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8th BACKS LIVE!!に見る櫻坂46の発展ストーリー

【櫻坂46 8th Single BACKS LIVE!!を視聴して】

⬜ セトリ等細かくふれていますのでご注意ください

まさか、7thに続いて8thもバクラが開催されるとは正直思っていなかった。
今回も配信で見守る形だが、視聴しての感想をまとめてみた。

3rd Single『流れ弾』以降空白期間があったバクラだが、メンバーの卒業が続けば、人数的にも開催するには困難が伴うものだし、開催の意義も揺らいでいた部分があったのかも知れない。
一時は20人を割り込むメンバー数であったが、単に人数云々というだけの話でもなかったように思う。
三期生の加入によってバクラを行える人数にまで戻した〜というのが物理的な要因ではあるが、新期生の合流によるケミストリー(或いは櫻坂の基礎体力)を確認する場として、あらためてバクラの場が設けられた〜と捉えるのも一つの見方であろう。
前回7thはオールスタンディングでの「小さめなハコ」で行った。その会場規模や選定に、いくつかの疑問の声もあったやに見受けられたが、結果として彼女たちにとってはいい経験の場となったのではないかと個人的には思っている。
バクラを何か手探りの、試験的な場にしていく意図が運営側にあるのかどうかは我々にはわからない。しかし、メンバーにも運営側にもある種の「手応え」が確実にあったのでは?と思えている。
また、単にメンバーと言っても、出演したバクラメンバーのみならず、選抜メンバーにも少なからぬ影響を与えたのではなかろうか?

そんな状況で迎えた今回のBACKS LIVEを振り返ってみよう。

◆ 5月9日 (木)    Day_1


影ナレ
向井•村山
MCもしっかり務めるいとまめは、最早「出来る子」との共通認識がある。バースデーガール当然の起用だが、相方の村山は「ムラヤマミウで〜〜す♪」と相変わらずのマイペースぶりに苦笑してしまう。


1. 条件反射で泣けて来る (武元)
座長武元が名刺代わりにソロダントラで締めた中でスタート。前回のいのりに続いてちゅけがセンターの「条件反射」だ。
やはりイントロのインパクトが強いだけに、エンジン暖めるどころか急速全開に持っていく楽曲だ。
否が応でも盛り上がる。

2. 恋が絶滅する日 (武元)
シームレスに繋いでいくにふさわしい楽曲だ。序盤から畳みかけるメンバーたち。
並々ならぬ意気込みと気合いを感じる。


3. 断絶 (向井/齋藤•武元•遠藤光•小島•向井•村山)
どんなセトリでくるのか漠然と考えてはいたものの(無意識に)端から除外している楽曲もある。
今回で言えば、この「断絶」や、後からの「風の音」「隙間風よ」だ。
メンバーの卒業•休業で先ず取り上げないだろうと決めつけていたものである。
特に、この断絶は素人目にもダンスの難易度が高いと感じていたから尚さらないだろうと思っていた。
向井が、何か思わせぶりな笑みを浮かべながらノックを始めた瞬間「ウソだろ…」と思わず声が出た。
会場の女性の叫び声もマイクが拾っている。
そりゃそうだろう〜の反応だ。
歌割りからオリジナルメンバーと対比してみると〜
田村→向井/小林→小島/小池→石森/森田→武元/藤吉→齋藤/山﨑→村山/守屋→遠藤光とみた。
この7人も中々唸らされる人選。武元は小林卒コンの時は小池ポジに入っていたはずだが、どこを演らせても〜の対応は流石だ。
また、小林ポジの小島もここまで演れるとは…う〜ん…こんなぎ〜お主やるな…

MC〜武元

4. もしかしたら真実 (石森)
れなぁのブリッコ路線を独自の形で継承するりかたんらしい“もし真”だ。
今回のこの衣装もいい。
スカーフがワンポイントになっていて、パンツの処理がまるでモビルスーツのようだ。
「ザクとは違うのだよ ザクとは〜」とつい口にしたくなってしまう…特に意味も他意もありませんw

5. ブルームーンキス(上村)

曲前の流れが、3rdTOURのブルムン前を思わせたのでもしや…と見ていたら、やはりのイントロが流れてきたが、せり上がってピンスポを浴びたのは、まさかまさかのむーちゃんだった。
いや〜まさかとは言ったものの、これほどブルムンが似合う人もいない。そうか…むーちゃん演ってなかったのかぁ…と感慨にふける。
セリフパートはやや抑え気味のオトナな雰囲気だったが、会場は当然のごとく沸くのだった。


6. ソニア (遠藤理)

BACKS曲では、希少な?「まともな詞」のソニアだ。
3rdバクラでは「流れ弾」「Dead end」と共に印象的な楽曲だった。
何とも素敵なセトリとセンター起用だと、それを決めたエライ人に拍手を送りたい。

MC〜石森

7.確信的クロワッサン (武元)
BACKS曲として座長が継承していく曲となるのか?
ちゅけを挟む、りかたんといとはの笑顔が輝いている。

8. 無念 (大沼)
詞については、今もって納得していないこの「無念」だが、まつりの達観した表情が印象的で、コールがとてもハマる楽曲だ。
あきぽに、この曲が当てられた理由を勝手ながらに考えてみたが、それは後述することとしたい。

9. 風の音 (齋藤/上村•遠藤光•大沼•幸阪)

ミニラで披露以降、もうライブでの披露は叶わないのだろうか?と思っていた一期生曲だったが…
まさかのこのメンバーでの披露にお口あんぐりりかたん状態だった。
やはりいい…

10.僕たちのLa vie en rose
(小島/武元•石森•遠藤理•小田倉•向井•村山)
これもこんなぎセンターにふさわしい楽曲だ。
三期生に混じっての座長ちゅけのお姉さん感も面白い。
りかたんの振り付けも印象的だった。
とにかく三期のパーソナリティの幅広さが際立つ一曲だ。

11. Anthem time! (幸阪)
「あっ!その手があったか〜」と驚いた、まりのんアンセムだ。
冒頭のまろやかな笑顔も決めポーズも新•幸阪茉里乃を伺わせるものだ。
彼女を囲む三期生たちが優しい笑顔で、一期二期も何やら気恥ずかしそうな雰囲気も感じさせながらも楽しんでいる。私たちここに加わっていいのか…のニュアンスも感じとれるのが面白い。

MC〜向井

DANCE TRACK
ここで衣装チェンジの調整タイムか。

12. Cool (齋藤)
ふーちゃんの元々の参加曲なんだが、これまでゾノのバックでも、存在感のあるCoolのパフォではあった。
イントロの腰を落としての振りが私は好きである。
安定感のあるふーちゃんはやはりそこでも魅せる。
一人花道に出てパフォーマンスしていても「やっぱ違うなぁ〜」と思わせるものがある。 
これまであきぽがカヴァーしていたひかりんパートも、本人が戻ってきて何よりだ。
とにかく、パフォーマンスするメンバー全員がかっこいいという私の大好きな曲がセトリ入りしているのがうれしい。


13. 隙間風よ (遠藤光)

まだ小林由依卒業からさほど時も経過していないとも言える中で、まさかのセトリ入りだった。
思えば渡邉理佐卒業後も『僕のジレンマ』は封印されたかな…と思っていたところにBuddies感謝祭〜ZOZOマリン3rdアニラで、小林由依を軸に披露されてきた。
本来なら、この楽曲に加わっているはずのひかりんにとって、こんな形での参加となるとは〜と何とも劇的なものでもあった。
ジャマビ組としても、この曲を継承していくという意識もあったのだろうか?とても美しくも儚い、素晴らしいパフォーマンスであった。
とにかく遠藤光莉の表情にやられてしまった。
おそらく彼女のこんな表情初めて見たんじゃないか…というほどの衝撃だった。
果たして小林由依はこの瞬間、この場面を何処かで見たのだろうか…

14. Dead end (小田倉)
まさかの玉座におつきの小田倉嬢である。
森田ひかるの覇王感とはまた一味違う雰囲気〜匂い立つクラス感は隠しようもない。
森田オリジナルから、3rdバクラでの藤吉〜幸阪デドエンを経て、三期生村井〜村山からのダクラデドエン。
それぞれに特徴があったが、小田倉麗奈の場合は「閉塞感なき行き止まり」と言う何とも矛盾した表現になるのか〜
上から見下された花道を行く他のメンバーのかしづく下僕感、従者感もこれまた凄い。
最後、花道を走ってステージに戻る場面で最後方のふーちゃん〜どうぞコケないで…と願っていた。

15. マンホールの蓋の上 (村山)
「マクハリこんなもんじゃねーだろぉーーー」
人差し指を上げながら村山Pが煽るあおる!
花道からステージに戻る姿も最早貫禄モノだ。
このオラオラ系の煽りは「そんなこと言われたらオジサンビビっちゃうよ〜」と言うほどの迫力でもある 笑
さて、私にとって初日のベストアクトは『隙間風よ』の遠藤光莉だが、それは彼女への思い入れも多分にあっての感想。
それを別にすれば、このマンホールもそして村山美羽もとてもよかった。圧巻…
この曲は7th選抜メンバー楽曲で、4th3月TOURでのオープニング曲。だからこそBACKSメンでの披露には価値がある。
この曲もライブで観るうちに好きになった曲の一つだ。そのカッコよさと村山の表現力との親和性がとても高い。彼女が真ん中に佇む姿がとても様になっているのだ。
冗談抜きに村山P自身の総評も聞きたいところだ。

16. 油を注せ!(武元)

本編ラストはこの曲だ。
まさか表題を一曲も演らずに「BACKS曲」メインにやり切るとは思いもよらなかった。
まさに、ちゅけの宣言通り「180度概念が変わるライブ」そのものだった。
メンバーもとても充実したライブを創れたと実感しているのが、こちらにも伝わってくるものだった。



En-1. 魂のLiar (武元)

やっとスッキリとした形での披露となった。
「マンホール」のクラップを受け継ぐ形での「たまライ」だ。この構成がとてもいい!

MC〜武元

En-2. I'm in (武元)
ここで「櫻坂の詩」を持ち出さずに最後もBACKS曲で締めるという徹底ぶりには完全にやられた感…

「凄い」としか言いようのない2時間だった。
初日を見終えた後、二日目にセトリを変えるかどうかは余り重要ではないと思えてきた。
例え同じセトリでも、彼女たちならまた違うものを魅せてくれるはずとの確信があるからだ。


◆ 5月10日 (金) Day_2

影ナレ
武元•幸阪

1.条件反射で泣けて来る
2,恋が絶滅する日
3.断絶

MC〜武元
4.もしかしたら真実
5.ブルームーンキス
6.ソニア
MC
〜石森
7.確信的クロワッサン
8.無念
9.ずっと 春だったらなあ
(向井•石森•遠藤理)

ステージのライティングが違うなぁと思っていたら、初日の「風の音」に変わっての、ずと春がここでもまさかできた。
いとは〜りかたん〜えんりこかぁ…
おもしろい組み合わせだ。
今回、私のお気に入りの楽曲が多く取り上げられたのは、とてもうれしい。

10.僕たちのLa vie en rose
11.Anthem time!
MC
〜向井
DANCE TRACK
12.Cool
13.隙間風よ
14.Dead end
15.マンホールの蓋の上
16.油を注せ!

En-1 魂のLiar
MC〜武元
En-2 I'm in

W-En 油を注せ!



二日目は個々の楽曲を取り上げるのではなく、このバクラ両日で感じたメンバーそれぞれへの感想を中心にまとめてみたい。

✿ 上村莉菜
終始落ち着いた感じはさすが最年長メンバーと言うところか。
時に寂しさも感じる雰囲気なのは、うがった見方なのかも知れない。
三期生を中心に、その精神的支柱と言った立場で前に出るのを遠慮している部分はあるのかも知れない。もとよりそれが彼女のスタイルなんだが。
しかし、相変わらずの妖精ぶりには感嘆する。

✿ 齋藤冬優花
私がFCに入ったのは、推しである増本綺良の加入後から暫くしてである。欅坂時代のほとんどは今で言うところのライトなファン層止まりであった。
そんな中で、当時たまたまテレ東 (系列局のテレビせとうちで視聴) の「家、ついて行ってイイですか?」を視ていて、がな推し男性のお宅(オタク…)にお邪魔する回があった。
その中で彼が、部屋のPCから流れていた『二人セゾン』のMV映像の中の♫生きるとは変わること〜での、ふーちゃんが伸び上がるパートのシーンが特に好きと言っていたのが印象的だった。(調べ直してみると2019年2月6日の放送回だった)
「あぁ〜すっごいわかるわぁ〜」とそのふーちゃんシーンを上げたことに共感しながらも、あらためて齋藤冬優花について見つめ直す時間帯だったのを記憶している。
あれから5年の月日が流れたことになる。
一期生も三人となり、そのうちの一人〜ふーちゃんの現在の心境はどうなんだろう?〜としばしば思う時がある。
空きポジに入ると、いつも難なくこなしていく(そう見せる)様は、齋藤冬優花だからこそのものだ。
確かに三期生のポテンシャルは高い。しかし、それをサポートし、きちんとパフォーマンスで締めていくポジションを淡々とこなしている彼女なくして今の櫻坂は語れない。
メンバーも、そこがわかっているからこその信頼関係なのだろう。

✿ 遠藤光莉
今回も出番をセーブしての言わば”安全運転“で行くかと思っていたが、見事にそれをいい意味で裏切ってくれた。
初日冒頭のMCで整列し一同でお辞儀をした際、やや体がふらついた時はヒヤッとしたが、バランスを崩しただけのようだった。
とにかく序盤から出ずっぱりだったのには驚いた。
そして、期待以上のパフォーマンスを繰り出してくれたひかりんには「ありがとう」と言いたい。
ふーちゃん同様、全体を締めるパフォはブランクがありながらも、そこは流石と言ったところか。
とにかく「えんぴか復活」をまざまざと見せつけてくれたことが、このバクラの大きな成果の一つと強調してよいだろう。
この二日間で、自身でどれだけ「行けるか」の判断とその手応えもあったろう。
二日目アンコールの「I'm in」の♫泣き言は言うもんか〜の場面で強くかぶりを振っていたのが印象的だった。
次のドームが楽しみでならない。

✿ 大沼晶保
#akihotalkでは、就寝前に「今日の一曲」として、サンボマスターなどの元気が出る曲を紹介するのが恒例となっている。
Buddiesに伝えるだけでなく自身への応援歌としてあげて眠りにつき翌朝を迎える〜というルーティンのようなものなのかも知れないと私は勝手に思っている。
確か3rdTOURの頃だったか…あきぽは、そこに「無念」をあげていたことがあった。
その頃、私はこの歌詞を散々こき下ろしていた時でもあったので、少しバツが悪かった部分もあったが、あきぽがこの曲を取り上げる意味合いも何となくわかったつもりでもいた。
今回、その経過があってこの選曲につながったと思うわけだが、BACKS曲を中心にセットリストしていくと決まった時に、あきぽが自ら無念を選んだのかも知れないとも思ってもいた。
MCの話しぶりからして、自ら選択したことでもなさそうだったが、やはり、この曲へのひとかたならぬ思いも伝わったところだ。
もちろん、自らも語っているように、あきぽにはこの「無念」の思いのまま終わって欲しくないと思っている。
二日目の「Dead end」曲中の煽り「Buddies!手を上げろーーー!」の魂の咆哮はあきぽの気持ちが強くこもったものだった。 

❲追記❳ 24.5.11
バクラ終了後の5月10日のakihotalkにも今日の一曲として「無念」をあげていた。
有料コンテンツの内容を紹介するのは如何なものかとも思うが、今回は内容に鑑みてご容赦願いたい…

✿ 幸阪茉里乃
明らかに前回のバクラから、まりのんは変化してきている。
まさかのアンセム〜まさかの煽り〜
前回バクラでの「脱•地蔵」宣言を早速実践している姿に応援する気持ちを抑えることはできない。
アンコールMC時の涙にももらい泣き…
両脇で見守り支える、こんなぎとりかたんの姿にも感動!
配信画面には映ってはいなかったが、それを見たむーちゃんも泣いていたとのこと…
二日目「もし真」でたばねていた髪の毛がほどけて「ライオン丸」状態になっていたのには驚いたが、予期せぬアクシデントにも冷静に対応するまりのんもらしいと言えばらしい。
彼女の泣き笑いを見れたライブはとても良く貴重なものだった。

✿ 武元唯衣
もちろん思うところはあったに違いない。
しかし、クレバーな彼女は自身の状況をすぐさま把握し、今後どう展開すべきかに軸足を置いてきたことが、今回のライブを成功に導き座長としての責任を果たした要因であろう。
とにかくメンバーとBuddiesを鼓舞し続けて、ステージに集中させてきた手腕はお見事としか言いようがない。
「概念が変わる」という宣言に、うそ偽りのないことが燦然と実証されたのだ。
大学を卒業して心身ともに身軽になったこともあろうが、今や「外仕事」に引っ張りだこの状態なのも、さもありなん…と言ったところか。
彼女の活躍が、グループ活動にプラスになるしかない事実がますます明らかになっていくのだろう。
がんばれちゅけ!

✿ 石森璃花
何度も言うようだが、本当に運営は「いい子」を獲ったな〜と言わざるを得ない。
今週のそこさくを視ていてもつくづくそう思う。
かつては「笑わないアイドル」などと一方的なレッテル貼りをされたグループを敬愛し、その後櫻坂に加入した一人の女性が、「常に笑顔を振りまく」アイドルとしてみんなに愛される姿を、一体誰が想像しただろうか?
ブルムンはもちろんお手のものだろうが、BANで揉まれた彼女が、断絶までやり切るところは、やはり「筋金入り」だと驚嘆した今回のバクラだった。
二日目アンコールの時、彼女を配信のカメラがとらえた瞬間を見逃さず笑顔となっていたのはさすが石森プロであった 笑

✿ 遠藤理子

まだまだおっとり感は残ってはいるが、それが彼女の持ち味でもある。だから敢えて変える必要もない。
ずと春を演るとは予想だにしなかったが、彼女のキャラが活きる楽曲を追求していけば、自ずと次の展開も生まれてくるのでは…と思わせる可能性を感じている。

✿ 小田倉麗奈
彼女の瞳の奥に潜む深遠さは、周りからは測ることの出来ないダークな部分と受け取れなくもない。
そんなところを引き出す可能性も、是非追い求めて欲しいとも思う。
そのあたりを突くユニット曲が彼女に与えられたらおもしろいのかも知れない。

✿ 小島凪紗
彼女も何か「ふっ切れた」印象が強いメンバーだ。
表情にそれがそこかしこに表れていた。
現在、発売中の「blt graph」の個人インタビューでもそのあたりについて語っている。
私の勝手なイメージだが、いわゆる優等生として見られる中でいくらかの窮屈な思いもしてきたのだろう。
グループに加入して先輩や同期と交流する中で、お互いの関係性について彼女なりに学習してきたところがあるのだろう。
そして、彼女を包みこむ周りの環境がそう彼女を変化させたとも言えるのかも知れない。
今回のバクラでの”こんなぎの笑顔“は本当に内面から込み上げてくるものなんだなぁと感じられた。

✿ 向井純葉
初日9日は彼女の18回目の誕生日。
一つひとつのリアクションにもわざとらしさやいやらしさがなく、ケレン味のない姿をみせてくれて本当に彼女の存在はグループにとってありがたいものだ。
今回のバクラもはじけまくっていた。
思えば、直前合宿は止むなく欠席しなければならない体調だったり、お披露目VlogもYouTubeの不具合でカウント数が乱れたりで、彼女にとっては不運な出来事が続いた。
それを彼女自身がリカバリーしてきて、今の立ち位置があると言える。
我々には知り得ないところで、メンバーからの評価が高まるほどの取り組みをしてきた彼女は、それを我々にはおくびにも出さないところも大したものだと思う。
今後の彼女がどんな風に歩んでいくのかは本当に楽しみなところだし、グループとしての一つの指標となるだろう。

✿ 村山美羽
新参者〜7thバクラ〜4thTOUR〜と、ライブを経てきたがステージに立つと、瞳の輝きが一段と違ってくるメンバーだ。
センターを務めたマンホールは圧巻だった。
TLによると会場には秋元御大が観に来ていたらしい。それが事実とするなら、まだ会場に足を運ぶ意欲はあるんだな…と思うと共に、今日の櫻坂メンバー特に村山美羽はどう御大の目に写ったのだろうか?との興味はある。
おそらく次にバクラが開催されたら、彼女はその場にいない可能性が高い。
もう次期選抜の発表はされているのだろう…との推測もされているが、今のところ彼女の胸中は彼女自身しか知らないのだ。


中•長期、或いは年間スケジュールを組み立てる中で、具体的にライブ会場を押さえる作業は、かなり早い段階から動いているはず〜というのは、部外者である我々Buddiesにも一定の認識がされているところだろう。
それらを踏まえた上でも、今回「幕張イベントホール」の規模で開催することの意義を考えた。
舞浜アンフィシアター(2nd)〜 東京ガーデンシアター(3rd)、そして前回7thでのやや変則的とも言える、豊洲PIT/Zepp Diver City(TOKYO) を経ての今回である。
4thTOURが好評で追加公演のドームも早々に注釈付きまで販売した事実はある。
それではいつ、BACKS LIVEも同様に一万人に近い規模の会場を平日二日間で埋められる勝算があると判断したのだろうか?、その判断の時期には大いに興味がある。
結果的に、今回のバクラも「見切れ席」まで売り切るという実態には嬉しさは当然ありながらも、何かしらの感慨もある…

「BACKS LIVE」と銘打たれたライブイベント開催がアナウンスされた当初、私は「何がBACKSだよ…」とそのネーミングと位置づけに少なからず不満と不信があったのは否めない。裏返せば「櫻エイト」システムへの反発もあったのも事実。
しかし、初日だけ様子見で買った配信が、ことのほかよかったため急遽追加で二日目、三日目配信を購入した。そんなこともバクラへの思い入れを強める機会となった。

あれからグループを去った面々…そして新たに加わったメンバー〜と、グループも当然の如く変化していく中で、バクラの性格も変化してきた。
表題曲センターの経験を、バクラの場で行うという当初の位置づけが、なんと表題曲セトリ入りなし〜の今回となったのである。
こんな未来を誰が想像しただろうか?

結局、BACKS LIVEの位置づけの変遷が、即ち〜櫻坂の成長と強化のストーリーにリンクされたものとなってきたと言えるのではないか。

しかし、グループの力量の底上げを図る位置づけで始まったBACKS LIVEだが、ここまで成熟してきたら、選抜を巡る判断、決定がますます困難になってきているのは明白だ。
どう決めても非難される運営も大変だが、9thを展望した時、さて、どんな結果が表れるのだろうか…と期待と不安が交錯しているところだ。
来月のドーム迄には何らかのアクションがあるのだろうか?


ところで、TLを見ていたら最後にWアンコールで油を注せ!を演ったらしいと知る。
いつものように公演終了の画面が出たので、素直にそのまま閉じたのだが、再び会場に画面が戻ったらしい。ステクラさんよ〜そりゃないぜ…
リピートでは編集するのだろうが、これを思えばやはりアーカイブ配信はありがたかったな〜と思ってしまう。
まぁ予定調和なき本来のアンコールと言ってしまえばそれまでだがやはり不満は残る。
とにかく現地勢には素晴らしいプレゼントだったろう。
これからは暫く画面の前から動かないことの教訓となったと思うしかない。
おまけのつぶやきでした。

いや、とにかく凄かった…


24.05.16〜リピート配信を前にしての追加画像

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