初心者向け実践FX講座2022.1(3)

2022年1月21日 14:28

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース：2022年1月15日トンガ大規模噴火の影響で日本各地で津波発生

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220116/k10013434001000.html

1/15南太平洋のトンガの海底火山「フンガ・トンガフンガ・ハアパイ」で起こった大規模噴火。
当初は日本での影響は少ないと予測されていましたが、実際には予測を超えるスピードで日本での津波が観測され潮位上昇も見られました。
その後16日深夜に広い範囲で津波注意報、警報が発令されることとなりました。
今回のような遠方の噴火による影響は前代未聞であり、まだメカニズムも解明されていないそうです。

FXコラム：原油先物価格 7年3か月ぶりの高値

18日、ニューヨーク原油市場での国際的な原油の先物価格は1バレル＝87ドル台前半まで上昇し、およそ7年3か月ぶりの高値となりました。
今回の高騰は17日に起こったUAEの石油会社の施設での爆発による原油の供給への影響への警戒が原因の一つとなっています。
原油の高騰が続けばインフレへの懸念が払拭できず、各国の経済状況にも影響が出てくるため、今後も原油価格には注目しておきましょう。

FXの基礎知識：MTF分析と大きな流れでの売買サインがわかる「HT_Higher_Candle」

FXで重要なのが環境認識です。
マルチタイムフレーム（MTF）分析をすることで、トレンドの強弱やサポートライン・レンジスタンスラインの効力の加減も掴むことが出来、今後マーケットが向かう先のシナリオ作りに役立ちます。
「HT_Higher_Candle」は使っている時間軸のチャート上に、上位時間軸のローソク足を同時に描画することで、相場の大きな流れの中での現状を掴むことが出来、マルチタイムフレーム分析が可能になります。
また、前日始値・高値・安値・終値が一目で分かり、サポレジトラインやトレンドラインを活用した売買サインとしても使用できます。

詳しいやり方はこちらの記事で詳しく解説しています。
→短期足チャートに上位ローソク足も表示させる「HT_Higher_Candle」
https://wp.me/paAhJs-WE

FX用語解説

FX用語集アプリが2022年版にアップデートいたしました。

今回のアップデートでは、今までこちらで解説してきた用語に加え、「オーバーシュート」「ショートカバー」「ストップロスオーダー」など、2022年の経済を見据えた用語が大幅追加されています。
ぜひこの機会にぜひダウンロード及びアップデートしてみてくださいね！

→FX用語集　
https://apple.co/2JMLHPI

読者からの質問コーナー：Q.FXにはどんな注文の種類があるの？

FXにはいくつか注文の方法があります。
・「成行注文」：注文時の価格でBidとAskだけを指定してすぐに取引を行う
・「指値注文」：指定した買値以下になったら買う、もしくは指定した売値以上になったら売る、というように売買レートを指定する
・「逆指値注文」：指定した買値以上になったら買う、もしくは指定した売値以下になったら売る、というように売買レートを指定する
・「OCO注文」：内容が異なる2つの注文を一度に出しておき、どちらかが成立したら自動的にもう片方がキャンセル（取り消し）になる
・「IFD注文」：買い（売り）の価格と、成立後の売り（買い戻し）の価格を設定しておき、ポジション保有から決済までのレートを指定する
・「IFO注文」：IFD注文とOCO注文を組み合わせ、成立後の利確と損切を同時に指定する（どちらかが成立したら一方はキャンセルされる）

特にIFO注文は忙しくてチャートに貼り付けないときなどに便利ですので、状況によって使い分けてみてくださいね。

来週の注目経済イベント

1月24日(月) 米製造業PMI、欧製造業・サービス業PMI、英製造業・サービス業PMI
1月25日(火) 米 FOMC ～26日・消費者信頼感指数、独 Ifo企業景況感指数、豪消費者物価指数
1月26日(水) 米新築住宅販売件数、日日銀会合における主な意見
1月27日(木) 米 GDP（速報値）、豪輸出入物価指数
1月28日(金) 米個人所得・支出・PCEデフレーター

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です！
→FXニュース速報まとめ　
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

猛威を振るうオミクロン株。
感染者数は急激に増加し、全国各地でまん防が適用されました。
重症化のリスクが低いと言われてるオミクロン株がまん延する中で重要となっているのが、経済との両立です。
各国がウィズコロナに向けて動き出す中、日本がどれだけウィズコロナを実現できるかが今後の日本経済の復活の鍵となってきます。
いっそうの感染対策を心がけつつ、一日でも早く普通の生活が送れるようになることを祈りましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。