のるかそるか2025日本 経済敗戦からの復興
ディスリー芥川
3周まわって面白いと言われてる青空のるかそるか…じゃないだろっ!(いきなりの独りボケツッコミ!)
日本も2025年は大波乱の年になりそうだ。
太平洋戦争の敗戦から80年。今回の敗戦は経済敗戦だ。失われた30年の間に先進国の中でも下の方へと転がり落ちてしまった。
主たる原因は財務省が主導した緊縮財政だ。「日本はとんでもない借金を抱えている。このままでは日本は潰れる」と国民をだまし、洗脳し、緊縮・増税路線を続け、逆に日本経済を潰してしまった(まだ、国の借金が……と思っていらっしゃる方は、上念司、高橋洋一、三橋貴明、森永卓郎などの主張をみていただきたい)。
この経済的敗戦と、80年前の軍事的敗戦には1つの共通点がある。
どちらも官僚(公務員)が暴走して起こした敗戦という事だ。
戦前の軍人も公務員であり、上層部は官僚と同類だ。しかも大臣にもなれて政治家としても活動出来た(今もまた、財務省OBが政治家として活躍?暗躍?している。マ、宮沢洋一インナーとか、実名をあげるのは止めときましょう)。
大陸に駐留した関東軍は、自作自演の鉄道爆破事件などを口実にして中国侵略を続けた。日本政府が不拡大方針を示しても、軍はお構いなしに暴走し、支配地域を拡大していった。
表向きは憂国の思いという事になっているかも知れないが、その裏にあるのは自己の権限拡大、出世欲である。
支配地域が大きくなれば、軍備は増強され予算も増える。傀儡政権による満州国をつくる事によって、軍上層部は満州政府関連や、満鉄(総合企業)などの利権を拡張できる。
綺麗事などではなく、彼らは我欲のために戦争を拡大していったのである(ところが、弱そうに見えた中国だったが、欧米等の援助を受けて粘り、泥沼状態となる。今のウクライナ戦争と似てるよね)。
今の財務省も、国全体の利益などお構いなし、自己の出世欲、財務省益優先を続けてきて、今の経済敗戦に繋がったのだ。
そして、戦前の国民が軍国主義を後押ししたように、2000年代の日本も、もはや財務省の「言いなり口パク操り人形」と化した自民党議員を勝たせ続け(一時、民主党政権だったが、操り人形であったのは同じ)、長期に渡ってズルズルと経済低迷を続けた訳である。
だが、2024年衆院選、自公過半数割れ、国民民主が躍進しキャスティングボートを握った事で、風向きが変わった。
はじめは財務省の「7兆円の税収減(この金額は誇張)、財源は?」という言い訳にだまされる国民が多いかと思いきや、SNS時代の今、玉木党首やオールドメディアから遠ざけられがちな先述の反・財務省論者(大手マスコミは国税庁に睨まれるのを避けたいという意向があってか、実力の割に露出が少ない)などの説得力のある意見が拡散されて、瞬く間に支持率1〜2%だった国民民主が、今や立憲民主を抜いて、野党第1の支持率14%近辺へと爆上がりした。
こんな急激に上がって、選挙の準備は大丈夫かと思ったら、立候補希望者は1000人を越えているという。
いよいよ2025年夏の参院選が楽しみになってきた。
私ははじめ、先回の衆院選で棄権した自民党支持者が、自民党が負け過ぎたと思って戻ってきて、衆参同時選挙をやれば、自公過半数回復もあるんじゃないかと思っていた。
だが、今までの推移をみると、財務省を擁護する者が完全に抵抗勢力のようにしか見えず(公明党すら国民民主の主張を支持し始めた)、かつての小泉政権のような大勝利(あくまで「ような」だが)を国民民主側が勝ち取る可能性が出て来たように思う。
今はまだ高齢者まで浸透してないかも知れないが、昨今は60代以上でもSNSをみてる方は多い。これから夏までには、じわじわ浸透していくのではないだろうか。
玉木氏も、若者だけでなく、高齢者にも良い政策だという面も強調していって欲しい。
公明党は自民党についていっても先細りがハッキリしてきていて、国民民主側に付く可能性も出て来た。公明党の援助でやっと当選している自民党議員は軒並み落選の危機となる。
これからの推移次第だが、先回の負けがまだマシに見えるくらいの自民党歴史的敗北の可能性も出てきたのではないだろうか。
このまま、あるいはこれ以上、国民民主の支持率が上がると、ヤッカミからか、今はなんだかんだイチャモンをつけている維新や立憲も、色んな思惑が渦巻いてくる。
国民民主に乗り換える維新、立憲議員も出てくるだろう。
音喜多氏に代表される東の維新は伸び悩みが顕著で、明らかに乗り換えた方が得策に思われる。
同じく都民ファースト系議員も政策的に国民民主と大きな齟齬はなさそうだ。国政を目指すなら国民民主からという事になるだろう。
政界大波乱、2025年は面白い年になりそうだ。
マ、政治の世界は一寸先は闇。何が起きるか分からないが、30年間の無策に終止符を打つ、希望の見える年になりますように。また、大きな災害、わざわいのない年になり、来年の流行語大賞がすんなり「103万の壁、178万へ」となるように…と願いながら、今年最後の投稿を終わります。
お付き合い下さり、ありがとうございました。
皆さま、良いお年を✌️