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職場の忘年会

この記事は1055文字です。


コロナ禍で

飲食店や居酒屋で働く方々は大変な思いをされたかと思いますが、

職場の飲み会が無くなったことに関しては、

私はほっとしています。

飲みに行く行為そのものは好きで、

職場関係者でも少人数や気の合う人同士ならいいのですが、

組織としての大勢での飲み会が苦手なんです…。




職場の飲み会が苦手な理由は、

お金を払って仕事しているような気持ちになるからです。

「気を遣わないで」とか言いながら

座る場所、幹事とは別に年下スタッフは率先して注文取る、

ビール瓶を持って管理職や医師にお酌してまわる…。

お酒を飲まなくても支払う金額は一緒でした。


ここ数年は見なくなりましたが

恒例の新人看護師による忘年会の余興も苦手でした。

私は新人時代の12月は休職中だったので免れましたが、

やらされている感が強くてモヤモヤ。


これらの行為、「忘年」という目的を果たせていない気が。

忘年会(ぼうねんかい)とは年末に催される宴会の事である。
一般的には、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会について言う(Wikipediaより引用)。




嫌なら行かなきゃいい。

そのとおりです。


しかし、私はその選択がなかなかできませんでした。

経験年数が浅めの時はとくに言いづらい風潮。


幹事もローテーションです。

自分が幹事の時に来てもらった恩もあり、

「欠席すると申し訳ない」「参加人数少なくて気の毒だな」

という思いから欠席にマルがつけられなかったのです。

回避のための夜勤も希望しづらい雰囲気でした。


別の病棟の時は

他にも飲み会に行きたくない人がいて

言い出しやすかったこともあり、

夜勤をつけてもらうように師長に申し出ていました。

飲み会の日の夜勤の顔ぶれは大体一緒。

とっても気が楽でした。

飲み会に行きたい人が行けて合理的だし、

勤務表を作る方も楽だと思うのです。


ここ数年では

ワークライフバランス、働き方改革、

ブラック企業、パワハラなどの影響もあり

飲み会に関する意識も変わっているようですね。


対面での飲みがだめならリモート?と思いますが、

私はリモート飲みはしたことがありません。

夫もからも職場の飲み会について話題は出ていないので

行われていないのでしょう。



「飲みニケーション」なんて言葉は

死語になりつつあるというかすでに死語かもしれません。

飲み会好きな人には物足りない1年だったかもしれませんが、

お酒の力を借りなくても

仕事のコミュニケーションは成り立つと思っています。



職場の飲み会好きな方にはご不快な思いをさせたかもしれませんが、

お読みくださりありがとうございました。




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