円安で日本製品も高くなる
カメラがここ数年でもの凄く値上がりした。末期モデルもあまり安くならないうちに廃番。新型は大幅値上!値下りしたら買おう!なんて思っていたら、いつまで経っても買えない。と言うか手の届かない商品になるばかり。これはカメラに限らず趣味性の高い商品は同じ。オーディオ関係やロードバイクも、知らないうちにビックリ価格だ。
世界的なインフレで致し方ないとは思うが、未だ深刻さでは比較的穏やかな日本。それなら日本製品はそこまで値上しないだろう…と思いたいが然にあらず。上記のカメラも鰻上りの価格だ。同クラスのカメラなら5年で1.5倍位だろう。勿論性能アップもあるのだが。
何故?要因は色々あるが、世界共通の価格設定も一因らしい。インフレ凄まじい世界経済と円安だ。
こんな話もある。
実はFUJIFILMのカメラは日本では割安価格設定だった。日本製品だから日本で安いの良いね👍な訳だった。しかしこれが仇となる。並行輸入業者が買い漁って、日本市場からFUJIFILMカメラが消えてしまったのだ。海外で売って差額で儲けるわけだ。これでは日本人ユーザーに迷惑をかける。海外の正規輸入元にも迷惑をかける。仕方なくFUJIFILMは日本での新規オーダーをストップ。値上にも踏み切らず負えなくなった。
これに限らずデフレは経済にかかる負荷は重い。適度にインフレで経済が確り成長しているのが良いのだろう。