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名古屋でどうする
🌸どうする やまびこさん
【櫻坂46 3rdTOUR愛知公演参戦〜名古屋散策記】
櫻坂46 3rdTOURが始まった。
スタートの東京代々木は、仕事の都合で申込みを泣く泣く断念した。
私にとっての3rdはここ尾張名古屋からスタートだ。
昨年2ndでの愛知公演は不参戦だったが、チケット争奪は激戦だったようだ。私が愛知に初めて臨む今年は、意外にあっさりとFC先行でとれた。やはり曜日の配置は大きく左右するとみえる。
しかし、座席については両日ともスタンド(同方角)で、決してお世辞にも良席と言えるものではないなぁという思いだった。FC先行でこれかよ…と憤懣やるかたない…といったところだったが、実際会場に入ってみると場内は意外とコンパクトで、ステージも思った以上に近くに感じられた。
そして、池乃めだか師匠のギャグを敢えて誤用して「よっしゃ、今日はこの辺にしといたるわ〜」とうそぶくおじさんがいたのだった。
(またこの席が神席となるのを、この時点ではまだ知らない)
この稿は、ご当地散策やライブ会場周辺の様子の記録をまとめたものである。
ライブそのものの感想はこちらで【ネタバレあり】
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かつて、吉田拓郎は名古屋のことを「大いなる田舎」と評していた。シニカルな彼らしい言い回しだが、マイナスイメージとしてではない。彼なりの最大限のほめ言葉だ。
特別な「何か」があるわけでもない。しかし首都圏と関西圏に挟まれた地理的条件の中で独自の経済・文化圏を形成してきた。
かくいう私も、この地を頻繁に訪れているわけではないが、とても好きな街だ。
その理由の一つは私が中日ドラゴンズファンだからというのもある。
別にこの土地に縁もゆかりもないのだが、街の空気感とでも言ったらいいのか妙に私には合っているとかねてより思っていた。
また、トヨタをはじめ多くの有名な企業の発祥の地でもあり、その沿革をみてみるのも私個人の愉しみでもある。
その一つ、TOTOでおなじみの「森村グループ」には以前から興味を持っていた。
日本の陶器産業の魁で絶縁体事業の中核ともいえる同グループは、TOTO(本社は北九州)をはじめ、ノリタケ・日本碍子・日本特殊陶業などを擁し、愛知(名古屋)を代表する企業集団である。
そう、今回の会場となる『日本ガイシホール』(名古屋市総合体育館)につながることになる。他にも名古屋市民会館は同じくネーミングライツとして『日本特殊陶業市民会館』と呼ばれ、この地に密着している。
その森村グループの聖地とでも言うべき「ノリタケの森」も今回訪ねようと思っていた。
4月19日(水)
久々に夜行バスを利用し、早朝に名駅に着いた。グッズ会場受け取りまではまだまだ時間がある。
とりあえず栄に移動。快活CLUBで着替えをし、身支度を整えホテルに荷物を預ける。
そして一旦会場に向かう。
退場後の避難ルートとしての下見を兼ねて金山駅から名鉄常滑線で行った。しかし、この判断が裏目に出た。移動時間と大江駅からガイシホールまでの距離を読み誤り、時間配分を間違え受け取り時間を過ぎてしまったのである。痛恨のミス!
やむなく5時受け取りにまわった。
さて、そのグッズであるが、私はこれまで生写真には全くと言っていいほど興味を持たない人間であった。会場周辺でトレをしているBuddies達のエネルギーにはいつも圧倒されてきた。
ただ今回は例外的に関有美子のセットは買うつもりでいた。が、しかしそこに突如視界に飛び込んできたのは三期生ブログでの小島凪紗のスーツ写真である。
まさに「こんなぎ〜〜〜」な一大衝撃だった。
そして、あっという間に方針転換し、僅かばかりだが【スーツコーデ】も申し込んだのだった。典型的なチョロオタコースである。
もちろんブログ写真のポーズがそのまま商品化されているとは思ってもいないし、彼女を引くかどうかもわからないが、新たな“出逢い”を求めて購入した。(そんな気取るほどのことでもないがw)
三期生という鉱脈を探し当てた(言い方w) 運営はどうすべきか?
素人目にもビジネスチャンスを逃しがちな種花が、次にうつべき一手は「Cool」のあのシリーズしかないのは明らかだろう。
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一旦中心部に戻るため会場を離れた。
JR笠寺駅に来たら東海道線人身事故の影響で暫くストップとのこと…とことんついてない…
結局、名鉄本線本笠寺駅から名駅へ。駅に向かう坂道が微妙にキツイ。
名駅につきJR構内に入場し、生誕祭ポスターを見に行く。
諸々の手続・交渉等大変だろうなと想像するに、有志の皆さんの熱量には頭が下がる思いだ。
玲ちゃんの生誕、写真集発売を祝うと共に関係者の皆さんの行動力に感謝しながら拝見した。
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そして次に大園玲1st写真集『半分光、半分影』の発売記念パネル展を見に星野書店近鉄パッセ店へ。
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もちろん、私もお買い上げした模範的Buddiesである。この写真集は当夜のライブで玲ちゃんの問いかけに応えて思いっきり掲げた (お隣りのハブライバー女性二人組は若干引いていたかな…w)
結局その後は、会場受け取りで大江駅から走り、結果的に間に合わなかったせいで、疲れがドッと出てきたので、ホテルにチェックインして暫く休んだ。
4時過ぎにあらためて会場に向かい、今度はしっかりとグッズを受け取った。時間指定に間に合わなかったお仲間もまぁまぁいて、やや安堵した。
順番待ちしていた時間に会場に流れていた「僕のジレンマ」
♫ 今すぐに行かなきゃいけない
わかっているのに 足が動かないんだ…
駅から走って来ようとしたけど直ぐ息切れしてしまって「あ〜もうダメだ〜」と泣きそうになった自分自身を投影した〜涙
そして会場入りした。
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公演終了後、ホテルのある栄に戻りドタバタした一日を振り返る。
栄で一人呑み反省会もまた楽し♪
— やまびこさん (@echo0112_46) April 19, 2023
4月20日(木)
翌日は早朝散歩も兼ねて高岳駅近くのダイヤコーヒーへ向かう。そこで「名古屋モーニング」をいただいた。
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来る前からいくつかの名古屋のグルメ垢を追い、好さそうな所を幾つか選んできた。
やはりアンコは粒あんに限る。
ホテルに戻る途中オアシス21に立ち寄る。
2019年に放送された、小芝風花主演のNHKドラマ「トクサツガガガ」のロケ地の一つだったことを思い出した。
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ホテルをチェックアウトし名古屋駅へ。
そこから歩いてノリタケの森に向かう。
都会の真ん中に出現した静謐の空間…
クスノキ、ケヤキなどの木々から木漏れ日というには暑い4月の日差しを受ける。
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再び栄に舞い戻り、昼食を。
味噌カツランチ(当然生ビールも)を注文する。
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名古屋メシは、塩分糖分に神経質になっているおじさんには大敵である。
しかし、ご当地名物を食さないことほど野暮なものはない。
これからバランスを取ればよし!と相変わらず自分に甘々なやまびこさんであった。
さて、皮肉屋を自認する私だが、この頃自然と「ありがとう」の言葉が口をついて出てくるようになっていた。周囲に感謝の気持ちを忘れない櫻坂メンバーの影響があったと勝手に思っているのだが、有名メゾンで食事の後のお会計時に「シェフを呼んでくれる?」の世界には生きていない者が、居酒屋で「店長呼んでくれる?」といえばクレーマー認定必至なので、さすがにそれは言わない。
そんな自分を見つめ直すおじさんの旅でもあった。
この日は暑すぎるのでオタク御用達快活CLUBで休憩する。時間調整をした上で会場に向かう。
二日目の最後に奇跡が起こった。ネタバレで良ければ、詳しくは「愛知公演参戦記」を参照していただきたい。
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公演終了後、名古屋駅に戻る。
名鉄バスセンター前のナナちゃんは期待していた「ミニヨン」仕様が既に終わっていて、すっかり夏模様に衣替えしていた。
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夜行バスは寝れるかどうか…と危惧していたんだが、さすがにお疲れだったのだろう、あっさりと寝てしまった。
次の参戦は、次週29日の福岡だが関有美子のラストステージ翌30日のチケトレは大変厳しいようだ。
無券は覚悟せねばなるまい。配信に期待。