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可視化できる看護?「看護必要度」③ ~ここに含めれば可視化できた


この記事は809文字です。

関連記事はこちらから。

可視化できる看護?「看護必要度」①

可視化できる看護?「看護必要度」②
~「精神科病棟は○○だ」と言われて


可視化できたのに見落としていた看護


前回は、精神科病棟において、
身体拘束にかかる時間とマンパワーについてお伝えしました。

そのほかにも他科とは違った治療はいろいろあります。
医師の指示によるマンツーマンでのレクリエーション
(その患者さんのために看護師がマンツーマンで行うことが大事な治療)や
認知行動療法も、一人にかける時間が長くなります。
傾聴やフィードバックをする看護ももちろんあります。

看護記録も詳細に記載するため、
記録の時間も内容もボリューミー。
もっと可視化できないかなと思っていました。


そしたら、知らないだけで可視化する方法はあったようです。


出典は古いですが、こちらが参考になりました。

精神科の看護において、患者さんの話を聞くなどといったコミュニケーションについては、どの項目で評価するかということですが、これについては、「他者への意思伝達」、「計画に基づいた10分間以上の指導」、「(看護計画に基づいた)10分間以上の意思決定支援」という評価項目があります。これで、先ほどのような看護は評価できると思います。

「指導」に関しては、疾患教育・退院指導・
具体的な指導(人工肛門の自立管理に向けた指導)などでないと
対象にならないと思っていました。
他の看護師もおそらくそう考えて評価していたと思います。

これを知っていたらもっと積極的に評価できたかもしれません。
手のかかり具合について「楽だ」と言われることもないような。

こうした関わりで患者さんがどう良くなったかを
記録する必要があるようですが、
これは日々の記録で十分評価できますし、
有意義な評価となるように思えます。


患者さんへの指導、意思決定支援に関する支援を
10分以上行っているぞ、という看護師さん。

積極的に可視化してみませんか?


お読みくださりありがとうございました。




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