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Vol.7 ヨガから環境問題を考える:SDGsライフアドバイザーが語るキャリア選択

環境活動への入り口は様々であることをお伝えするべく、今回はSDGsアドバイザーの 才丸麻祐子 さんのインタビューをお届けします。

才丸 麻裕子さん

〈プロフィール〉
才丸 麻祐子(さいまる まゆこ)
ヨガインストラクター/SDGsライフアドバイザー
ヨガとの出会いを通じて前向きな人生観を持つようになった自身の経験から、頑張る人を応援するためヨガ講師になる。
現在では水戸・ひたちなか・那珂といった茨城県各地に教室を開いている他、神奈川と茨城を中心にイベントを行っている。

 
Instagramのプロフィールより引用 https://www.instagram.com/mayu_.yoga/

活動内容について

ー早速ですが、才丸さんは具体的にどのような活動をしているのかを教えてください!

 主に大人たちに環境問題について知ってもらうきっかけを作る活動を行っています。

 今の時代、子どもたちは学校で環境問題を学ぶ機会があります。一方で、大人は子供に比べ学ぶ機会が少なく、環境問題を知ってもらうきっかけを作ろうと考えました。

 具体的にはSNSでの行動紹介や、環境問題に興味を持つ人同士がとつながる機会をつくるイベントの開催、日常生活でできる環境にやさしい活動の発信をしています。

活動のきっかけ

ー環境活動を始めたきっかけを教えてください!

 私の環境活動は沖縄県でのサップヨガがきっかけでした。

 サップヨガをしている中で珊瑚礁の白化現象を知り海洋汚染に興味を持つようになりました。

現在のキャリアを選んだ理由

ー才丸さんが現在のキャリアを選んだ理由は何ですか?

 私はヨガの哲学に興味があったので資格を取得し、その学びを広めるためにヨガ講師になりました。

 ヨガを通して「私たちと自然は同じ」というヨガの哲学に触れるにつれて自然にも興味を持ち始めました。

 そんなときにサップヨガで珊瑚礁の白化現象を知り、海洋汚染に強い興味持つようになり、より学びを深めたいという思いでSDGsライフアドバイザーの資格を取りました。

才丸 麻裕子さん

活動のやりがい

ー活動のやりがいを教えてください!

 魅力は人と人がつながることにあります。

 同じ意識を持った人がつながり、同じ想いを持って一緒に活動ができたり、お互いを高め合えることに魅力を感じています。

環境に興味がない方へのアプローチ方法について

ー具体的にはどのようにして環境問題に無関心な方から興味を引き出しているのですか?

 先ほどもお伝えしましたが、私はSDGsライフアドバイザーとして環境問題に対する意識を高めるための活動を行っています。

 ただし本業としてヨガ講師をしているので、

 ビーチクリーンを行った後にヨガを楽しむ「ビーチクリーンYoga」や、青空の下で自然を感じながらヨガを行う「パークYoga」などのイベントを開催し、

 ヨガという一見環境問題と関わりがなさそうな活動を通じて、参加者に環境問題への興味関心を引き出しています。

 身体を動かしながら自然の美しさを感じ、環境保護の重要性について体感することができます。

ビーチクリーンの様子

ーヨガと聞くと難しそうな印象を持ちますが、体が硬い方でも楽しめるものなのでしょうか…?

ヨガ初心者の方も体の柔軟性に自信がない方も運動が苦手な方も誰でも楽しめますよ!

おわりに

ー環境系のキャリアを目指す学生に一言お願いします!

 環境に対するアクションやボランティアは、キャリアには結び付きにくいと感じるかもしれません。しかし、環境分野にはリサイクルや食品など多様な方向からアプローチすることができるので、何を通して環境に携わっていきたいのかを考えることが重要だと思います。

 環境活動という、大人でも継続が難しいジャンルに挑戦する皆さんは素晴らしいと思います。

どんなアクションを起こし、何を変えたいのか、活動に”自分なりの付加価値”をつけてキャリアを構築してみてください。

才丸さん と えこねくすとのメンバー

編集後記

 才丸さんの環境問題に対してのアプローチにとても面白いと感じました。
 特にヨガをきっかけにして、環境問題に興味がなかった方を環境活動に呼び込むアプローチが興味深かったです。私は環境問題に関心がない方をいかにしてアクションに巻き込むかという点に課題を感じており、才丸さんへのインタビューを通して視野を広げることができました。ありがとうございました!


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