
Photo by
chiffon_vlog
女性にとって働きやすい職場になる理由
最近、新人から「事務部門を希望して入社しました」という声を聞くようになった。
自分が就活生だった頃は「生命保険会社といえば営業だ」というイメージだったので、隔世の感がある。
なぜ興味を持つようになったのだろうか?
最近は飲み会もないのでこの辺のことがなかなか聞けないのだが、流行りのFintechと関わりが深いことと、働きやすい職場であることが関係しているのではないかと勝手に推測している。(今度機会があったら裏取りしようと思う)
以前に事務の仕事は労働集約的な側面がまだ残っている、という趣旨のことを書いた。
事務の仕事は切り分けがしやすく、時短やフレックスといった重度の高い勤務形態と相性が良い。
今の日本の現実として、家事・育児の負担割合は女性の方が多く、柔軟な勤務が可能な事務仕事は女性希望者が多い。
そのため、事務部門は女性割合が高くなり、自然な流れで育休・産休への理解も得やすい職場になる。
ちなみに、昔ながらの生保会社の営業職員は大半が女性なので、上記と同じ理屈でやはり育休・産休に対して理解のある職場になる。
私も人事異動を通じていろんな部署を経験してきたが(中には営業現場もある)、全ての部署で女性はしっかりと育休産休を取り、復帰後の時短勤務も行っていた。
産休・育休を重視される方は、生命保険会社を選択肢に入れても良いのではないだろうか。
別の業界であれば、職場に占める女性の割合が育休・産休の取りやすさの目安になると思う。(今後、男性の育児・家事割合が増えたら変わるかもしれないが)