べらぼう 10話 青楼美人の見る夢は 感想
べらぼう 10話 あらすじ・ネタバレ・感想
べらぼう 10話 あらすじ
吉原の親父たちと地本問屋の仲間たちの仲は、ずっと険悪なままです。このままでは蔦屋重三郎が吉原細見をどんなに面白おかしく作っても江戸の市中には流通せず、吉原の宣伝はできません。
そこで思いついたのが、幕府の公許を得ている吉原が一丸となって十代将軍・徳川家治にとびきり豪勢な錦絵を献上して、遊郭の評判を高めることです。
世間から一目置かれることによって、吉原に遊びに来る客筋をよくしようという算段です。
べらぼう 10話 ネタバレ
そこで蔦屋重三郎は百両という制作費を携えて絵の執筆を、有名絵師の北尾重政と勝川春章に依頼します。
さらに蔦重は、営業前の松葉屋に上がらせ、花魁の瀬川や松の井の日常生活の様子を紹介します。そこで出来上がったのが、錦絵本「青楼美人合姿鏡」でした。
べらぼう 10話 感想
金勘定はきっちりして、ビジネスリスクは負わない蔦重ですが、豪華な錦絵本を作っても決して損はしません。
なぜなら駿河屋市右衛門から貸し付けられた百両以外にも、相板元として名を連ねる山崎屋には金策を担当してもらっていたからです。
既存の地本問屋たちからは「外道」と評されますが、金づるはしっかり掴んでいるので、商売人として問題はないのではないでしょうか。