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『じょうぎ』で線を引けない!

この記事では、道具を使うことに苦手のある様々なお子さんへのヒントが隠れています。

麻痺のあるお子さん
奇形のあるお子さん
不器用さのあるお子さん
力が弱いお子さん
物の扱いが荒いお子さん
両手を合わせて使えないお子さん

そんなお子さん達のための記事です。

それぞれの問題を解決する方法をご紹介しています。

定規を使えないのは、なぜ?

定規(じょうぎ)で線を引くときに、定規の表と裏が分からないお子さんがいます。透明の定規を使っているお子さんは特に多いです。

定規に書かれた数字を確認するように伝えても難しい場合は、定規の表面が分かるようにシールを貼ることで簡単に解決します。

定規に鉛筆を当てる

定規に鉛筆の先を当てることが難しいお子さんもいます。原因は大きく3つ感考えられます。

麻痺があるお子さんの対策

1つめは、手の問題。
手に軽度の麻痺があるお子さんの多くは、これが原因です。手を思い通りの場所に運ぶためには、肩、肘、前腕(肘と手首の間)、手首の運動学習が必要です。

肩は高さ、肘は奥行き、前腕は左右への傾き、手首は上下への傾きを調整しています。

どの関節の動きで躓いているのかを確認し、その関節を微調整できるよう誘導して感覚(コツ)を掴んでもらうと、この問題は解決します。

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