EcoChangeの導入手順をご紹介します!
EcoChangeをお客様に提案する際に「導入期間はどれくらいの日数が必要になるのか?」「導入はどういった段階を踏んで進めていくのか?」などのご質問をいただきます。その疑問を解消するために、今回のブログでは「EcoChange導入の流れ」をテーマに導入方法について紹介させていただきます。受発注・経理業務のDXを進めている企業様や、EcoChange導入を検討している企業様は是非最後までご覧ください。
EcoChangeとは?
EcoChangeとは、簡単・便利・低コストを目指し大手・中堅から中小企業までの受発注業務に最適化、標準化したEDIです。インターネット回線を利用しているので、2024年の通信回線のIP網移行にも対応しています。EcoChangeは、クラウド・オンプレ問わず、貴社基幹システムとシームレスに連携できます。また、取引先のデータを同一形式(自社用)のCSV、Excel、またはXMLとしてダウンロードすることができます。
そして、EcoChangeは中小企業共通EDIの共通EDIプロパイダに認定されています。中小企業共通EDIとは、中小企業様向けに開発された受発注業務の IT 化を実現できる汎用性の高い仕組みです。平成28年度中小企業庁事業「次世代企業間データ連携調査事業」により策定され、その効果が実証されました。中小企業共通EDIは、国連CEFACTの業界横断EDI辞書に準拠しています。EcoChangeは国連CEFACTに準拠した辞書項目を用いて、データ変換を行います。そのため、業種・業界を問わずにデータ連携をすることが出来ます。
導入の流れについて
EcoChange導入の流れを7ステップに分けてご紹介します。
ステップ1 お問合せ
製品ホームページのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。折り返し、1~3営業日以内に弊社担当者より連絡させていただきます。受発注業務のデジタル化に関するお悩みや、システムの刷新をご検討されている方など、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
ステップ2 ご提案・お見積
担当者がお客様のお困りごとや業務課題について、EcoChangeの機能のご説明を交えてヒアリングをさせていただきます。ヒアリングを踏まえて、お客様に最適なプランをご提案いたします。また、お客様がEcoChangeを利用して取り引きを行いたい企業様に対しても、担当営業が一緒にご提案をさせていただきます。最終的にプランが決まりましたら、お見積もりを提出させていただきます。
※ ヒアリングはオンライン・オフラインのどちらでも対応が可能です。
ステップ3 テストアカウント申し込み
EcoChangeを無料でお試しいただける体験版をご用意しております。体験版の利用期間は、テストアカウント付与日から1ヶ月間限定です。体験版のご利用をご希望されるお客様には、EcoChangeテストアカウント利用申込書を送付させていただきますので、担当営業者までお問い合わせください。
※ 体験版のご利用は任意です。テストアカウントの企業コードに指定はございません。
ステップ4 ご契約
ご要望(オプション追加など)を踏まえて、再度、プランをご提案いたします。提案内容にご同意いただけたら、条件等ご確認の上、契約を結ばせていただきます。
※ 本番アカウントの企業コードはTDB企業コードのご利用をお願いいたします。TDB企業コードとは(TDB企業コード|商品・サービス| 株式会社 帝国データバンク)
ステップ5 システム連携の設定・環境構築
ご利用中の販売管理システムとEcoChangeを連携するために、弊社のSEがシステム設計を行います。お客様のご要望を交えながら、体験版EcoChangeで出来なかったことを改修内容としてピックアップしていきます。販売管理システムの機能的な問題からEcoChangeとの連携が難しい場合は、販売管理システムの改修を行っていただきます。
※ 要件定義として費用が発生します。(任意)
ステップ6 テスト運用
EcoChangeのシステム構築が終了しましたら、運用テストを開始します。<br>既存の運用と並行して、一定のEcoChangeのテスト運用の期間を設け、問題なく業務を行えるかどうかを検証していただきます。
※ 要件定義として費用が発生します。(任意)
ステップ7 本番稼働開始
本番運用を開始いたします。本番運用開始後は、お客様が安心してEcoChangeをご利用いただけるようサポートいたします。基本契約にて弊社サポートデスクへのお問い合わせは、メールでの受け付けとさせていただいております。電話サポートについては、個別にご相談を承っております。ご希望の際は、弊社営業までご相談ください。
導入サポートについて
導入サポートとは、ステップ5「システム連携の設定・環境構築」とステップ6「テスト運用」の作業が該当します。ステップ5とステップ6に関しましては、要件定義として費用が発生します。要件定義を必要としない場合は、お客様ご自身で作業を行っていただきます。
ステップ5「システム連携の設定・環境構築」では、弊社のSEがお客様から現行の作業フローについてヒアリングしながら下記の作業を実施します。お客様のご要望によって作業内容は異なる場合があります。
【データ項目について】
・現行システムで使用しているデータ項目の整理<br>・データ項目と中小企業共通EDI辞書項目のデータマッピング
※ データマッピングは、奉行製品をはじめとしたEcoChange連携製品であれば、作業が不要となります。
【帳票レイアウトについて】
・帳票に表示する項目の整理
・企業マーク・QRコードの有無
・帳票レイアウトファイルの作成
【運用方法について】
・訂正/取消時の運用についてルール決め
・イレギュラーな対応時の運用についてルール決め
【製品説明について】
・オペレーター様に対して製品説明会を実施
お客様がスクラッチ開発の販売管理システムをご利用しており、データ出力やデータ取込の機能がない場合はシステム改修が必要となります。そのため、販売管理システムのベンダー様とお打ち合わせをさせていただくことがございます。
ステップ5が完了しましたら、ステップ6の「テスト運用」を実施します。ステップ6では、お客様に下記の作業を行っていただきます。
・販売管理システムとEcoChangeのデータ連携
・取引先様とのEDI連携
テスト運用時に、EcoChange操作上のご不明な点等がございましたら弊社サポートデスクにお問い合わせいただけます。テスト運用が完了しましたら、本番運用を開始いたします。ご導入まで、大体3ヵ月~1年程度の期間が必要となります。
導入後のサポートについて
本番運用開始後は、弊社サポートデスクにてEcoChangeの操作に関するお問い合わせを対応いたします。基本契約にてメールでの受け付けとさせていただいております。サポート時間は9時~17時となります。お問い合わせの受け付けは土日祝日、年末年始、弊社指定の休日を除く弊社稼動日が対象となります。弊社サポートデスクにつきましては、要件定義をされていないお客様もご利用いただけます。電話での技術サポートにつきましては、追加料金が発生します。詳しくは、弊社営業までご相談ください。
EcoChangeを安心してご利用いただけるように、全力でサポートいたします。時間や場所を気にせずご覧いただける操作マニュアル動画も準備しております。
DX推進、ペーパーレスを目指す受発注・経理業務の社内システムの刷新をご検討の方はぜひお問い合わせください。資料のお取り寄せ・デモのご依頼もお待ちしております。