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アメリカでの仕事の流儀① 休みは堂々と取る!

Hello, エッケです。

社会人になって以来、20数年、日本人、アメリカ人、中国人、ベトナム人、インド人、韓国人、ドイツ人、イタリア人、色んな国の人達と仕事して来ました。
その中で、最も取引や交流が多かったのはアメリカ人です。

その経験の中で、私が感じたアメリカ人の仕事に対するスタンス、考え方について書いてみたいと思います。

日本で商社で働いていて、アメリカの取引先のアメリカ人とやり取りしていた時、
担当のの人にメールを送っても、しばしば自動返信で、「Vacationなのでいついつまで返信出来ません」みたいなのが返ってきていました。

その頃は、アメリカ人ってしょっちゅう休みを取ってるな〜と羨ましく感じていました。
加えて、休みだったら違う人に引き継いどけよ!っと思っていました。

でもその後、私がアメリカに来てアメリカ人と働くと、その感想は変わりました。

まず、日本人の方が休んでます!笑

日本は祝日が圧倒的に多いんです。ほぼ毎月のように何らかの祝日があって、
GW(ゴールデンウィーク)、お盆休み、この数年はSW(シルバーウィーク、年末年始と長めの休みもあります。
日本は16日の祝日があるそうです。
有給無しでも年間120日ぐらい休んでるんです。

アメリカにも祝日は、こちらのサイトによると12日ありますが、
https://www.usa.gov/holidays
全部の祝日を皆んなが休んでいるわけではありません。

むしろほとんどのアメリカ人や企業が休む祝日は、
New Year's Day(1/1)
Memorial day(5月最終月曜日)
Independence Day(宇宙人が攻めてくる映画ではなく、7/4)
Labor day(9月最初の月曜日)
Thanksgiving day(11月の第4木曜日)
Chrismas day(12/25)
とたった6日しかありません。
*私の会社もこ例外の祝日は休みじゃありません。

アメリカ人はこれらの休みの前後に有給を付けたり、夏はVacationを取ったりして、
休んでいますが、大体長くて、1週間程度です。
アメリカの年間の休みは、有給除いて110日ぐらいで、
日本の方が10日ほど休みが多いんです💢(羨ましい!)

でも日本人は有給休暇を取ることが、何となく悪いとはいかないまでも、
同僚に迷惑が掛かることという意識が刷り込まれていて、
休む前に「ご迷惑おかけします。」とか、
休みから戻った時に、「お休み頂いてありがとうございます。」って言いますよね。
だから、一斉休みがないと日本人はメンタル的に休みにくいのでしょう。

その点、アメリカ人は休みは休みだから、と堂々としています。
そういうメンタルは、日常でも垣間見えます。
買い物でレジにお客さんが並んでいても、
休憩中の店員は、たとえ近くにいても、「私は休憩中だから」と一切対応してくれませんし、
お客さんもそれが当たり前だという感じです。
日本のサービスに慣れきった私は、並びながら、頭ではわかっちゃいるけど、
イライラしてしまいます。

でもそういうメンタルの方が心身共にリフレッシュできて、
仕事に戻ってもモチベーションもメリハリもついて、結果的に効率がいいんだと思います。

私も堂々と休んでガンガン旅行したいと思います。

Have a nice weekend!

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