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未来が暗くて見えないかもしれない今だからこそ読んでおきたい本
普段から読書は、というよりもの心ついた頃から読書という行為はわたしの拠り所であり、知らない世界への扉であり、
いつしか大人になり美容学校〜美容師アシスタント〜上京、と勉学とは完全なる剥離された世界にどっぷり浸かる生活を送りながらもなお、
やっぱり読書はかたわらにあり。
ヘアメイクの世界での経験をさせていただいて、残念ながらいわゆる精神的にバランスを欠いてしまい廃人寸手のところまでいったときも、
やっぱりわたしの人生を手繰り上げてくれたのは読書でした。
毎日のように流れるニュース。
開けばあっという間に暗闇と恐れのエネルギーに感電します。
未来はどうなるの?
いまだかつてない状況に、誰もが不安や恐れをいろいろなきっかけや方法で拭ってみても拭ってみてもまたそれがやってくる。
頻度や深さは圧倒的に低いものの、わたしだって常にどんな暗いニュース見ても「無」でなんかいられない、です。
だけどかならずその都度都度で「まんなか」に戻るようにしています。
同時にとても助けられているのがやっぱり読書。
とりわけ「未来」に視点が向けられた本。
もちろん「現在」も「過去」もしっかり視点を据え、しっかり見つつ、です。
この「シン・ニホン」に書かれていた「問題」が、あっけないほどに今、ものすごいスピードで改革に向かっていることがいくつもあり、その点でもぜひ「今」読みたい本です。
本当はうちのチビすけに「これからの話」をするときに、わたしがきちんと「これまで」や「今」、そして「未来」に向けてどのような取り組みがされてきたり検討されたりしているのか。
このことを知らなければ!と思って入手したもの。
ですが、いろんな意味で「今」の日本国籍を有する方全員に読んでほしい。
そう思いました。
期間限定的に、だと願いますが世界の多くの国(ほとんどと言えるかも)が現在、『鎖国状態』になっています。
だからこそなのか、自分のナショナリティを今一度自覚し、この国の「未来」へ自分なんかでも残せるものはなんなのか、これまであまり使ったことのないような思考回路がフル回転しています。
きっと多くの、世界中でもそんな方がこれまでよりも確実に増えているような気がします。
もう一冊。
こちら。
タイトルもカバーも昨今ブームのパワスポ巡りとかスピリチュアルとかな内容に思えるのですが、逆で。
日本人である自分とは「なにもの」なのか。
それを思い出させてもらえる内容で。
やっぱり「今」だから読んでおきたい、誰かや何かに「拘束される」という時間が突然激減して自分の時間、プライベートな時間が増えた「今」だから、その時間をどう過ごすか、ということへ読んだ方それぞれに受け取るものがあるのではないかな、と思う内容でした。
『神道』は宗教ではありません。昔の日本人の生き方そのものなのです。
(本文より)
このひとことで、深いところの記憶に繋がれたような気がしました。
いまだからこそ。