Power Appsで案件管理アプリをカスタマイズ、自分のアプリを作ろう
〜12月8日 20:00
案件管理、今どうされていますか?
ExcelやSharePointリストで案件データを管理しているけれど、「案件がすぐに見つからない」「案件を蓄積しているだけで活用できていない」と感じていませんか?
Power Appsで作成したこの案件管理アプリなら、そんな課題を解決!
・案件検索から更新がスムーズ
・顧客管理もできる
・業種に合わせてカスタマイズができる
・蓄積したデータを分析して、意思決定できる
案件といっても、業種によって案件管理の項目が違いますよね。私もいろいろな企業の案件管理に関わってきましたので、このアプリは、「カスタマイズ前提」で設計しています。
また、データソースはSharePointリストにしているので、Power BIやExcelのPower Pivotを活用すれば、案件データを可視化して進捗状況、受注率、顧客ごとの傾向を分析することで、業務の課題を発見し、改善の方向性を明確にすることが可能です。
さらに、将来の計画立案や営業戦略の精度を高めるための貴重なデータとして活用できます。
購入いただくとアプリをインポートでき、1時間のカスタマイズ動画を見られるので、Power Appsを始めたい方にもピッタリの内容です(PC用)。
目次です。
1.システム構成と全体のイメージ
カスタマイズすることを前提に作成したアプリなので、下記流れと顧客登録ができます。
・案件を作る→活動報告をする→見積書をアップロードする
・案件を検索する→案件を編集(活動報告をする)→見積書をアップロードする
2.アプリの紹介
3.リストの作成
リストは、正確に作成する必要があるので、下記ExcelとJSONファイルを用意しました。列は、内部名と表示名をコピペで作成するようにしてください。
案件、活動、顧客の3つのリストは、同じSharePointサイトに作成してください。
リストを作成する時は、内部名をつけてから表示名に変更してください。
※案件のリストのハイパーリンク列は、Graph Explorerで作成できないので、Excelファイルを見ながらコピペで3つのリンクを作成してください。
SharePointリストを使ったことがないという人も大丈夫です。SharePointリストの初級編の電子書籍もあります。ご一読いただけるとありがたいです。
4.ドキュメントライブラリの作成
見積書、契約書、請求書のファイルをアップロードするドキュメントライブラリを作成します。
ドキュメントライブラリもリストと同じように、スペースなしの英語で名前をつけてから後で日本語に変更します。
※3つのリスト(案件、活動、顧客)と同じサイトに作成してください。
ライブラリ名は、『案件ファイル保存』です。最初に英語で『ProjectFileStorageDoc』で作成してから日本語に変更してください。
その中に「見積書」「契約書」「請求書」のフォルダーを作成したら完成です。
手順です。
①SharePointサイトのトップにある「+新規」→「ドキュメントライブラリ」をクリックします。
②名前に『ProjectFileStorageDoc』と入力し、「作成」をクリックします。
③右上の「設定」→「ライブラリの設定」をクリックします。
④名前を『案件ファイル保存』に変更し、「保存」をクリックします。
作成したドキュメントライブラリにフォルダーを増やす場合は、アプリとフローを修正する必要があるので、カスタマイズの動画を視聴してください。
5.インポート手順
インポートの手順は、ダウンロードしたzipファイルを解凍して、「案件管理アプリ」のフォルダーのjsonファイルのサイトのアドレス、リストID、ライブラリIDを書き換えてzipファイルにします。
先にリストとライブラリを作成する必要があるので、案件、活動、顧客の3つのリスト、案件ファイル保存のライブラリを作成してください。
手順では、コードエディタを使っています。
Visual Studio Codeをダウンロードしてください。
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12月1日 20:00 〜 12月8日 20:00
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