「クスリはリスク」を知る人から不整脈を学ぶ
この記事は705文字です。
心電図で不整脈が判断できる自信があっても、
なぜ不整脈が起きているのかがわからないとしたら、勿体ないですね。
せっかく読めるようになった心電図なら、
もう一歩治療に踏み込んだ学習をしてみませんか?
このたび、みや@薬剤師さんが、
『心電図最後の教科書【NEXT STEP】~薬剤性不整脈編~』
という書籍を出版されるとのこと。
心電図新世界セミナー谷口総志さんの著書
『心電図最後の教科書 不整脈編』
『心電図最後の教科書 12誘導編』 の続編です。
過去のnoteでも、薬剤と不整脈の関係をわかりやすく解説されていますが、
手元に置いておきたい本になりそうです。
ちなみに、一般病棟ほどモニター使用者のいない精神科病棟でも、
向精神薬・抗精神病薬によるQT延長を起こす患者さんは時々いました。
薬剤性なので、心臓の疾患がもともとない人でも起こります。
不整脈を見たときに、「〇日前から始めたあの薬、もしかして…」と
アセスメントできたら、医師への報告もスムーズにできそうですし、
リスク薬が開始になったら、看護の観察ポイントも明確になりますね。
私は病院勤務時代、病棟薬剤師には
看護上での不明点や困りごとを相談して助けてもらいました。
他にも、処方や服薬指導に関する医師への提言など、
薬剤の専門的立場からのアプローチは心強く、勉強にもなりました。
noteを拝見するに、みや@薬剤師さんもきっとそのように
医療チームとして役割を果たされていることと思います。
今回の出版は、薬剤性不整脈に詳しくなりながら
病棟薬剤師をうまく使うチャンスでもあります!
詳細、また記事にしたいと思います。
↓ ↓ note、読んでみてくださいね ↓ ↓