初心者向け実践FX講座2021.8(4)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース：2021年8月24日　パラリンピック開幕

https://olympics.com/tokyo-2020/ja/paralympics/

8/24〜9/5の日程でパラリンピックが開幕しました。
東京都の感染者数が5000人を超える中、パラ自体よりも注目されてしまったのが学校連携観戦についてです。
対策を行いながら実施する方向で進んでいましたが、夏休みを延長する自治体も増え、不参加を表明が相次ぎました。

コロナ禍となってから、運動会や修学旅行など貴重な思い出がいくつも失われている学生たちは、一日も早く日常を取り戻して通常の学生生活を遅れるようになることを何よりも望んでいるのかもしれません。

FXコラム：感染拡大の中、行動制限措置緩和に踏み切った英国

7月、デルタ株の感染者数が拡大するなかで19日に行動制限の引き下げが実施されるとポンドの対円相場は150円を割り込み、20日には安値149.09まで続落しましたが、再び同水準で下げ止まると、新規感染者数の伸び鈍化も支えとなり反発し152円台後半にて推移しました。
対ドルでは 2 ヵ月ぶりに反発し、イギリス政府はデルタ株の感染拡大が続くなかでも、19日に行動制限措置の緩和第4段階への移行を予定通り実施しました。
緩和の主な対象はワクチン接種が条件となっていることもありますが、感染がおさまっていない中の緩和は賛否両論沸き起こっています。
政府の科学者は、今回の感染の波は8月中旬にピークを迎え、その際の一日あたりの死者数は100人から200人(直近7日間の一日あたりの死者数の平均は70人)との予測を発表しています。
日本と異なるこの対応を見ても、経済と感染対策のどちらに比重を置くか各国の政府が試行錯誤していることが伺えます。

７月のその他の各国の為替相場の詳しいチャートはこちらの記事を参考にしてみてくださいね
→続くデルタ株の脅威で経済交代の懸念が影響した2021年7月世界各国の為替相場
https://wp.me/paAhJs-SY

FXの基礎知識：FXの有名な取引手法が「押し目買い」と「戻り売り」

動き出したトレンドは一定期間継続することはダウ理論上から見ても間違いはないのですが、ある程度上昇・下降したところで利益確定決済をするトレーダーが現れます。
アップトレンドの場合は、ある程度上昇をしたところで利益確定決済の調整売りが始まると、価格は下落し「押し目」が生まれます。
この下がりきったポイントでロングエントリーをするのが「押し目買い」になります。
ダウントレンドの場合も、同じくクローズする「決済買い」調整買いの価格上昇は必ず起きます。
この上がり切ったところを狙ってショートエントリーをするのが「戻り売り」になります。

絶対条件として、押し目買いや戻り売りを仕掛けるには上昇または下降トレンドが続いていなければなりません。
高値が切上がり、安値も切り上げて作られた山、もしくはその逆の谷が、2回は続いていることを確認してください。

エントリーポイントは下記のいずれかを確認したタイミングがおすすめです。
・トレンドライン上での反転を確認してエントリーをする
・エリオット波動の進3波を狙ってエントリーをする
・フィボナッチリトレースメントの「3分の1」「半値」等での反転を確認してエントリーをする

詳しくは下記の記事で図解していますので参考にしてくださいね。
→FX必勝法？！「押し目買い」と「戻り売り」を極める
https://wp.me/paAhJs-QU

FX用語解説：ダウ理論

100年以上も前にチャールズ・ダウによって提唱された相場理論です。
おもに6つの基本原則から構成されています。

１．価格（平均株価）は全ての事象を織り込む
２．トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
３．主要なトレンドは3つの段階から形成される
４．価格は相互に確認される必要がある
５．トレンドは出来高でも確認される必要がある
６．トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

とくに「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」という理論は、相場の方向性を知るうえであらゆる場面で有効に機能します。
テクニカル分析の中でも基本となる理論ですのでぜひ知っておくようにしましょう。

詳しく知りたい方はこちらの記事も御覧ください。
→ダウ理論を利用してトレンドの転換シグナルとエントリーポイントを見極める
https://wp.me/paAhJs-vP

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集
https://apple.co/2JMLHPI

→ウェブ版はこちら
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー：Q.口座開設を断られることってあるの？

FX会社は各会社ごとに審査基準が設けられています。
一番大きいのは年齢による基準です。
未成年の口座開設は認めていないところや、保護者の同意が必要なところがありますので、開設不可となるのは年齢が理由であるケースが多いです。

他にも口座開設時に入力する金融資産が少ないと断られる場合もありますので注意しましょう。
ただし、断られたくないがために嘘の情報を入力するのはおすすめしません。
FXはまず余剰資金で始めることがベストなので、投資を始めるのに十分な資金があるかどうかを見直すところから始めてみましょう。

来週の注目経済イベント

8月30日(月) 独 消費者物価指数（速報値）
8月31日(火) 米 消費者信頼感指数、欧 消費者物価指数（速報値）、日 鉱工業生産（速報値）
9月1日(水) 米 ISM製造業景況感指数・ADP雇用統、欧 失業率、日 法人企業統計（設備投資）、豪 GDP 4-6月期
9月2日(木) 米 貿易収支・製造業受注、豪 貿易収支
9月3日(金) 米 ISM非製造業景況感指数・雇用統計、欧 小売売上高、豪 小売売上高（速報値）

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です！
→FXニュース速報まとめ
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

パラリンピックの開会式はご覧になりましたか？
開会式で紹介されていた「＃WeThe15」
これは、パラリンピックに先駆けて8月19日に始まった10年間に渡るキャンペーンだそうです。
https://olympics.com/ja/news/wethe15-campaign-disabilities-awareness-paralympics

「障がい者は私たちの世界の15%を占めており、人類の多様性の一部」であることなどを掲げ、障害者に対する偏見や差別をなくすことを目的としているこのキャンペーンで、より多様性が認められる温かい社会になっていくと良いですね。

FX白熱教室メルマガでは読者の皆様からの質問も募集しております。
当メルマガで取り上げて欲しいFXの疑問がありましたらぜひ公式LINEアカウント
https://bit.ly/2P83u0U
へメッセージくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の発行もお楽しみに！