悩んだらいい匂いがするほうに


「死ぬこと以外かすり傷」。


頭で理解しても悩んでしまうのが人間だ。


失敗なんてただの解釈であり、失敗という事実はこの世に存在しないのに。


今日は「転職してえ。」と言っている旦那に向けて


こっそりnoteを発信する。


そもそもお前は挑戦しているのか?


挑戦する姿はかっこいい。


東京五輪でスケートボード男子堀米雄斗選手のプレーを見て久しぶりに鳥肌がたった。

堀米選手の決勝戦前半は調子が悪く4位/8位だったが、後半に失敗したスタイルを再度挑戦して、見事金メダリストになった。

正直、本日の放送を見るまでスケートボートに偏見を持っていた。

しかし、堀米選手の試合を見てスケートボートへの価値観が180度変わってしまった。

失敗したのに敢えて最高のスタイルに挑戦する姿に

心からかっこいいと思った。

旦那もそう思っているに違いない。

彼はその後、Youtubeで「夢を叶えるゾウ」の要約を試聴していた。

きっと感化されたんだろう。

ここからは私の考察であるが、堀越選手は難易度の低いスタイルでメダルを狙うという選択肢もあったと思う(あくまで素人目線だが)。

しかし、そこで難しいスタイルを挑戦したのは、

「なんとなくいい匂いがした」のも理由だと思う。

成功の確率とかあるかもしれないが、直感的に自分の経験から感じ取った


「いい匂い」の答えが再挑戦だったのであろう。


金メダルもすごいがその選択肢を選んだ堀米選手の人間性が好きになった。



話は変わるが、銀行にいる人達に昔「銀行員になりたくて入行したんですか」と新入社員の頃は呑む人全員に質問していた時期が私にはある。


そこでの返答は大抵「やりたいことがなかったから。」が多かった記憶がある。


当時新入社員だった私は、「つまらない大人達だな」と思っていたが、今ならなんとなくわかる気がする。


ロジカルな言い方ではないが、「他の選択肢よりいい匂い」がしたのだろう。


きっと会社勤めの人間はほとんどそんな理由だろう。


年収、肩書き、福利厚生、やりがい


色々比較すれば正直きりがないが、きっと仕事が嫌いになったり、転職を考えた人達は、今の職場がいい匂いがしないからだと思う。


もしかしたら匂いの世界を一番彷徨っているのは、キャリアアドバイザー達かもしれない。



人生は長い。


キャリアなんて所詮結果論であり


語っている人達ほど、たてつけによって自分自身を納得させているもんだ。


自己啓発に感化されて、たまに「今日を最後の日と思って生きる」旦那よ。


今の仕事よりいい匂いがする仕事に出逢ったら


とりあえず席替えしとけ。


挑戦しないままで年を重ねるのはかっこ悪い。



付き合ってすぐ勢いでプロポーズしてきたお前が悩むのなんて似合ってない。


惰性で働いている姿なんて似合ってないよ。


お互いいい匂いがする人になろう。


そして、人生を考え直す前に







とりあえず皿洗いしとけ。












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