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政府日銀臨時会合で語られたこととは?〜初心者向け実践FX講座2023.6(1)

今回のトピックは、30日に開かれた政府日銀臨時会合について。
価格変動をいち早くつかめるインジケーターの「MTF_VLDMI」もご紹介します。
初心者向けのFX基礎用語は「テクニカルインジケーター 」「バックテスト」「レンジ」「フィボナッチリトレースメント」を解説。
興味のある話題があったらぜひ覗いていってくださいね!
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このnoteではトレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース:2023年5月31日 北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるもの発射

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230531/k10014083401000.html

5月31日の早朝、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものの発射が確認されました。
政府はこれを受けて沖縄地方にJアラートを発令しましたが、その後黄海上空で消失したものと推定しアラートは解除されました。
北朝鮮は今回の発射は「軍事偵察衛星」と国営の朝鮮中央通信を通じて発表し、今回の事故の原因を調査し、早急に2回目の発射を行うと伝えました。
こうした北朝鮮の行為と発言は国連安保理決議の重大な違反として日本だけでなく各国からも批判が相次いでいます。

FXコラム:政府日銀臨時会合で語られたこととは?

円安が進む中、財務省、金融庁、日銀で30日に開かれた臨時会合。
出席した財務省の神田財務官は「アメリカの債務上限問題や銀行の経営破綻の問題などさまざまなリスク要因が指摘されており、金融為替市場の動向や、わが国経済への影響を十分注視する必要があるという認識を共有した。
為替相場はファンダメンタルズ=基礎的条件を反映して安定的に推移することが重要であり、過度の変動は好ましくない。必要があれば適切に対応していく考えに変わりはない。」
と述べています。

日銀の植田総裁は後日の国内外の経済学者などが参加する会議で、世界的なインフレの背景として、資源価格の上昇や労働供給不足、サプライチェーンの混乱などの供給要因に加え、拡張的な財政・金融政策などの影響を踏まえ、リアルタイムでの把握には困難さが伴うことに言及し、物価動向については、さまざまな指標を丁寧に分析し、基調を見極めていくことが非常に重要であるとの見解を述べています。

経済のトップも頭を悩ませる今の経済状況、トレーダーも相場の見極める力が試されていますね。

FXの基礎知識:価格変動をいち早くつかめる「MTF_VLDMI」

MTF_VLDMIは「Variable Length Dynamic Momentum Index」の略で、価格変動時のボラティリティの大小に応じて算出の対象となる期間が自動で変わり表示させる、オシレーター系のインジケーターです。
RSIよりも価格変動に対する反応が早いのが特徴です。
ダイバージェンス、コンバージェンスも現れますので、トレンド転換も掴めます。
ただ、単独使用ではダマシに遭う危険もあり、他のテクニカル指標との併用が望ましいです。

詳しい解説はこちらの記事へ
→RSIよりも反応が早い「MTF_VLDMI」で相場の勢いを知る
https://wp.me/paAhJs-Zm

FX用語解説

・テクニカルインジケーター (Technical Indicators)

テクニカルインジケーターとは、チャート上の価格データから派生した統計的な指標です。
移動平均線、RSI(Relative Strength Index)、MACD(Moving Average Convergence Divergence)などが一般的なテクニカルインジケーターです。

・バックテスト (Backtesting)

バックテストとは、過去の市場データを使用して、ある取引戦略やシステムの効果を評価するプロセスです。
バックテストによって、トレーダーは過去のパフォーマンスやリスクを評価し、将来のトレードに役立つ情報を得ることができます。

・レンジ (Range)

レンジとは、特定の期間内で価格が上下に振れる範囲を指します。
チャート上で価格が一定の範囲内で動く場合、その期間はレンジ相場と呼ばれます。

・フィボナッチリトレースメント (Fibonacci Retracement)

フィボナッチリトレースメントは、価格チャート上で過去の価格変動の一部を再現し、将来の価格レベルを予測するために使用されるテクニカル分析ツールです。
フィボナッチリトレースメントは、フィボナッチ数列に基づいて特定の割合で水平線を引き、価格のサポートやレジスタンスレベルを特定します。
フィボナッチについての記事はこちら→https://wp.me/paAhJs-M6

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読者からの質問コーナー: FX取引において重要なトレード戦略はありますか?

A: FX取引において重要なトレード戦略の一つは、トレンドフォローです。
これは相場のトレンドに従って取引する戦略で、上昇トレンドでは買いエントリー、下降トレンドでは売りエントリーを行います。
また、トレンドラインや移動平均線などのテクニカル分析ツールを活用することで、エントリーポイントや利益確定、損失制限の設定が容易になります。
他にも、逆張りやブレイクアウトなど様々なトレード戦略が存在しますが、戦略を選ぶ際には自分のトレードスタイルやリスク許容度に合ったものを選ぶことが重要です。
ただし、どの戦略を選んでもリスク管理を忘れずに行うことが成功への鍵です。

来週の注目経済イベント

6月5日(月) 米 ISM非製造業景況感指数・製造業受注
6月6日(火) 欧 小売売上高、豪 RBA理事会
6月7日(水) 米 貿易収支、豪 GDP 1-3月期
6月8日(木) 欧 GDP(確報値)、日 GDP(2次速報)、豪 貿易収支

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編集後記

6月になると気になるのが梅雨のニュースです。
九州、四国、中国、近畿東海地方は平年より早い地域が多く、すでに梅雨入りとなっています。
また今年の夏までに、エルニーニョ現象が発生する可能性が高いと言われています。
通常エルニーニョ現象が起こると日本は冷夏となりますが、冬に終息したラニーニャ現象の影響で気温は平均並みかそれよりも高いとの予想となっています。
ラニーニャが終息してすぐにエルニーニョが始まるのはこの40年間は起きていなかった現象のため、今年も異常気象には注意し、気象災害に備えておきましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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