【日記】#2 当たり障りの無い日々に隠れた幸福論
18時50分、退勤まで後10分。今日の日報を書き、明日のタスクを整理。そして荷物をまとめて帰宅する。
一日も後半に差しかかり、僕は今自宅で記事を書いている。
疲れたな、日記でも書くか。なにしたっけ今日。ええと……
…………
…………………
記事に書ける事
特に何もしてないんだよな
『今日は本場の味噌ラーメンを食べてきました』とか
『〇〇先生の本を読了したので感想を述べる』
とか
『〇〇でランクマッチ10連勝の構築紹介!』
とか
書きたいよ。でも今日はマジで一日何もなかったんだ。マジで。
こうしてみると当たり障りの無い日々が退屈で面白味がない出来る限り忌避すべき悪い事のように見えるが、僕はそう思わない。
たまにこんな日があってもいいんだ。
人生は長いから、一息入れる日があってもいいんだ。今日がたまたまその日だった。
だからこそあえて言おうかな。
きょうはなんにもないすばらしい一日だった。
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