全員承認(合議)ワークフローアプリ〜Power AppsとPower Automateで作れる(複数承認、合議、並列)〜
Power AppsとPower Automateで全員承認(合議)のワークフローアプリを作りました(PC用です)。
※作り方の手順ではありません。インポートしてお使いいただけます。
※自由にカスタマイズしてお使いいただけます(販売は禁止)。
※現在の価格には、購入後2週間以内に1回質問できる質問券が付いています(カスタマイズに関するご相談にご利用ください)。
なぜ、Power AppsかというとPower Automateの承認コネクタでも、全員承認(合議)のワークフローは作れるのですが、承認者の1人が拒否しても全員が応答するまでフローが待機してしまうことです。これにより、申請者は拒否になったことがすぐわからず、再申請までタイムロスが発生します。
より効率的な運用ができるようにPower Appsを使用しました。
このアプリの他にもPower Appsのアプリを公開しているので参考にしてください。
2.紹介動画にYouTubeがあります。
目次です。
5から有料になります。
1.システム構成と全体のイメージ
申請から承認までの流れです。
申請、再申請をする時は、申請フローが実行されます。
承認者が応答すると、更新フローが実行されます(取下も更新フロー)。
シンプルに作ってありますが、メニュー、申請フォーム、申請一覧(検索)の3スクリーンとフロー(申請、更新)で構成されたアプリです。
2.紹介動画
動画でアプリの使い方を確認できます。
このアプリを使いたいと思ったら、購入いただけるとありがたいです。
3.アプリの特徴
▼承認者全員の承認状況を確認できる
全員承認は、すべての承認者のコメントを確認することができます。
▼差戻、再申請ができる
差戻の場合は、再申請できます。拒否の場合は、再申請できない仕様にしています(拒否された申請も残すという仕様)。
▼取下、再申請ができる
承認者が全員応答していない、拒否、差戻が無い申請は取下ができます。取下げたことを通知する機能もあります。
印鑑の画像でステータス(応答)が一目瞭然です。
▼FAQ(仕様について)
Q1.どんな時に取下げできますか?
A1.承認者全員が応答していない(承認していない)、拒否、差戻がない申請を取下できます。
Q2.再申請はどんな時にできますか?
A2.差戻、取下の時に再申請できます。拒否の時は、記録を残すために再申請できない仕様にしてあります。
Q3.申請者が承認者という時は、どうなりますか?
A3.承認ルートに申請者(自分)がいる場合は、承認ルートから除外するようにしてあります。また、承認者追加も自分を選ぶことができますが、除外するようにしてあります。
4.リストの作成
アプリは、Power Appsからエクスポートした「エクスポートパッケージ」のサイトのURL、リストIDを置き換えてあげればインポートできます。
ただし、正確にリストを作成していただく必要があります。
下記表を見ながらリストを作成すると間違うことがあるので、ExcelファイルとJSONファイルを用意しました。
※SharePointサイトの編集権限があればリストを作成することができますが、リストの権限を作成したりするのでフルコントロール(所有者)である必要があります。
リストを作成する時は、内部名をつけてから表示名に変更してください。
そのまま英語の表示名もありますが、日本語に変更しないようにしてください。アプリをインポートした時にエラーになります。
Graph Explorerを使える方は、JSONファイルでリストを作成してください。
権限でSites.Manage.Allを付与すればリストを作成できます。
SharePointリストを使ったことがないという人も大丈夫です。SharePointリストの初級編の電子書籍もあります。ご一読いただけるとありがたいです。
リストができたら承認ルートのリストのルート設定をしてください。
※申請者が承認者の場合は、承認要求されないように作ってあります。
アプリで申請タイプを選ぶと承認ルートリストのアイテムを取得して、アプリの右側に承認ルートが表示されます。
下記から有料になります。noteに登録したユーザーでないと、質問時に購入した人か判断ができないのでnoteへの登録もお願いします。質問1回券については、8.終わりにを参照してください。
ここから先は
¥ 2,980
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?