさん,いかがお過ごしでしょうか?
自分はM1の後期が終了しましたので,前期と同じく各教科の振り返りをしていきたいと思います.
予習などに役立てていただければと思います.
また,前回も書きましたが,サンプル数1なのでバイアスなどが含まれている可能性は非常に高いということはご了承ください.
今回はマクロ経済学の振り返りです.
主な内容
マクロ経済学は特に担当教員の方によって内容が異なるようなのですが,自分が今回教わったのは動学的計画法(DP)の解き方と様々なケースでのDPでした.
まず,非連続的な経済モデルの最適解の導出法としてDPを学び,その後,動学的非整合性や動学的ゲーム理論,動学的競争均衡学ぶという流れでした.
マクロのコアワークにおいて動学的ゲーム理論まで扱うのが一般的なのかはわかりません.しかし,講義の中でそこまでのゲーム理論の知識は要求されなかったのでゲーム理論の知識に関して心配する必要はないと思います.
せいぜい学部中級程度の知識があれば十分だと思います.
また,DPの特徴としてひたすら長い計算をゴリゴリ進めるという形になるのですが,ここはひたすら問題を解いて慣れるということが一番早いかなと思います.
微分し,項をまとめるという作業に関しても,Bellman equationを推測することに関しても.最初はしんどいですが次第に慣れて比較的容易に行うことができるようになっていくと思います!
教科書
教科書はSorgerのものを使用しました.
ほかに教科書を使用しなかったうえに,講義もテストも本テキストを基にしたものだったのでなかなか比較が難しいのですが,例題も豊富なので理解しやすいかなと感じました.
ただ,数式の展開などがしばしば"自明"ということで説明が省かれがちだったり,(DPの特性もあいまって)後半の計算がかなり煩雑だったりもするので,そのあたりは根気を持って理論を追っていく必要がありました.
テストに関して
一応,テストに関しても記載しておきたいと思います.
講義の中ではほぼ毎回小テストが実施されたのですが,テストはそれと全く同じ問題を解くという形でした.やはり問題を何度も解いてDPの考え方と解き方に慣れることが一番の対策になるかと思います.