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苦い経験から学んだアメリカの高齢者によるお金の教訓 | Business Insider+日本ではどうか?
【動画】
【概要】
この動画では、高齢のアメリカ人たちが自身の苦い経験から学んだお金の教訓を語っています。退職や貯蓄、健康問題などへの備えや、早期に資産運用を始める重要性が強調されています。
【話者のプロフィール】
本動画の話者は、ビジネスインサイダー(Business Insider)が取材した複数の高齢アメリカ人たち。職業や経歴はさまざまで、かつて農場を経営していた人、トラック運転手として働く人、早期退職後に再就職を試みる人、年金や障害給付に頼って生活する人などが登場する。いずれも公人ではなく、個人の体験談からアメリカの退職制度や医療費負担の現状を浮き彫りにしている。
【動画の結論・要点】(詳細は後述)
社会保障(Social Security)給付だけに頼るのはリスクが大きく、若い頃から貯蓄と投資を始める必要がある。
401(k)などの退職口座を一括で現金化すると高額の税金がかかり、老後資金を大きく目減りさせる。
健康問題による医療費や想定外の出費で貯蓄が一気に減り、再就職が難しい年齢だと深刻な影響を受けやすい。
早期退職はその後の生活設計を脆弱にしがちで、再び働きたいと思っても年齢差別などで職が見つかりにくい。
お金だけでなく、退職後の生活の張り合いや社会とのつながりを確保するためにも、好きな仕事や趣味を続けるほうが望ましい。
【動画の詳細】
動画には複数の高齢アメリカ人が登場し、自らが若い頃に知っておきたかったお金の知識について語っています。まず、多くの人が「若いうちに401(k)やRoth IRAといった退職口座をうまく運用していれば、現在の資産がもっと大きかったはずだ」と後悔している点が印象的です。具体的には、退職時に401(k)を一括で引き出してしまい、高額の税金とペナルティを支払ったうえに、その後の投資リターンを得られなかったことを悔やむ声が聞かれます。Roth IRAを開設しても、投資をしないまま放置してしまい、せっかくの長期運用の機会を逃したという事例もあります。
社会保障だけでは十分な生活費を確保できず、再就職しようとしても年齢や健康面の問題で職が見つからないという実態も語られています。特に、病気になって高額な医療費を支払ったり、家族や友人を金銭的に援助したりしているうちに、貯金がほぼ底をついてしまったという人もいます。米国では民間の健康保険や公的医療保険があっても自己負担が大きい場合があり、退職後の安定収入がないまま治療費がかさむと、生活が成り立たなくなるリスクが高いのです。
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