初心者向け実践FX講座2021.9(4)
トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。
今週のピックアップニュース：2021年9月20日 アメリカに入国する外国人に対し新型コロナウイルスのワクチン接種の完了を義務づけ
アメリカのバイデン大統領は、入国する外国人に対し、11月上旬から新型コロナウイルスのワクチン接種の完了を義務づける方針を20日に発表しました。
アメリカに入国する外国人は、出発前3日以内の陰性証明に加えて航空機搭乗前に新型コロナワクチン接種完了の証明書を提出が必要になります。
入国の条件としては厳しくなりましたが、一方で原則入国を禁止されていた、ヨーロッパの多くの国や中国、インドなどを過去14日以内に訪れた外国人はワクチン接種証明書があれば入国を許可されることになります。
日本の緩和案も同様ですが、ワクチンを打つことで、今までできなかったことができるようになるというのが経済を正常化させるための第一歩になるのでしょう。
FXコラム：コロナ感染増でも高まるオーストラリアの経済活動再開への期待
オーストラリア国内では、8月も新型コロナ感染が拡大しました。
26日には一日の感染確認が1,000人を超えています。
新規感染者のほとんどは人口500万人超のシドニー大都市圏で確認されており、6月26日から期限の延長が繰り返されてきた同都市圏でのロックダウンは、現状で9月末まで継続さ れることとなっています。
このためシドニーでの経済活動停滞が長引いており、 全土ベースでも景況感が悪化しています。
こうしたなか、連邦政府は今月、ワクチン(2回目)接種率が70%~80%に達した場合には、徹底的な感染抑制を目指すいわゆる「ゼロコロナ戦略」を見直す方針を示しました。
集団免疫獲得後は、いわゆる「コロナとの共存」 を目指す方針に転換するというものです。
この方針により経済活動再開への期待も高まっています。
８月のその他の各国の為替相場の詳しいチャートはこちらの記事を参考にしてみてくださいね
→コロナ対策と経済活動の間で揺れる2021年8月の世界各国の為替相場
https://wp.me/paAhJs-TL
FXの基礎知識：勝率80％以上！ハーモニックパターンで未来を予測
ハーモニックパターンはフィボナッチ数列を応用し発展させたものです。
フィボナッチ比率を元に結んだ線で幾何学的な模様がチャートに作られ、現れた図柄からエントリタイミングとクローズを予測することが出来ます。
この図柄を「ハーモニックパターン」といい、図形のタイプにより今後の相場を判断していきます。
ハーモニックパターンは作られた図形の型でタイプが別れていて、それぞれに呼び名が有ります。
新種を含めると十数種類以上の型がありますが、基本的なクラブ・バタフライ・バット・ガートレーの4種の型をまずは知っておくと良いでしょう。
勝率は80%以上と言われる手法ですが、ハーモニックパターンを見極められるようになるには、訓練が必要です。
詳しいチャートでの活用方法は下記の記事で図解していますので参考にしてくださいね。
→４つのハーモニックパターンで未来を予測して逆張りエントリーを成功させる
https://wp.me/paAhJs-My
FX用語解説：両建て
FXのリスクヘッジの方法の一つで、同一通貨ペアを同じ口座でロングとショートの両方で保有する手法です。
リスクヘッジ以外にも戦略的に利益を増やす目的として使われることもあります。
詳しい両建ての解説はこちらの記事もごらんください。
→リスクヘッジの両建てと戦略的な両建て
https://wp.me/paAhJs-zf
FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら
https://ecoledefx.xyz/words/
読者からの質問コーナー：Q.FXは税金がかかりますか？
FXの利益は雑所得となり20.315％の税金がかかります。
FXの利益を含む雑所得の合計が年間で20万円を超えたり、その他条件に当てはまる場合は確定申告も必要になるので注意しましょう。
損失の繰越控除や医療費控除など、確定申告したほうがお得になるケースもあるので、自分の所得のトータルを把握しておくことも重要です。
来週の注目経済イベント
9月28日(火) 米 消費者信頼感指数、日 日銀決定会合議事要旨、豪 小売売上高（速報値）
9月30日(木) 米 GDP（確報値）、欧 失業率、英 GDP（改定値）、日 鉱工業生産（速報値）、独 消費者物価指数（速報値）
10月1日(金) 米 ISM製造業景況感指数・個人所得・支出・PCEデフレーター、欧 消費者物価指数（速報値）、日 日銀会合における主な意見・日銀短観 7-9月期
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編集後記
9月に入ってから減少傾向を保っているコロナ感染者数。
11歳以下へのワクチン接種検討や医療従事者への先行3回目接種など、新たな対策も練られ、コロナ対策はどんどん発展してきています。
さらに、今後はカクテル療法や飲み薬の開発が進めば、今まで感染を防ぐことがメインだった対策に、かかってからも重症化させない対策が加わり、さらに安全面が強化されることになります。
「最後の我慢」と言われ続けてから1年以上経ってしまいましたが、本当に出口が見えてきたと信じたいですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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