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#Autumn 2024-5

※長いです。
お忙しいようでしたら、またのお越しをお待ちしています

毎度の事ながら、また妄想全開の与太噺にお付き合い願いたい。

去る10月2日にはジャパンダートクラシック(Jpn1)という、
3歳ダート馬たちの頂上決戦が大井競馬場で行われ、
今日は毎日王冠(GⅡ)に京都大賞典(GⅡ)、
そして今夜、23時20分にはフランス、パリのロンシャン競馬場で
凱旋門賞が発走する。

そして今、私がこの記事で書きたいのは、ジャパンダートクラシック
でも、今日行われる2つのGⅡレースの事でも、凱旋門賞の事でもなく、
昨日行われた
東京第8レース、3歳以上1勝クラス、ダート1800mの事である。

とはいえ、大レースの事に全く触れないというのもアレなので、
少しばかり。


※書き終わって、最後にこの部分書いてます※
東京第8レース、3歳以上1勝クラス、ダート1800mの事はまた後日と
させて頂きたい。
ジャパンダートクラシックと凱旋門賞の事を”少しばかり”書こうと
思ったのだが、無理だったので。
※書き終わって、最後にこの部分書いてます※

まずはジャパンダートクラシック、ダート2000m。

もはや”砂のイクイノックス”と言ってもいいのではないか。
もしくはイクイノックスが”芝のフォーエバーヤング”と呼ばれる日が
きてもおかしくはない。

フォーエバーヤング自体はおかしいのだが。

スタート直後、躓いてから2番手追走(2番手である、躓いたくせに
すぐに2番手につけるという瞬発力も異常だが、さらに2番手という
1頭先にいて2番目を走り続けた、という事である/読んで下さって
いるあなたを馬鹿にしているわけではない)、最後の直線まで
よどみのないハイペース、

最後の3コーナーから4コーナーまでは武豊のサンライズジパングに
終始外からかぶせ続けられるという、馬にとって”消耗”しかない
状態の連続でゴールまで。

最後の直線、脚色が鈍って少しづつ後退していくのが至極当然の流れを
走り続け、4コーナーから直線入口、少し加速すると、外からかぶせようと
していた武の馬をあっという間に置き去りにし、その武の後ろから道中
7、8番手の中団で脚を温存していた戸崎圭太騎手のミッキーファイトが
素晴らしい勢いで差してきて、武を置き去りにしたその返す刀で前にいた
1頭を交わし、先頭にたったフォーエバーヤングとの距離を猛然と縮め
始めるのを観て、私はこんな風に思っていた。

(ああこのレースはミッキーファイトか・・・戸崎騎手、やったな。
おめで・・・・・え?・・・・・あれ?・・何であれ以上差が
縮まらんねや?)

寝そべっていた体がいつの間にか起き上がっていた。

先頭ゼッケン1番フォーエバーヤングに2番手から猛然と追い込むゼッケン10番ミッキーファイト

道中2番手をハイペースで追走し、3、4コーナーで武にシめられ続けた馬は、ここでミッキーファイトに差され、せいぜい半馬身差で2着か、それ
以下の着順にゆっくりズルズルと下がっていくのが普通だ。
というか、そうでなければおかしいのだ。

なんで?

この感じには覚えがある。

1昨年、秋の天皇賞を観ていた時と同じ感覚だった。
あの時も、(勝ったんじゃないの?コレ)と、パンサラッサの大逃げに
胸躍らせているその背中に、冷水を浴びせるように、ゆうゆうとパンサ
ラッサを交わし、ゴールした時にはルメール騎手が既に追うのをやめ、
手綱を引き気味にしながら2着パンサラッサに1馬身の差をつけていた
イクイノックスと、あんぐりと口を開けてそれを観ていた私。

頭の中は、(なんで?)という疑問符で一杯だった。

ジャパンダートクラシック、1着ゴール後歓声に応える坂井瑠星騎手
フォーエバーヤングは”何?もう終わり?”といった感じのケロリとした表情に見える

観ている者の思考をバグらせる、”怪物”と呼ばれる得体の知れない
生き物たち。
ケンタッキーダービー鼻差の3着はダテでは無かった。

この秋、アメリカのGⅠブリダーズカップ・クラシックに出走すると
いう噂だが(アメリカで1日に6つのGⅠレースが行われる競馬の
祭典、ブリーダーズ・カップのダートレース、ドバイワールドカップ
と並んでダートの世界2大GⅠレースの一つと目される事もある、
凱旋門賞とともに日本馬が勝つ事を夢見る、格の高いレースの一つ)
この馬、フォーエバーヤングが今年、日本馬初の戴冠をしたとしても
驚きはない。

そもそもケンタッキー・ダービーの鼻差3着という偉業を既に成し
遂げている。

秋が燃える。

・・・焚火だ焚火だ・・・あたろうか?・・あたろうよ・・

という事で早速あたろう落ち葉焚、もしかするとのフォーエバーヤング
に先んじて、日本馬初の戴冠が、今年こそは実現するかも知れない
という今宵、ゲートはフランスのパリで
日本時間23時20分に開かれる。

第103回凱旋門賞、芝2400m、ロンシャン競馬場

騎手名の横がオッズ、その横が単勝人気順位、
オッズは10月5日時点のイギリスのブックメーカーのもの
(スポーツニュースサイト、SPREADより / 広告多)

日本からはシンエンペラーが出走、今年のダービー3着馬で、鞍上は
奇しくもフォーエバーヤングと同じ、坂井瑠星騎手。
先月9月14日アイルランド・チャンピオン・ステークス(GⅠ)でも
坂井騎手の手綱で3着と好走。

同レースで2着となったオーギュストロダン(ディープインパクト
最後の世代)は、もし凱旋門賞に出走すれば有力馬の1頭だったと
思われるが凱旋門は回避、来月日本で行われる予定のジャパンカップ
に直行する事となった。

そして同レースで1着となったエコノミクスは早々と回避を宣言、
というわけで今年の凱旋門賞、チャンピオンステークスで最後の
直線、不利をはねのけて3着に追い込んだシンエンペラーが多少
なりとも注目を集めるようになっている。

上の表の上から10番目のロスアンゼルスは、表にある通り、
1番人気になっているが、同馬は先のチャンピオンステークスで
4着、シンエンペラーに負けている。

(とはいっても恐らく凱旋門を狙う同馬がチャンピオンステークス
でメイチの調教をされていたとは考えにくい、多分今回の凱旋門賞
ではメイチに仕上げられていると思われる)

表の一番右端は調教師と厩舎、及びそれらが属している国なわけだが、
オブライエンの名前が3つある。
有名なオブライエン厩舎の多頭出しというヤツなのだが、同厩舎の
エース騎手、ライアン・ムーアが多頭の中からどの馬に乗るか、で
同厩舎が最も期待をかける馬が判断され、レースにおいても、その
ムーア騎手が選んだ馬が最も勝つ確率が高いと、競馬界隈では
されている。

そのオブライエン厩舎から出走する1頭、5番人気のアルリファ―は
オーナーが今年、共同オーナーとなった武豊の盟友ともいえる日本の
馬主、松島正昭氏、あのドウデュースのオーナーである。

なぜアルリファーの共同オーナーとなったのか、記者に聞かれた松島氏は、「武豊が凱旋門賞を勝つところを観たいから」と答えたとか。
一時期、”究極の推し活”などと言われたが、そのアルリファー、
先々月8月11日にドイツ、ホッペガルテン競馬場のバーデン大賞
(ベルリン大賞、GⅠ)で2着に5馬身差をつけて圧勝している。

武豊騎手の、凱旋門賞への挑戦は1994年のホワイトマズルに始まり、
今年、30年目という節目を迎える。
アルリファーで11度目の騎乗となるそうだ。

さて、ずらずらと書き散らしてきたが(読んで下さっている方、
本当にありがとうございます)、私としては申し訳ないが、
今年も日本馬の戴冠は無いのでは?と見ている。

シンエンペラーもアルリファーも好走はすると思うし、もちろん
戴冠できれば、とも思うが、しかし・・・。
今一つピンと来ない。

オルフェーブルの時のような、肌で感じる高揚が無いのだ。

(2012年、2013年と同馬は凱旋門賞で2年連続2着、特に2012年
の時はアタマ差の2着で、ゴール後写真判定の結果が出るまでは
”勝った”とすら思わされた者も一部でいた程で、1999年に鼻差の
2着となったエルコンドルパサーと並んで、戴冠に指先が届いた
例であり、地元フランスの競馬ファンに”日本から来る馬って、
ヤバくね?”と毎年、日本からの参戦馬には注目が集まるように
なったきっかけを作ったともいえる)

同様にロスアンゼルスもムーア騎手が選んだというだけで馬自体
は今一つピンと来ない感じがするし、ロスアンゼルスと並んで
一番人気に推されているソジーにしても、フランスダービーには
3着と敗れたものの、その後のパリ大賞(7/13、GⅠ)には2着に
2馬身差で勝ち、ニエル賞(9/15、GⅡ)にも1馬身半差で勝って
いる・・・が、すごい勝ち方をしたわけでもない。

すごい勝ち方といえば5馬身差でバーデン大賞を圧勝したアルリ
ファーだが、同レースのメンツの薄さといったら私の髪の毛か、
と思うくらいである。(ちなみにハゲてはいない)

ソジーをフランスダービーで破った3番人気のルックドゥヴェガ
は、先に書いたニエル賞で3馬身半の差をつけて、ソジーの3着
に敗れ、逆転されている。
といっても恐らくメイチの調教では無かったとは思うが、それに
してもここまで着差を付けられる程度の地力しかない、
と思わざるを得ない。

抜けた馬がいない戦国凱旋門賞だ、と下馬評では言われている
が、まさにその通りだと思う。
だからこそ、シンエンペラーには、日本馬初戴冠の期待も高ま
ってくるわけだが、(アルリファーが勝っても武豊の戴冠には
なるが、アイルランド所属の馬なので日本馬の戴冠とはならない)
私はベルメイユ賞(GⅠ)組がこわいと思っている。

6番人気のブルーストッキングと8番人気のアヴァンチュール。

確たる根拠はない。
前走のベルメイユ賞の両馬の走りっぷり(ブルーストッキング1着、
アヴァンチュール2着)と、凱旋門賞までのローテーションにも
好感が持てる、というだけである。

馬券を買わない時の予想ほど当たる、とはよく言ったもので、確かに
買っていた時よりは幾分的中率が上がっているような気はするが、
それも微々たるもの、そもそも勝っていれば今現在、馬券を買う事も
できない状況にはなっていないはずなので、ここら辺、話半分で適当
にスルーして頂きたい。

まだまだ語り足りないのだが、もう字数が4000を超えている。
”少しばかり”これらの事を書いた後で、書きたい事があったはずなの
だが、何を書こうとしてたんだっけ?・・・。

ところで凱旋門賞の馬券を購入されたい方は、JRAのネット購入で
購入可能である。
数分間あれば登録でき、その後即購入できる。

・日本時間6日(日)7:00~発走予定時刻2分前

※「単勝」「複勝」「馬連」「ワイド」「馬単」「3連複」「3連単」
の式別を発売予定
※「即PAT会員およびA-PAT会員」


放送、配信などは以下の通り。


フジテレビ系列
「Mr.サンデー×すぽると 超合体SP」
10月6日(日曜) 22時00分~24時40分予定
※ 番組内にて凱旋門賞(G1)を生中継

グリーンチャンネルおよびグリーンチャンネルWeb
「2024凱旋門賞中継」
10月6日(日曜) 22時30分から24時30分【無料放送】


さて、焚火にあたるとしよう。

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