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アマゾン決算:「慎重な業績予想」の裏に隠された自信(25年2月7日)
【動画】
ウェドブッシュ証券のダン・アイブス氏がアマゾンの2023年第4四半期決算を解説
【概要】
この動画では、アマゾンの決算について、クラウド事業(AWS)や広告事業の好調、そしてAI関連の設備投資の重要性が解説されています。アイブス氏は、アマゾンの慎重な業績予想を「サンドバッグ作戦」と評し、実際の業績は堅調で、特にAI革命の第2、第3段階に向けた投資の本格化を示唆していると分析しています。
【話者のプロフィール】
ダン・アイブス(Dan Ives)氏は、ウェドブッシュ証券(Wedbush Securities)のマネージングディレクター兼シニアエクイティリサーチアナリスト。テクノロジー業界に精通し、特にクラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、AIの分野で高い知見を持つ。CNBCやBloombergなど主要メディアに頻繁に登場し、テクノロジー企業の分析で定評がある。
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【動画の要約】
アマゾンの2023年第4四半期決算について、ウェドブッシュ証券のダン・アイブス氏が包括的な分析を提供しています。アイブス氏は、アマゾンの慎重な業績予想を「サンドバッグ作戦」(意図的に控えめな予想を出す戦略)と特徴付け、実際の業績は市場予想を上回る好調さを示していると評価しています。特にAWSのクラウド事業と広告事業の堅調な成長が目立ち、小売部門も2025年に向けて力強い成長モメンタムを維持していると分析しています。
テクノロジー業界全体の動向という広い文脈では、アイブス氏はAI革命が新たな段階に入ったことを強調しています。特に注目すべきは、今後3年間で約2兆ドル規模のAI関連投資が予測されている点です。この巨額投資の背景には、AI技術の実用化が本格的なフェーズに入り、企業間の開発競争が激化していることがあります。
クラウド事業の競争環境については、マイクロソフトのクラウド部門が30%の成長を記録する中、アマゾンのAWSは19%の成長にとどまりました。しかし、アイブス氏はこの成長率の差を深刻な問題とは捉えていません。その理由として、アンディ・ジャシーCEOの下でアマゾンが攻めの経営姿勢を維持しており、市場シェアの拡大を着実に進めていることを挙げています。また、グーグルのクラウド事業が若干の軟調を示す中、マイクロソフトの高成長は一時的な需要増による面が大きいと分析しています。
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