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Hand in My Pocket
音楽に救われたり
音楽から広がった世界はたくさんあるので
ときどき音楽に絡めて記事を書いてみようと思います。
ちなみに音楽には詳しくないです。
浅く狭く語ります。
声や歌い方が好きだったり、
あるフレーズに心を奪われたり、
なんか耳から離れない。
そういう感じで音楽を聴くことが結構あります。
だからふと歌詞を知ったときに
え、こんなこと歌ってたの?と驚くことがあります。
そして、その歌がもっと好きになります。
アラニス・モリセットの「Hand in My Pocket」はその曲の一つです。
アルバム『Jugged little Pill』に入っています。
簡潔な和訳がついていたので動画を引用させてもらいました。
訳してみた方のブログもいろいろありますので
興味のある方は参照してみてください。
「一文無しだけど幸せ」
「酔ってるけどシラフ」
「若いけど賢い」
などなど、自分おかれた状況や長所短所が挙げられています。
そして、サビでは
「すべてうまくいく」
と歌っています。
なぜなら、
「片方の手はポケットに入ってて
もう片方はハイタッチしてるから」
「片方の手はポケットに入ってて
もう片方は煙草の灰を落としてるから」
「片方の手はポケットに入ってて
もう片方はピースサインをしているから」
「片方の手はポケットに入ってて
もう片方はピアノを弾いているから」
「片方の手はポケットに入っているし
もう片方はタクシーを呼んでるから」
こんな感じです。
片方の手がポケットの中に入っているのは
どんな心理状態なんでしょうか。
個人的には、
「片手でもこれだけできちゃうんだから、
両手ならもっとすごいことができちゃうよ!
ポケットの中の手は、それまでのとっておき」
というように解釈しています。
歌のいいところは、
聴き手が好きなように解釈できるところです。
アラニス自身もメンタルヘルスで苦しんだ経験があり、
自分を良くも悪くも認めているところは、
私の救いとなりました。
余談ですが、
私はアラニスの東京公演を2回逃しています。
2018年1月と2020年4月の豊洲公演が中止になりました。
どちらも整理番号が良番だったので、残念でした。
YouTubeで
リモートでこの曲を演奏している動画があって嬉しかったです。
この歌に従うならば、
片方の手はポケットに入っていて、
もう片方の手でアラニスに手を振るから、
生アラニスを拝める日は
そう遠くないと思っています。