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Power Appsで備品管理!カレンダー予約とQRコードスキャン対応

カレンダーでの予約からQRコードを使ったスムーズな貸出・返却まで、Power Appsで簡単管理が可能です。
このnoteを購入いただくとアプリをインポートできます。

Amazon Payで購入すると、ギフト券があたるキャンペーン中らしいです。


備品管理アプリの特徴

  • バーコードスキャン:スマホアプリで貸出・返却が簡単に。

  • 重複防止:他の予定に重複しない。

  • 自己完結型:予約・貸出・返却を自分で管理、シンプル操作。

  • カレンダー表示:予約・貸出・返却の状況をひと目で確認。

  • 貸出可能備品の表示:借りたい期間を設定すると使用可能な備品が分かる。

  • 直感的なUI:Outlook予定表やSharePointリストに似たカレンダー表示で使いやすい。

▼こんな方にオススメです。
・貸した備品が誰に渡ったか分からなくなったことがある。
・予約が重複してトラブルになったことがある。
・手作業で備品管理に時間を取られている。
・自分で予約・貸出・返却を完結させたい。
・これからPower Appsを使いたい。

前提条件
・Microsoft 365のライセンスが必要です。
・Power AppsおよびPower Automateの環境が設定されていること。
・SharePointサイトの編集権限があること(所有者以上を推奨)。
・Power Automateで必要なフローを作成するための権限があること。
・Power AppsやPower Automateを実践的に学びたい方。
※Power Apps、Power Automateは、一番安いBusiness Basicから使うことができます。

備品管理アプリの要件

  1. 予約機能

    • カレンダーで備品の予約ができる。

    • 予約は1日単位で管理し、時間指定は不要。

    • 予約重複の防止機能を搭載。

    • 貸出期間を指定して予約可能な備品を表示。

  2. 貸出・返却管理

    • 備品の貸出返却時にバーコード(QRコード)をスキャンして処理。

    • 貸出・返却状況がリアルタイムでカレンダーに表示。

  3. ユーザー管理

    • 誰が何を借りているか記録。

    • 自分が予約・貸出・返却をすべて完結できるシンプルな操作性。

  4. カレンダー表示

    • 備品の予約、貸出、返却状況をカレンダーで確認可能。

    • 予約の編集、貸出の延長が可能。

  5. 通知機能(オプション)

    • 返却予定日にリマインダーを送信。※フローあり

    • 予約確定時や変更時に通知を送信。※説明あり

  6. 対応デバイス(アプリは2つです)。

    • 備品貸出スキャン:スマホ用アプリ(iOS/Android対応)。

    • 備品貸出アプリ:PCブラウザでの操作に対応。

  7. データ管理

    • SharePointリストをデータベースとして使用。

    • 履歴データを保存して過去の貸出状況を確認可能。

  8. 拡張性

    • カスタマイズ可能で業務に合わせた拡張が可能。


目次です。



1.システム構成と全体のイメージ


アプリは、備品管理アプリ(PC)備品貸出スキャン(スマホ)の2つあります。

返却時もスキャンします

2.アプリの紹介



開発時間の目安
 アプリ全体の構築時間:60時間
  ・UI設計:40時間
  ・データ連携(Power Automate):10時間
  ・テストと修正:10時間

このアプリをインポートすることで、これらの作業がわずか1時間で完了します(作業時間はご利用環境やスキルレベルにより異なります)。

アプリの購入については、下記をご覧ください。


3.リストとライブラリの作成


アプリをインポートするには、リストとライブラリを作成して、ダウンロードしたファイルのIDなどを置き換える必要があります。

リストとライブラリは、正確に作成する必要があるので、下記ExcelとJSONファイルを用意しました。列は、内部名と表示名をコピペで作成するようにしてください(ライブラリはJSON無し)。

備品貸出一覧、貸出データのリスト、備品画像のドキュメントライブラリは、同じSharePointサイトに作成してください。
※下記ファイルには、備品貸出一覧のダミーデータあり、備品画像は、5.補足説明を参考にしてください。

列を追加する時は、内部名をつけてから表示名に変更してください。備品画像は、ドキュメントライブラリです。

Graph Explorerを使える方は、貸出データと備品貸出一覧のJSONも用意しました。1、2分で2つのリスト作成できます。

SharePointリストを使ったことがないという人も大丈夫です。SharePointリストの初級編の電子書籍もあります。ご一読いただけるとありがたいです。


4.インポート手順


インポートの手順は、ダウンロードしたzipファイルを解凍して、「備品管理アプリ」のフォルダーのjsonファイルのサイトのアドレス、リストID、ライブラリIDを書き換えてzipファイルにします(動画を見ながらインポートしてください)。

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