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8823(ハヤブサ)

この記事は865文字です。


表題はスピッツのライブ定番曲です。

ライブ会場や近隣のパーキングには8823ナンバーの車が至る所に。

日常でもよく見かけます。

この8823の主は、スピッツファンか、あるいは電車好きか。

ドライバー自身がファンなのか、はたまたその家族か。

そんな想像するのもちょっと楽しいです。


この曲のサビに

君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ
君を不幸にできるのは 宇宙でただ一人だけ

という歌詞が出てきます。

最初の頃は「君を幸せにできるのは~~」

と歌わないところがよいなと思ってました。


しかし近頃は解釈が少し変わりました。


「君を不幸にできるのは~~」

という歌詞の場合、幸せの逆となります。

とすると「君の自由も不幸も自分(私、俺、僕)が握っている」

という歌詞に聞こえるような気がしたからです。


「俺がお前を幸せにする」

という類の言葉にどこか傲慢さを感じるのと同じような。


あいだみつをさん他、各所で言われていますが

幸せかどうかは自分の心が決めるもので、

「君」を自由や不幸にできる

「宇宙でただ一人だけ」っていうのは

結局「君」本人なんだろうなとしたらなんかスッキリしました。



「二人」という歌詞があり、シメも「君と」とあるので、

二人一緒が基本なのかもしれませんが、

各々の力で幸せは感じられる力があり、

二人でさらに幸せを増幅できる力がある。

しかしそれは依存ではなく自分たちで作るもの。

こんな解釈に落ち着きました。


普段なんも考えずに歌っている曲も、

急に気になって歌詞を深堀りすると面白いです。

映画も小説も同じ。



自分以外の人が、

歌詞や文学、映画を素敵に考察しているのを見るのも楽しいです。

YouTubeのコメント欄や

ニコニコ動画(昔はこちらの方がより強く影響を受けました)

のコメントから得る刺激や情報も多くありました。

某巨大掲示板の心に刺さったレスも、私にとっては宝物です。


また何か新しい経験をすると曲の解釈が変わると思います。


お読みくださりありがとうございました。


■ 「8823」歌詞はこちら

■ 私、このライブ会場にいました。映ってませんが。





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