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無職デビュー

ハレの日

最近退職しました。

せっかくなので

今までできなかった髪型(ボブ)にしました。

仕事をしていた頃は、7~8年はセミロングのおだんごでした。

(この記事は616字です)


公式に無職にはなったことはありませんので、

晴れて無職デビューです。

大学デビュー的な。


そう、「ハレ」て。


日本には古来から

「ハレ」「ケ」「ケガレ」という概念があります。

「ハレ」は祭りとかめでたいこととか、非日常。

「ケ」は日常。

「ケガレ」は、死・出産・火災など。


出産はおめでたいことなので意外に思われるでしょうが、

血を連想するため「ケガレ」なのだとか。

「ケガレ」を浄化するために「ハレ」をする。

お葬式は代表例ですね(※ケガレとする説もあり)。



退職というイベントは「ケ」ではないですね。

職をなくすという考え方をするならば「ケガレ」?

これで

「ハレ」をする口実ができました。

自分で小さな「ハレ」をしました。


オリンピックや各種イベントが行われない2020年。

小さくてもいいから「ハレ」しませんか?




なぜボブにできなかったのか

たかが断髪でなにをこんなに大げさに語るのか。

業務上の事情があったからです。

・単純におだんごのほうが楽だったから。
・かがんだ時に髪が患者さんの顔や目に触れてしまう危険があったから。
・清潔操作時の感染リスクがあったから。
・オムツ交換の時にオムツ内に入ってしまいそう(!)だったから。
・熱がこもるから(特に清潔ケア後の汗が尋常でない)。

そんな理由で、私は働いてるときはおだんごにしてました。


お読みくださりありがとうございます。


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