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しらさぎに全区間乗ったうえで名古屋へ行った話①

つい先日(11/19の土曜日)、名古屋へ行ってまいりました。日帰りで行ったのですが早起きできる自信がなくて徹夜しました。
私は切符代をケチるのが大好きなオタクなのでJRから発売されているフリーパスと特急券と間をつなぐ乗車券をうまく使っていくらかケチって遊びに行きました(2000円以上はケチれました)。なお乗り鉄なので福井から直接名古屋に行くのは(せっかくのフリーパスなんだし折り返し乗車も自由なので)つまらないと思い一回金沢に出てからしらさぎに全区間乗って名古屋へ遊びに行きました。バカですね

名古屋に行くのに使用したきっぷ(切符のことをよく知らない人はマネしないでね)

出発は朝の5時前。 早すぎるんよ。始発が5時27分だからといって30分の道のりを朝から歩くもんじゃない。せめてもうちょっと遅く出たらいいのにと親にも言われる始末。


福井駅の時刻表。6時台後半までぜんぶ普通電車(別日撮影)

自宅から駅まで歩いたら、始発の金沢行に乗車して金沢まで1時間20分ほど揺られます。車内はガラガラでどこでも座れるよ、やったねタ〇ちゃん
朝が早いせいか特急列車の待避もなくスムーズに走っていきますので各駅の停車時間も1分程度でどんどん北東へ進んでくれます。ありがたい。
福井を5:27に出た金沢行は、終点に6:43に到着します。眠い目をこすりながら福井駅発車時点とはまるで異なる混雑した車内から降りると、4両編成の車内からはたくさんの人が改札に向かって階段を下りていく光景が見えました。


金沢行き始発電車の折り返しは大聖寺行き。数の少ない運用です。(別日撮影)

金沢に着いたらしらさぎに乗ることになるんですが(自由席特急券が金沢ー名古屋のため)、6時台のしらさぎ号は米原行き。乗ったら損しますのでお見送りです。

米原行きのしらさぎ(別日撮影)

米原行きを見送った後に金沢駅高架下のドナルド・マクドナルドに行き、朝飯を調達します。自由席は混むことが予想されるので店内ではなくお持ち帰りに、しかし名古屋行きのしらさぎ4号(7:48発)はまだホームに入線しておらず、結局金沢駅のホームで食べる羽目に。店内で食べておくべきでした失念。
マクドで買った朝飯を食べ終わった後は写真撮影に興じていましたが、7:20ごろにもなるとしらさぎ号の乗車位置にも列ができ始め、これは非常にまずいと私も列に並び(1番前を確保)、しらさぎ号の到着を待ちます。

乗る予定の列車 しらさぎ4号は7:38ごろに入線してきました

特急が到着したら座席の確保です。約3時間座る座席が確保できなければデッキで立つこともあり得ます。幸いなことに金沢発車時点ではそこまで座席が埋まることはありませんでしたが、その後も各停車駅でお客さんが乗ってくることは容易に考えられたので窓側の座席を始発で確保できたのは幸運でした。

名古屋までの自由席特急券

さて、座席を確保できたのはいいもののしらさぎ号はサンダーバードと違って北陸線内の複数の駅にほぼすべての列車が停車します。
しらさぎ4号も金沢を出ると小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・鯖江・武生・敦賀・米原・大垣・岐阜・尾張一宮の順に停まりますので沿線の主要な駅の乗客をこまめに拾いながら終点まで向かっていきます。そのため列車が止まるたびに自由席車両には(指定席車両に乗っているわけではないので指定席やグリーン車の状況はわかりません、ごめんなさい)たくさんの乗客が乗り込み、福井の時点で私の隣にもお客さんがやってきて周りの状況はとても見渡せる状態ではなくなりました。(なおその後米原到着前に急ブレーキがかかった模様、貨物列車の遅れ?だそうです)
この列車は米原で新幹線ひかり号に接続を取って対関東の連絡特急としての役割もありますので敦賀の時点で「きっと米原で大半のお客さんが下りるんだろうな」と思っていました。しかし、その予想は半分しか当たりませんでした。
米原駅では当然たくさんのお客さんが自由席車両から降りて行ったのですが、それなりの数のお客さんが自由席に残ったうえ、米原からも乗ってくるお客さんがいたのです。これには私もびっくり。大垣や岐阜は新幹線の岐阜羽島駅から離れているのでそちら方面への北陸からのお客さんもいるんだろうなとは思っていましたが、米原からも乗ってくるんですね、意外過ぎた(失礼)

ふだんは普段は静かなホームも到着時はかなりにぎわっていました(別日撮影)

米原からは進行方向を逆向きに変え(北陸本線と東海道本線名古屋方面は同じ方向に分かれるので北陸ー名古屋方面は列車の進行方向が逆になります)、滋賀県と岐阜県の境を越えて中京圏を目指します。途中で青春18きっぷでも見えるような風景が窓から眺められますが、途中で遅れが発生していたことが原因の回復運転もあり、18きっぷで越えるときとは段違いのスピードで大垣へ向かっていきます。

特急の車内から見た東海道本線の車窓
天気が良く、青空が広がっています

大垣に着くと、自由席の車内から若干の動きが。
降りていく客が大半でしたが、逆に乗るお客さんもいましたね。多分混雑回避のようなアレでしょう。大垣は始発列車が大半なので座れる確率は高いですが混む区間は混むので快適な特急列車で優雅に名古屋に向かいたいという需要もあるものと思われます。
大垣の次は岐阜。県庁所在地の中心駅とだけあって米原ほどではないものの結構なお客さんが降りていきました。岐阜羽島駅は岐阜市から遠いんでしょうかね(距離感わからんオタク)、てか別自治体だから遠いか。
岐阜に停車した後は尾張一宮に停まって終点の名古屋です。快速と同じ停車駅ながらも岐阜からも1人くらい乗ってきて車掌さんの検札受けてましたね。一宮を出ると終点名古屋はもうすぐです。


たぶん尾張一宮

7時台後半からずーーーっと乗車し続けて3時間1分。10時49分にしらさぎ4号はゆっくりと2番線に入ります。3時間も同じ列車に乗るのは1か月ぶりでしたが、特急列車はさすがの快適さでしたね。2420円払った価値は十分にありました。お前はその分乗車券代ケチってるだろ
名古屋駅は中京一の大ターミナルですから、列車は忙しなくやってきます。いくら特急列車様とは言えのんびりと停まっているわけにはいきませんのでお客さんが降りてしばらくするとドアを閉めて行ってしまいました。ありがとうしらさぎ号、それなりに混んでたけど各駅停車よりはるかに快適だったよ。


しらさぎ号はこのあと回送されます

というわけでメインディッシュのしらさぎ乗車録は終わりです。次は名古屋で何をしていたかをたらたらと書き連ねようと思います。それでは次回はいつになるんでしょうね?

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