外出自粛下の食生活ですごく役立っているもの②/グッズ編
昨日の料理本編に引き続き外出自粛下にある今ものすごく役立っているものシリーズ(?)です。
いや、これはもう。
はっきり言って今までも冷蔵庫に仲間入りしたりしたことあるものたちなんですけども、使い方が中途半端だったというか。
さらになんとなくダメにしてしまって(すごく保存がきくのに保存方法でダメにしてしまった)捨ててしまったり。 きっとオテントさま怒ってるよね…と微妙な罪悪感を見て見ぬフリしながらゴミ箱におさめたりして。
いわゆるむかしながらのアイテムですし、案外どこのスーパーにも売ってるんですが実は知らないひとが多いんではないかというものです。
ずばり、サゴハチ。
なんで半角カタカナやねん。
あ、すみません。
そう、サゴハチです。
スーパーだとこのメーカーさんのをよく見かけます。
これって東北のほうの方(かた)にはソウルフード?なんでしょうか。 とある自然食のワークショップへ行ったときに主催者の方がメインの調理法とか趣旨とは全く関係なく、添え物としてご自身のおうちのレギュラーつけものということでサラリと出していただいたものをいただいたことがきっかけで知りました。
いや、これ、いわゆる『ぬか漬け』みたいに考えていい”漬け床”なんですが、原料が米麹なので絶妙な甘みを味わえるんです。
砂糖や甘味料とは全く異なる、あの、100%米麹の甘酒のようなすっきりしたやさしい甘み。(甘味料も入ってるんですけどね。お米の甘さのが勝る、気がする。)
最初は塩気が結構強いですのでちょっと注意が必要ですが(時間浅めに漬けるのを繰り返す、など)、半日〜1日つけたあとまわりについたの麹をざっと落としてから別の保存容器やジッパー袋に保存し直しておけば、3日くらいは保存効くような「我が家調べ」ですね。
朝とかお昼とか、晩酌のときとか。
もちろんご推測どおりご飯のステキなおともだちになりますし、すっきり美味しい塩気が取れる箸休めにもなります。
自然な発酵食品なので今死守したり免疫力とかにもしっかり貢献してくれてる気がめっちゃくちゃします。(自分の体内体感ですがね。)
実はこのサゴハチ。
ちょっと前からちょいブームな塩麹の代わりもしてくれるのです。
代わりっていうか…よく考えたら(よく考えなくても)そのもの同じものでした(笑)
以前わたしはこれを別々に同時購入して、
・漬け込み用
・つけもの用
とわけて使ってたんですが、「あれ?結局米麹なのよね?」と気づいてから「あれ?しかもどっちも”漬け”じゃん…」となり(笑)
というわけでサゴハチをジッパー袋に入れて野菜を漬けつつ、いい感じに水分が出てきたサゴハチをちょっと取って肉や魚の漬けおき用に使う、という具合にやってます。
300円でかなり便利に使えます。
このかつてない混乱は複雑な感情も現実もいろいろ産んではいるけれど、一方でいろんな発見やギフトを享受してるような気がします。
こんなに自分や家族の健康を自分の手で守る!なんて気持ちにはなれなかったから。
料理の手際も、計算された手抜きというのも得られらたし。
おうち時間を冷静に、健康に、クリエイティブに過ごすぞ。 そんな思いが今世界中で響きあっているようにも思います。
すてきなことだ。
心なしかあたらしいnote.ユーザーさんも増えたような。
これまでの常識の大改革を経て響きあう世界。
うん。いいなあ。