衆議院選挙
衆議院選挙が終わった。土曜日に二度目のワクチン接種を終え、日曜日は副反応で寝込んでいた。選挙は期日前投票で終わらせていた。
事前の選挙予想は各紙バラバラ。大方は自民党が単独過半数を割込み、立憲と維新が躍進との予想。朝日新聞のみ自民が絶対安定多数を睨み、立憲伸び悩みと予想。結果、朝日の予想が当たったと言える。自民、立憲が減。維新の独り勝ちだった。
今朝の地元紙は、自民が議席数を減らして敗北、みたいな書き方だが、的外れ感がある。
9月辺りまでは、200議席も危うい見方があった自民。蓋を開ければ過半数どころか、絶対安定多数にまで持ち込んだ。しかも前回は野党民主党が、きぼうの党と立憲民主党に分裂。ガタガタのまま選挙に突入、自爆。自民党は棚から牡丹餅で勝ち過ぎた。それと比べて多少減でも仕方がない。
今回自民も立憲も15席ほど減らし、その分維新に30席ばかり上積み。自民は健闘。維新快勝。立憲敗北。そんな印象だ。
特に立憲は野党選挙協力で、候補者一本化にかなり成功。出来る事はやるだけやっての結果。深刻な状況だと思う。最近の立憲は昔の社会党に生写しのようだ。リベラルではなく、左派と呼ぶべき体裁。そんな印象を持たれているのでは?これでは政権など担えない。
本来リベラルな政党を望む人は、一部自民党、一部立憲、一部維新、そして若干国民民主へ票を入れたように思える。国民民主がジリ貧と思われたのが、微増だった。立憲から票が流れたのだろう。
気候変動とコロナ禍。国や地域間の対立。政治の役割はより困難に。経済中心の舵取りでは立ち行かないだろう。我々も豊かさと便利さ、快適さに幸福を求めると、痛い目に遭いそうだ。
最後に。
開票後、5分余りで2/3位当確が出た。マジックだ。全国の投票所にNHKの職員が張り付いて、一々聞いてまわったのか?
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