美しい風景
都会も田舎もどちらも良し悪しもない
都会でも、
軒先の手入れされた植木に癒されることもあるし
田舎でも、
山奥にある産廃の山に辟易することもある
それでも
広い空や
澄んだ空気や
水辺や、森の木々
小さなモノ達の存在を感じると
永遠ではなく
全てのものが、命の一部だと
容易に気付く事ができる
白鳥は、国境も知らず
自分の身の置き場を求めて旅をする
地球は静かにそれを見守る
容易に旅が出来なくなった人間は
目の前の世界を
見つめなおし
県境さえ容易に行き来できないけれど、
今居る場所が、美しい風景だということに
気付く
それはとても幸福なことだ
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