ワセリン万能説
この記事は744文字です。
訪問看護で同行させてもらった利用者さん宅で
だいたい置いてあるアイテム。
ワセリン。
病院勤務時代にも、
褥瘡(床ずれ)の皮膚状態が改善傾向にあって
もう軟膏はそろそろ終了でいいけど
市販の保湿剤よりもっとしっかり保湿したい、
というときに処方されていました。
敵便(便を掻き出す処置)の際の潤滑剤としても使われています。
病院だと潤滑ゼリーを使いますが、
訪看だとワセリンを使っています。
ちなみに実際に目にするのは「プロペト」という商品が多いです。
ワセリンの純度によって、
黄色ワセリン・白色ワセリンと変わるのだそうです。
皮膚刺激症状がなく、単純に保湿目的で使うだけなら
使い心地と価格重視で
強くこだわらなくてもいいのかなと思います。
ちなみにプロペトは白色ワセリンで、純度は高めとなります。
昨年末、鼻の頭の皮むけとかゆみがあり、
皮膚科で出されたプロペトを使っていたら
結構調子が良かったんです。
ちょうど乳液として使える保湿剤を切らしていたこともあり、
プロペトではないですがワセリンを買って継続使用しました。
べたつきが気になるときはティッシュで軽く押さえれば平気です。
3か月くらい経ちますが、
皮むけも再発せずいい感じです。
夏になると今よりべたつきは気になりそうなので
これらの季節の使用については
使い心地を見ながら考えていきたいです。
訪看スタッフでもワセリン愛用者が多いのは
利用者さんの保湿状況や皮膚の状態を
日々観察しているからなのかもしれません。
ワセリン万能。
私は、安いという理由だけでこちらを買いました。
年々スキンケアが手抜き(よく言えばシンプル)になっています。
今度はプロペトにしてみようかと考えています。
注:ワセリン関連の回し者ではありません。
お読みくださりありがとうございました。