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櫻坂46 新・櫻前線 -Go on back?- 開花の便りは福岡から〜

【櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 福岡公演参戦記】

⬜ セトリ等公演内容に具体的にふれています。ご注意ください。

尚、今回も長文ですので余裕がある時にお読みいただければと思います。
また、拙い記憶力と新せ界TAKAHIRO先生メモ以上の本人解読不能の乱雑なメモ書きで、誤認しているところもあるかと思われますので、そこは今後のツアーで補完していきます。



Thank you Fukuoka

鮮やかに咲き誇り、儚くも散りゆく…
日本人の桜に対する思い入れは特別なものがある。

その日本を象徴する花の代名詞〜桜〈SAKURA〉の名を冠するグループ『櫻坂46』の2024年の全国ツアーが、3月2日(土)〜3日(日)福岡から始まった。

とにかく今回はチケットの獲得に気を揉んだ。
FC一次以降、投げても当たらないのだ。この流れは3rdアニラから続いているものだが、その傾向はさらに強まっている。公演回数は3rdより絞っているとはいえ、注釈(昼食…)付きまでも早々に販売し、それも即、完売させる〜この現状は単純にライブに行きたい人が確実に増えているという、ごくごく“当たり前”の認識しか許されないものになっている。
Buddiesとしては「うれしい〜でも本音では厳しい」といったアンビバレントな心境だろう。もちろん、私もそうだ。

私は今回のツアーは当初、追加公演もあるに違いない〜と踏んで、かつ日程的にも遠征旅費を含め財政的にもキツい現状から神奈川公演はスルーした。追加公演がないにしても、最終日〜神奈川での配信はあるだろうとの判断もあった。〜もちろん投げても当たっていたかどうかだが…
そこから今回は、3会場 (福岡・大阪・愛知) 6公演に照準を絞った。
そして指定席は今回当選2回縛りなのか、福岡2日目、大阪初日とFC一次で取って以降、その後は全敗が続いたので、ここはチケトレに望みを託すことと方向転換した。
結局、ご承知のようにツアー初日に東京ドーム追加公演が発表されたのだが、これで神奈川の配信は微妙になったのかも知れない。
是非ともドームにも行きたいものだが、現状果たしてチケットが取れるかどうか…はてさて〜


さぁ先ずは福岡だ。今回はマリンメッセで、会場は前回の国際センターから規模は大きくなった。
結局、初日はチケトレ二日目で取れた。出品してくれた方に感謝♪




◆ 3月1日 (金)



初日はチケトレ頼みとなったが、両日参戦を念頭に予定を組んできた。
交通手段、宿泊先等様々にシュミレートしながら、結局昨年の3rdTOUR同様、前泊(前乗り)することとした。

夕方前に博多駅に着きホテルにチェックインして、会場の様子を伺いに行った。

ライブ前日も海風が強く冷たかった…

その日の夜は、美青talkで美青ちゃんのお兄さんが紹介してくれた、ラーメン屋さんのうちの一軒『博多一双』の祇園店に行った。

『博多一双』

決してクセの強いこってりでもなく、替え玉もスルリといけるラーメンで美味しくいただいた。

また、在福Buddiesの皆さんが交通事情やグルメ情報などを適宜ポストしてもらっていて、これも非常に助かった。地方公演の形としては、とても理想的で大変ありがたいものだった。


◆ 3月2日(土) Fukuoka Day_1

この日は雨の心配はないものの、何故か3rdアニラから櫻坂の公演時には異常に気温が下がるというコンディションで、ましてや会場のマリンメッセは海沿いだから玄界灘〜博多湾の海風の影響をもろに受ける。
ネック・レッグウォーマーを持参してきて正解だった。

10時スタートのグッズ受け取りの時間指定をし、受け取り終えると宿泊先のホテルのある天神まで一旦戻った。
お昼は『博多 ごまさば屋』で、ごまさばアジフライ定食をいただく。

公演時恒例の軽く一杯ひっかけましたの図…

その後、2月25日付けゆーづのブログで画像が上がっていた新天町に行くなどして天神の街を歩いた。

その後、暫くして会場に戻る。


さて、初日のチケットはチケトレで手に入れたものだったのだが、発券すると、これがまさかまさかのアリーナA4の十番台で、二列目位は来たかな〜と驚いていたのだが、今回のツアーの特殊なステージ・花道構成のためであろう、入場して座席を見つけたらナントその番号は最前列だった!それもA3ブロックセンターよりの角席!
これには思わず声が出た。本当にチケトレ様々だ。
もうこれ以上の席は今後二度とあるまい…と、この瞬間に集中する意志を固めた。

案内図の通り外周に花道を配置するレイアウトで、アリーナAブロックに入るには、花道の下のトンネルをくぐる形になる。
これはまるで、にじり口から身を屈めて茶室に入る仕様のようだ…と思った。千利休もかくや〜の面持ちで、まさに一期一会の櫻坂との対面の場だ。
そしてこのレイアウトが、今回のライブの印象を大きく左右するものと実感するのに、それからさほどの時間は要さなかった…

座席に着いてステージの構成・美術展開などを観察する。正面には北欧的なプロペラのようなものが据えてある。或いはアメリカのジョージ・ネルソンの時計デザインのモチーフのようにもみえる。

『サンバーストクロック』 ジョージ・ネルソン

カメラマンがSONY製カメラのレンズをクリーナーでキレイにしてチェックしている様子も目の前で見ることが出来た。
センステには「SAKURAZAKA」を表す『S.K.Z』のモニュメントが鎮座している。3rdアニラの「3」と似た設定だが、センステにあるのでこれがライブ中では上下するのが後ほど判る。
さぁ…いよいよだ…


影ナレ
大園・中嶋
地元枠で起用するのは恒例なので、先ずはゾノとゆーづできた。落ち着いているゾノと、地元で異様にテンションの高いゆーづのコンビネーションにいよいよツアーが始まる〜との期待も自ずと高まる。

OVERTURE
8th制服でのメンバー紹介映像で、期待のトーンもまた一段と上がってくる。
やがてメインステージに、せり上がって姿を現したメンバーの並びとシルエットをみると、まるで「サイボーグ009」の登場シーンのような凛々しさとカッコよさに思わず震えてしまう。

1.マンホールの蓋の上
ステージ下にデジタルサイネージを模したLEDに文字が流れる。
これまでのツアーと同様のLED仕様だ。
イントロとほぼ同時に流れたのは「Whacha say we do ?」の文字〜アニラでは”温存”したマンホールを一曲目に持ってきた。

パンツスタイルの衣装はサファリ調というか、デザート(砂漠)ミリタリーっぽい色合いとデザインにみえて新鮮味があった。この衣装もいい。
それにしてもメンバーの身体が華奢でお顔がとてもちっちゃい!のが実によく判る。あの体躯であれほどのパフォーマンスを魅せることにあらためて驚く…
そして挨拶代わりにしては刺激的過ぎるキレッキレの振り付けだ。

2.摩擦係数
オリジナルメンバーの小林は卒業〜小池は休養中である。この楽曲での重要なポジションを誰が埋めるのかを注視していたのだが〜

愚か者め どうしたって ただ損をするだけだって♫
私のお気に入りのこのパートには〜村井と谷口で前に出てきたー!
カーーーッ!そうきたかぁーーー
ぽんみいの貫禄には当然まだまだ及ばず〜なれど、この新鮮な組み合わせにコレまたしびれた。

野生チームがメインステージに理性チームがセンステに分かれて対峙する。3rdアニラでは花道を左右に分かれていたのが、今回は前後に分かれてのパフォーマンスだ。ここに今回のステージ構成の特徴を見る。ゆいぽんの卒コンでも採り入れていた手法だが、より明確に使って来ている。
これをみて思い浮かべたのが、大々的に公式とは打ち出してはいないあのインスタだ。
今のところの画像投稿は鏡がキーポイントになっている。
私には今回のステージプログラムと同様のコンセプトに思える。つまり今回の一つのテーマは「ミラー」〜鏡越しと言うことか?と…

そしてそして今宵も博多の夜に響きわたる〜
「ま!・さ!・つ!」のコール!

3.BAN
序盤でいきなりBANがきた。今回はセンステからのステージで「通常盤(BAN)」だ。
最前列なのは文句のつけようもなくいいのだが、センステでのパフォとなると逆転して最後列となってしまうというジレンマに何とも言いようのない感情も生まれたのも事実…イヤハヤ何とも贅沢な悩みよ…
もしかすると今回のツアーの特等席はセンステ周りかも知れないとも思った。

MC〜松田
センステから以前のバディ感のような放射状?になっての最初の挨拶。
まつりから感想をふられたこの日の天ちゃんのストレートヘアは、まるでクレオパトラの如く…だった。それだけ神々しく感じられた。
「声出しも安定して流石Buddies!」とヨイショ?する高校卒業直後の大人な天ちゃんでもあった 。
(この認識は、翌日もろくも崩れさることになるのだが…)

4.Anthem time↔ドローン旋回中
アンセムのイントロが流れて「オッ 三期曲はアンセムからか〜」と思ってコールを続けていたら、途中、今ではおなじみ、何を言ってるか分かりづらい(失礼)保乃ちゃんの煽りが入ってきてドローンにチェンジする〜やがて、これを交互に繰り返してのマッチアップとなり、会場を盛り上げていく初めてのパターンだと気がつく。
(余談だが市内の移動や臨時便でお世話になった西鉄バスの運転手さんのアナウンスも、独特のイントネーションからの雰囲気で強引に押して来る感じなんだが、あれも決して嫌いじゃないw)
3rdアニラで連続させたこの二曲を”融合“させての盛り上げで、タオル回しもだいぶ上手くなってきた。とにかく花道内のアリーナにいると前に後ろに右に左に、そしてモニターにとやたらに動きが忙しい〜

5.Don't cut in line !
三期生ユニットのツアー初披露だ。
地元福岡が生んだセンター的野と後の四人(谷口・村井・村山・山下)との対比の構成が素晴らしい。堂々たるものだ。

6.コンビナート
三期生ユニットに感激していたら直ぐにセンステから二期生曲『コンビナート』が始まった。我が推し増本綺良のペンラカラーのオレンジにマリンメッセも染まる。やたっ!!!
しかし残念なのは音響処理だ。音が割れまくって歌声がキチンと届いていない。ハコの問題か技術的なものかは判らないがそこは残念である。
デニム調にもみえるデザインの衣装に着替えてキュートさも強調してきている。

7.何度 LOVESONGの歌詞を読み返しただろう
センステのスモークが晴れると現れたのは、あのMVでの机の並びだ。さてライブでどう表現するのだろうと注目されていた「なんラブ」はMVをより忠実に再現する形できた。もちろんあのMV衣装での三期生の登場だ。
流石に黒板消しのチョークスモーク?はないが、机を用意してまでの構成にスタッフ陣の本気を見た。
やはりセンター村山の表情には食い入るほどに惹きつけられるものがある。
最もこれからの展開に注目すべきメンバーの一人だろう。
また小田倉麗奈の編み込みヘアの気高さには目を見張るものがあった。

MC〜中嶋
三期生によるMCトーク
今回も安定のゆーづの仕切りだった。

DANCE TRACK
武元唯衣のソロでのダントラにいよいよ来るかとの予感…

8.油を注せ!
椅子を用意し、そこに座る武元がみせるあのハンドサイン…映画『タクシードライバー』のワンシーンのオマージュと専ら話題の雰囲気は、言うなればロバート・デ・チュケであった。
BACKSメンの矜持を見せつけた「油」だった。

DANCE TRACK
ダイヤ柄?のチェックを模したトップス衣装に着替えてのセンステでのゾノからのダントラに「んっ?Coolなのか?違うのか?」と思わせたが…

9.Cool
パンツスタイルのデザインがアラビアン風でもあり、「泣かせてホミタイ〜」かも?と思わせておいての、やっぱりCoolだった。結果的に曲数を絞った今回のライブだったが、私が個人的に好きなこの曲が選ばれたのはうれしい限りだ。
そして、エンディングで倒れ込むあのパフォから、あるドラマが生まれていたとは、この時点では観客の誰一人として知る由もないことだった。

10.承認欲求
ここできたかぁ〜本編のエンディングにはまだ早いぞ〜と思わせるほどになっているこの曲だ。
途中、3rdアニラでもお馴染みのファイアボールも吹き上がり最前列での熱さも体感出来た。
間奏部分での特別アレンジで魅せるパフォーマンスには目が釘付けになるほどだ。
そして注目のコバのあのポジションには村山美羽が入っていた。ウム…そう来たか…

11.静寂の暴力
“動”の『承認欲求』の後に続いたのは…
山下瞳月が上手側花道を歩き出してセンステに向かう。こうなると、ここで“静”のあの曲が来ると理解していない者はBuddiesに非ず〜の展開だ。
段々とペンラの消灯が続いていく…
そして3rdアニラの再現にとどまらないパフォーマンスをこれから三期生が魅せることになる。
サイレントの状態で、ステップする靴のステージフロアとの摩擦で生まれるきしむ音だけが響く彼女たちの群舞が整然と続いて行くのだ。これには思わず息を飲んだ…
やがて始まる歌声と息づかいだけが流れる空間は完全に、そして圧倒的に彼女たちが支配していた。あの山下のセリフの間も、これはストップウォッチで測る必要があるな…と思わせるほどの絶妙の間だった。
こんな演出を彼女たちに挑ませるTAKAHIRO先生をはじめとするスタッフ陣と、それに十二分に応える三期生との信頼関係に心打たれるものがあった。
こんな凄いものを魅せられたら、ただただ黙り込むしかあるまい…
今回もマモリビトとのセットとするのかはこの時点では判らなかったが、とにかくこの「静寂」を見ずして三期を〜そして櫻坂を語るな〜と言うほどの壮絶な表現であった。
もちろんこの日のベストパフォーマンス。
そしてあいりパートの「愛しても忘れられる」にも注目してましたよ♪
終わっての会場万雷の拍手に感無量だ…

DANCE TRACK
今回の座長的な立場になる天ちゃんのソロダントラが来た。若くして貫禄と余裕の「THE 山﨑天 」だ。

12.泣かせてHold  me tight !
何かと注目の「ホミタイ」がここで来た。
櫻坂版ボリウッドとも言えるテイストを盛り込んだかに見える場面もある。
パリのJAPAN EXPO参加への機内で、繰り返し増本綺良たちが観たと言うインド映画『RRR』に関する話題の伏線がここで回収されたかの如くでもある。
ただライブ初披露でもあったが、どうやらこの曲にはコールは馴染みにくいなぁというのが率直な感想。だからと言って聴き入る曲でもなし〜観客も少し戸惑っていた印象か?

13.Start over!
正直スタオバジャンプは老体にはキツい…導入部では膝の曲げ伸ばしでごまかしつつ、イントロでメンバーと一緒にジャンプした。これは痛快だった。
この日の藤吉夏鈴もいつも通りの藤吉夏鈴であったが、身体の動きだけでなく、衣装を使った処理の仕方で魅せるパフォーマンスも彼女独特の風格があった。
目の前で、やぐらを登る夏鈴ちゃんの、靴の裏のゴム仕様まで確認出来たのは、もう言うことなしのものだった。
お馴染みのスパークラーも打ち上がり、電子花火の”火の粉“が落ちる様子も見届けた。

14.何歳の頃に戻りたいのか?
LAST SONGの文字が流れる…
「えっ早いよ…」と思わせる瞬間だったが…
今回のツアーのテーマに通底するこの曲をあらためて聴き入って、魅入ってしまっている。

最後に櫻の花びらが打ち出され櫻吹雪が舞う中で、かつて紅白で北島さぶちゃんが過剰な吹雪演出に戸惑っていたのを思い出した ( )

まさに新・櫻前線の真っ只中〜

ルール違反かな…と思いつつ球児が甲子園での土を持ち帰るが如く、会場に舞う花びらをいくつか掴んでポケットに入れていた。
隣に待機して座っている会場スタッフさんも頭に花びらを残しつつ、阪神園芸さんのようなご配慮で黙認してくれたのかも知れない…

こうして本編が終わった。


En 1 Buddies

メンバーが花道に展開して贈る『Buddies』
目の前に立つ遠藤光莉に対して「お帰りなさい」の気持ちを込めた推しメンタオルを掲げる。

以前にも増して元気な姿を見せてくれたひかりんに感謝すると共に、トークやブログでも意欲的な姿勢をみせている彼女の想いを是非、運営は汲んで欲しいと願っている。

MC〜松田
きらちゃんとふーちゃん、りかたんに話をふる。
ふーちゃんがCoolのエンディングで倒れた際に、前のなんラブで使ったとおぼしき鉛筆が転がっていたのをさり気なく回収したと言う、プロの職人芸を披露し会場は大いに盛り上がる。
また、りかたんが根っからの欅坂〜櫻坂愛を語って「櫻坂大好き!」の言葉に、櫻坂はホントにいい子を獲得したな…と改めて思った。

二日目もスタンドから遠目に見た限り二人はロンTをインしていた。何かこだわりがあるのだろうか?
しょうもないことにこだわってしまうオジサンだった ( )

そんなこんなで次にまつりの口から発せられた言葉は、今さら言うまでもなく〜の「東京ドーム追加公演」の発表だった。
3rdTOUR同様、初日に何らかの発表があるか⁉と睨んでいて、直前まで追加公演はなさそうな雰囲気でもあったので、2ndアルバムかドキュメンタリーあたりだろうな…と思っていたが、まさかドームとは…
すこし早いか…の想いもありながらも、走る速度を落とさない櫻坂をこれからも推して行こう〜と思った瞬間でもあった。
しかし、6月とは絶妙な時期に上手くセッティング出来たな…と…
逆算してスケジューリングしていく中での、ハマり具合に思わず唸ってしまった。

En-2 櫻坂の詩

花道をメンバーが周回しながらのエンディング。
最後は登場とは逆に、一同並んでのせりを下がる去り方だった。
規制退場もなく、恒例の撮影許可もまつりから出て、みんな余裕をもってスマホをかざしていたようにも思える。(スタッフさんは早く帰って欲しそうだったが〜)

S.K.Zを裏から見ると〜




◆ 3月3日(日) Fukuoka Day_2


この日の福岡市内は朝から小雨がパラついていた。
直前まで太宰府あたりにでも行ってこようかと思っていたが、インバウンド客で一杯だと訊くし、今回それは諦めた。
お昼は『大砲ラーメン天神今泉店』で。
しかしラーメンばっかだな…w

ホテルに戻り、まったりしながら4時前に会場に向かう。



セトリは基本的に初日とほぼ同じだったので、あらためて気がついたところだけ。
二日目の座席はスタンドGの後方。ほぼ真横から見る形となった。

影ナレ
森田・的野
残る九州勢でキャプテンまつりを除くと、この福岡の二人になるのは予想通りで納得の人選。

OVERTURE

1.マンホールの蓋の上
2.摩擦係数
3.BAN

MC〜松田

4.Anthem time↔ドローン旋回中
5.Don't cut in line !
6.コンビナート
7.何度 LOVESONGの歌詞を読み返しただろう
センターを務める村山美羽がこの曲にかける思いと言うか〜責任感めいたものがひしひしと伝わってくる。新参者から続くこの経験の数々は彼女にとってはとても大きいことだろう。

8.油を注せ!

MC〜中嶋
ゆーづからはドーム公演が決まったが、皆さんからもらったパワーを全力で受け止め、全力でお返ししていきたいと決意表明。
いとはは福岡には母親と何度も来たことがあるが、ラーメンばかり食べていた〜今回、本場の水炊きを初めて食べて感激したと〜

9.Cool
今回のゾノのボブスタイルのヘアメイクから放たれる独特の雰囲気には正直ゾクッとした。
スタンド席からも目を見張るものがあった。

10.承認欲求
途中、あいりとしーちゃんがポップアップで上がってくる。そしてその後、本家るんちゃんが余裕で上がってくるところが見所か。

11.マモリビト
この曲のセンター小島凪紗も村山同様、プレッシャーを感じながらも真摯に楽曲に向きあっているのがよくわかる。
敢えて今ふれるが、彼女にとっては色々な想いが揺り動かされる状況なんだろうと思う。生半可な言葉をかけるのもはばかられるが、これを彼女自身が乗り越え、新たな景色を見た時に得られる何かがあるんだろうと言うことしか出来ないのが何とも歯がゆいところだ。
やはり『静寂の暴力』とセットにしてきたが、今後もこれがいいのかどうかも考えさせられるところだ。

12.泣かせてHold me tight !
13.Start over!

今回もペンラ問題で言いたいことがある夏鈴ちゃん推しが少なくないようだが、周りを非難するより「何故、赤なのか?」を別の角度から追求したほうがよくないか?と思うんだが…
バイオレットとパープルの区別がつきにくい煩わしさが他メン推しの意識にあるのかなぁとも思ってもみる。知らんけど…
例えば番号で呼びかけるなどの方法もあっていいのでは〜

14.何歳の頃に戻りたいのか?
曲に入る前に、西暦の数字や様々な画像を断続的につなげた映像が続く。
「Go on back?」
今回のツアーのキーワードでもあるこの言葉の意味をずっと考え続けている…
最後の櫻吹雪の打ち上げの量は昨日より少なかったかな?とスタンドからは見えたのだが、ここはバイアスが入っているかw

En-1 Buddies
 本編終了後のアンコールが相変わらず揃わない。
恐らくこのままでは今後も揃うことはないだろう〜
私自身は本編終了後の余韻を楽しまずに、我先にとコールし始める承認欲求丸出しの一部の姿に辟易としているのが正直なところだ。
「自然発生的」という意味をもう少し考える必要がありはしないか?〜と少し辛口にふれてもみる。

MC〜松田
ここで数人のメンバーからの感想を求めて終演を向かえるのかな…と思っていたが、ここからのMCが凄かった!
すでにTLを賑わせている話題なので詳細は省くが〜

○ 夏鈴ちゃん「こぼしてんじゃねーよ」案件
夏鈴れなぁの関係性にも注目。
○ まりのん「いのりに淡い初恋ごころ発覚」案件
まりのんのいじらしいほどの立ち振る舞いにナミダ…

そして、トレンド入りした
○ 天ちゃん「昼食付き指定席」案件

これらは何れもセンシティブな案件?でメンバーからのタレ込みもナイス!だったが、何より天ちゃんだ…
まつりが注釈付きまでも完売〜とのお礼を言っていた時にボソッと入った天ちゃんの言葉に、最初「えっ?どゆこと?」と何が起きているのか?の一瞬の真空地帯とマリンメッセは化していた。
しかも、あのまつりが「注釈の注は〜釈は〜」と噛んで含めるように説明する状況に会場は大爆笑!
最早伝説の神回MCとなった。その場に立ち会えたのは本当にラッキーでよかった。


En-2 櫻坂の詩
こうして福岡のニ公演は大盛況のうちに終えた。
何よりメンバーの笑顔が自信と余裕を感じさせ、グループ内の状況が今、とてもいいんだな…と思わせたものであった。



今回のツアーの始まりは、メインとセンターのダブルステージを上手く活用した〜と言っていいライブ構成で「あたらしい櫻坂」の姿を魅せつけたものだった。
初めて櫻坂のライブに来たという人も少なくなかったと思うが、圧巻のステージと怒涛のパフォーマンスに飲み込まれて圧倒されたことだろうと思う。

若い層が特に目についた今回の福岡だったが、親子連れだったり幅広い年代のライブ参加者であったことに違いはない。会場内外での熱気をみると、そりゃチケット中々手に入らないわな…と実感もした。

さて、今回披露曲が少ないことに不満がないと言えば嘘になる。
しかし、これだけ走り続けている彼女たちが集中してパフォーマンスをするには現実的にギリギリのところだったのかも知れない。
櫻坂は特別なことがない限り、メドレーはやらないし、やって欲しくないとも思っている。
逆にスペシャルバージョンまで用意して一曲一曲をキッチリとフルでお届けするからこそのクオリティーがこのグループの売りと言え、そのスタンスに支持が集まっている部分も少なくはあるまい。

ミニライブでの新曲披露の前に有観客ライブがあると言う、言わば変則的な日程が続いている状況で、あのユニット三曲などのお披露目がなかったのは致し方なかろう。
表題曲も予想されていたこととは言え、半分は披露されなかったし。
季節がらの『桜月』や『ずっと 春だったらなあ』を入れない徹底ぶりは逆に清々しいくらいだ。
今後の公演でセトリの入れ替えをするのかしないのかは何とも言い難い。
いづれにしても、大満足のツアーの出だしだった。

追加公演とは言え、ドームは別物と捉えて今後の三会場六公演を向かえる心がまえでいいのではと思えた。

今回の8thシングル各曲は、従来の軸からすると明らかにアイドル寄りにウイングを拡げている。そこには、あらたな層へのターゲットを絞り、より多くの人にアピールする狙いがあると読み取れる。
神奈川までのツアーを終えて、ドームで結実するあらたな櫻坂の姿に、少し気が早いが想いをはせている。







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