気になる事
最近目立って40代50代が左向きへ傾倒していると感じる。SNSでも既存体制批判を延々続けている人がチラホラ。
彼等は個人事業主、フリーランスと言われる人達が殆ど。コロナ禍で、より生活が不安定化して、鬱憤が溜まっているのだろう。
そんな中、去る都知事選で、熱心に山本太郎氏を支援していたのは、40代50代が多いように思う。イメージとしては若者の支持が多いように思うが、実際はかなり違う。投票動向を見ても、若者の支持は少なく、中年世代が目立つ。
一昔前なら40代50代と言えば、仕事も家庭も安定した充実期のはずだ。しかし現在、安定した職に就くこの世代は大きく減っている。安定した職であっても、経済状態の悪化によってはリストラの危機に晒される。老後の不安も深刻だ。
こんな世相を反映しているのか?
これまた一昔前の話だが、反体制というとリベラル派が幅を利かせていた。前向きな気運が感じられた。しかし現状の反体制と言うと、昔ながらの左翼化に通じる。悪化した中での膠着状態という気がしてならない。
先ずは世界的なコロナ禍の終焉。
その後、今までの経済至上主義に変わる、新たな世界秩序が現れる事が望まれる。