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初Foundation▲●■についての想い

皆様、こんにちは!
暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、7月30日の21時から、エコケコの初FNDがリスト開始になります。今回のFND初作品への想いはもちろんですが、なぜNFTをはじめたのか、なぜFNDに進出しようと思ったか、その経緯や想いをこの機会にnoteにまとめてみました。
長文になると思いますが、ご拝読いただけると幸いです!


そもそもなぜNFTに進出したのか

20代前半、多摩美術大学卒業後エコケコは所謂芸術家として食べて行こうと思っていました。エコはアニメーション作家として、ケコは立体造形作家として、それぞれの道を模索しておりました。

しかし現実はそう甘くはなく、いくつかの画廊のコンペに受かったりしたものの、新人作家として食べていくには程遠い状況でした。画廊や芸術家支援の団体がやっている新人支援の枠は狭き門でしたし、そもそもフランスなどに比べて日本は非常に芸術家支援が少なく、私たちの知人の芸術家の卵たちも、ほぼほぼ全員がバイトと芸術活動の二束わらじで、芽がでない現実が徐々に作家にのしかかり、その結果辞めていく人が大半でした。私たちも二重生活が辛く、経済状況を鑑みて芸術家を志すことを諦め、全く違う業種に就きました。
それでも制作の道はどうしても続けていきたく、副業で制作のお仕事をちょこちょこと続けておりましたが、やはりクライアントワークと芸術家とのお仕事は乖離があり、なんとなくフラストレーションを感じていたように思います。
そんなある日、NFTという存在を知りました。アメリカの新人のアーティストの絵がかなり高額な金額で売買されている事実を目の当たりにして、これは芸術界の革命なのでは!?と期待で胸が膨らみました。2次販売の時に発生するインセンティブ制度も含め、芸術家支援が画廊などを通さなくてもできることや、直接作品を愛してくれる方たちと交流が持てるNFTの世界に、非常に魅力を感じました。

NFTの世界で、もう一度夢を追ってみよう。

そしてNFTに参入しました。


FNDへの想い

openseaでNFTを実際に初めてみて、当初想定していた以上の反響を頂きました。NFT界隈の方たちは非常にこの世界への熱量が凄く、また温かく、沢山の方たちが支えてくれたおかげで、クライアントワーク以外で初めて自分たちのイラストをお迎えして頂くという、貴重な体験もできました。
こういうものを制作して欲しいという依頼ではなく、自分たちの表現したい世界を評価して頂けたという感動は、一生忘れることはないと思います。

熱い想いと勢いではじめて、無知丸出しだったNFT活動でしたが、続けているうちに皆様のツイートから様々なNFTの現状を知ることが出来ました。その中でも一番衝撃だったのが、マーケットプレイスによって全然特色が違うんだよ、というお話です。このことを知ったのは、coolgirlのimotoさんのツイートでした。

foundationのことは聞いたことはありましたが、そこまではっきりと意識したことは無く、openseaが一番大きなNFTマーケットですし、正直このツイートを見るまでは興味はありませんでした。
ただopenseaを始めてみて、様々な方たちと出会い、お話を伺い、openseaはビジネス(投資)と捉えている方が多いことは感じていました。
先述したとおり、私たちはもともと諦めていたアーティストへの夢のためにこの世界に飛び込みました。ジェネラティブ系のプロジェクトが多いopensea、アーティスティック系作品が多いfoundation。調べれば調べるほど、いつかはfoundationへ参入してみよう!という想いが強くなっていきました。


日韓コラボへの参加

そんな気持ちを抱き始めていた時、JapaneseNFTworldさんが主催している日韓コラボの募集がありました。第一回のお話はちょうど私たちがNFTに参入した直後に知り、第二回があったら是非参加してみたいなと思っておりました。ただ、参加希望している方も多かったので、実力も知名度も無い我々は10人の中には選ばれないだろうなと思い、7月期の予定も参加はない前提で組んでいました。

ところがどっこい…。忘れもしない7月10日。参加者発表のツイート内に私たちの名前がありました。

これは新しい挑戦への第一歩のように感じました。JapaneseNFTworldさんに選出して頂いたせっかくの機会。ここで挑戦しなければいつになるの!?今でしょ!!と、心の中に新しい挑戦への意欲が湧きました。

日韓コラボのお題は「夢」。
夢という言葉は様々なニュアンスがあるので、何かを表現する上では最高のお題だと思いました。
作品の構想を固めていく過程で、foundationの挑戦への想いはますます強いものになっていきました。


今回の作品への想い

今回の作品は、「夢」という言葉を、今までのコレクションなどに縛られず、エコケコの感性で表現しようと思いました。アーティストという職業に憧れ、純粋に表現することを探求していた原点に回帰しようと思い、構想をまとめました。

Dream of an abyss

今回の作品は、「夢=眠る」ということを念頭に置いて作成しました。
小さいころは何故か、海底の生物は眠らないと思っていましたが、ある程度の年になってから、きちんと彼らも眠るということを知りました。
その映像は今も覚えています。海底の魚は大きな目を見開いたまま、身じろぎもしないでじっと停止していました。荘厳で不気味でしたが、その姿は胎児にも似ていました。 海底は未だに謎の多い場所ですが、地球に最も近い場所でもあります。その謎めいた場所は、さながら星の胎内のようかもしれないと想像しました。大事な次世代の胎児が眠る場所ですから、おそらくそこは至上の揺り篭だろうなと思います。
以上の考えから海底はあたかも大きな揺り篭のようで、リュウグウノツカイをはじめとする深海の生物たちが眠り夢を見る場所であり、その夢の世界を表現したいと思ったのが今回の作品です。


今後のFNDでの活動

FNDのコレクションは、openseaのエコケコのコレクション「Cute warrior girls」と同様に、毎月少しずつコレクションを制作し、長い目で育てていこうと思っております。今回の「夢」というお題の様に、一か月に1作品程度を目安に、何かお題を決めて自由にエコケコの世界を表現していく予定です。
正直、日本においてNFTアート界はとてもカジュアルな印象が強く、このようなアート色が強い作品は需要は少ないだろうなと感じております。それでも、エコケコはアート色の強い作品をfoundationでは創造し続けていきたいと思っております。
遠くない未来、NFTアート界がもっと盛り上がって、芸術の歴史に名前が刻まれるような世界になって欲しい。そして、エコケコもその一翼を担えるような存在になりたい…。それがエコケコの夢であり、FNDへの強い想いです。


最後まで読んで頂き、誠にありがとう御座いました!!
今回の初FND作品は7月30日の21時からリストが開始されます。
この作品が皆様の心に刺さることを願いつつ、今日も新しい創作を致します!
宜しければ、下記の固定ツイートの拡散等ご協力お願い致します!(*´ω`)


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