褥瘡委員会経験で学んだ 周りを巻き込む力
この記事は662文字です。
「周りを巻き込む」のは
チームで仕事をしていく上では大事なことです。
褥瘡(じょくそう)委員会のことで2記事投稿しました。
①「大人用オムツについて響いたことば」はこちら。
②「大人用オムツ これだけは ちょっと得意」はこちら。
WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)の指導で、
オムツを着用している患者さんへの想像力、
オムツのサイズの選び・正しい当て方はインプットされました。
問題はアウトプット。
私だけがその唯一のオムツ交換担当者でなく、看護はチームです。
私はアウトプットの仕方を間違えていました。
ひとりでやろうとしてしまったこと。
相手にダイレクトに確実に伝えられる。
自分の実践が把握できるので報告書に具体的に記載しやすい。
誰かに迷惑を掛けたくない。協力してほしいと言いにくい。
自分のやりやすい方法でやりたい。
他スタッフや上司に相談するのが申し訳ない。
委員会やリーダーを担当する看護師にありがちではないですか?
ひとりで抱え込む人の動機や特徴。
幸い、当時は協力的なスタッフに恵まれ、
結果的には周知でき、スタッフの意識・行動変容につながりました。
不適切なオムツの使用が皮膚トラブルを招くのは
看護の質に関わる問題です。
チームリーダーや主任・師長、他スタッフを
もっと巻き込めばよかったです。
ちなみに、他の取り組み担当になった時は主任・師長、
その担当経験者に相談しました。
経験者の意見や、病棟特有の問題点も相談すると見えてくるので、
アウトプットしていく過程は大事にしたいですね。
お読みくださりありがとうございました。
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